プラスチック製ボトルを使いまわしてはいけない理由

プラスチック製のボトルは、その材料によっては、ボトルに記載された有効期限後にボトルを使うと体に害を及ぼすものもあります。
プラスチック製ボトルを使いまわしてはいけない理由
Nelton Abdon Ramos Rojas

によってレビューと承認されています。 医者 Nelton Abdon Ramos Rojas.

によって書かれた 編集チーム

最後の更新: 17 12月, 2022

環境保護のためプラスチック製ボトルを「リサイクル」する取り組みは非常に大切です。

しかし、使用済みのペットボトルを水筒などとして何回も使い回すのは非常に危険です。

本記事ではプラスチック製ボトルを使いまわしてはいけない理由についてご紹介します。

米国国立環境健康科学研究所(NIEHS)が発表した研究結果によると、『ペットボトルを何度も使いまわすと、発がん物質などの成分が、安全な値を超えて飲み物に溶け出すだけでなく雑菌などが繁殖して非常に危険である』ことが明らかになっています。

危険な化学物質が溶け出すプラスチック製ボトル

ペットボトル

プラスチック製ボトルの中には、危険な化学物質がボトル内に溶け出す成分を含むものがあります。そのため、ボトルの表示にあるシンボルマークをしっかりと確認することが大切です。

三角の中に数字が書かれているマークがプラスチックの成分を識別するマークです。

「1(PET)」と書かれているのはポリエチレンテレフタレート(PET)を材質としており、一度きりの使用ならば安全です。ただし高温の場所や炎天下に置くと、有害な化学成分が水の中に溶け出すので注意が必要です。

「3(PVC)」または「7(PC)」と表示されている場合は、食べ物や飲み物に有害物質が溶け出しますので注意が必要です。PVCはポリ塩化ビニル(通称:塩ビ)そしてPCはポリカーボネートです。これらのボトルは危険な疾患の原因となることがあります。

何回も使用することができるプラスチックはポリエチレン製のボトルです。ポリエチレン製は「2(高密度)」または「4(低密度)」と数字で記載され、「5」はポリプロピレン(PP)です。冷たい水を入れるのに使用して、正しい方法で殺菌すれば比較的安全な材質です。

 

こちらもお読みください『プラスチックの危険性

 

バクテリアに要注意

プラスチックの容器

プラスチック製ボトルは、雑菌やバイ菌のすみかになりやすいために注意が必要です。一度使用したプラスチック製ボトルから検出される雑菌やバクテリアの数値は安全なレベルを超えている場合がほとんどです。

汚い手でボトルを触ったり、唾液がボトルに触れた後、それを室温で保管するというのはバクテリアが繁殖するのに最高の状態を作り出していることになります。

プラスチック製ボトルの洗浄には細心の注意が必要です。正しい方法で洗浄されていることはほとんどありません。また、プラスチック製のボトルに使用によりA型肝炎ウイルス(HAV)に感染する危険もあります。

様々なバクテリアのすみかとなるリスクの高いプラスチック製ボトルの洗浄には細心の注意を払い、通常のペットボトルなどは繰り返して使用しないように心がけましょう。

またペットボトルの飲み口には菌がたまりやすいため、ストローを使うのがオススメです。

こちらもお読みください『人体に害を及ぼす危険な細菌9種

 

プラスチック製ボトルの保管方法

プラスチックのボトル

プラスチックのボトルを高温の場所に保管してはいけません。

高温時には、私たちの体にとって有害な化学成分がプラスチックから溶け出します。そのため、車庫や炎天下などにペットボトルやプラスチック製ボトルに入った飲料を保管するのは非常に危険です。

 

アンチモンの生成

ペットボトルの水を飲む女性

アンチモンとは、ペットボトルの水を製造する過程で使われる有害成分で、水がペットボトルの中に入っている期間が長くなれば長くなるほど、水の中に溶け出すアンチモンの濃度は上昇します。

アンチモンは吐き気、嘔吐、そして下痢などを引き起こします。

ペットボトルの水は購入して開封したらすぐに飲みきり、長期間にわたって保存するのはやめてください。

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ペットボトルを再利用してはいけません。危険な化学物質を放出する恐れがあるからです。ボトルの下にあるマークに注意しましょう。ペットボトルやプラスチック製のボトルから水を飲むことで起こりうるリスクを避けるには、ガラス製のボトルを使うのが一番です。



  • “Qué significan los símbolos de reciclaje en los embases de plástico”, artículo en web ue2002
  • Comisión Europea, Comunicado de Prensa, “Plásticos de un solo uso: nuevas normas de la UE para reducir la basura marina”, 28 de mayo de 2018
  • “Envases de plástico” en web consumadrid
    • Jennifer A Honeycutt et al. “Effects of Water Bottle Materials and Filtration on Bisphenol A Content in Laboratory Animal Drinking Water”, J Am Assoc Lab Anim Sci. 2017 May; 56(3): 269–272.
    • Westerhoff P et al. “Antimony leaching from polyethylene terephthalate (PET) plastic used for bottled drinking water”, Water Res. 2008 Feb;42(3):551-6. Epub 2007 Aug 6.

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