プラスチック製ボトルを使いまわしてはいけない理由

プラスチック製のボトルはその材料によっては、ボトルに記載された有効期限後にボトルを使うと体に害を及ぼすものもあります。

環境保護のためプラスチックボトルを「リサイクル」として処理する取り組みは非常に大切です。

しかし、使用済みのペットボトルを水筒などとして何回も使い回すのは非常に危険です。

本記事ではプラスチックボトルを使いまわしてはいけない理由についてご紹介します。

米国国立環境健康科学研究所(NIEHS)が発表した研究結果によると、『ペットボトルを何度も使いまわすと、発がん物質などの成分が、安全な値を超えて飲み物に溶け出すだけでなく雑菌などが繁殖して非常に危険である』ことが明らかになっています。

危険な化学物質が溶け出すプラスチック製ボトル

プラスチック製のボトルの中には、危険な化学物質がボトル内に溶け出す成分を含むものがあります。そのため、ボトルの表示にあるシンボルマークをしっかりと確認することが大切です。

三角の中に数字が書かれているマークがプラスチックの成分を識別するマークです。

「1(PET)」と書かれているのはポリエチレンテレフタレート(PET)を材質としており、一度きりの使用ならば安全です。ただし高温の場所や炎天下に置くと、有害な化学成分が水の中に溶け出すので注意が必要です。

「3(PVC)」または「7(PC)」と表示されている場合は、食べ物や飲み物に有害物質が溶け出しますので注意が必要です。PVCはポリ塩化ビニル(通称:塩ビ)そしてPCはポリカーボネートです。これらのボトルは危険な疾患の原因となることがあります。

何回も使用することができるプラスチックはポリエチレン製のボトルです。ポリエチレン製は「2(高密度)」または「4(低密度)」と数字で記載され、「5」はポリプロピレン(PP)です。冷たい水を入れるのに使用して、正しい方法で殺菌すれば比較的安全な材質です。

 

バクテリアに要注意

プラスチック製のボトルは、雑菌やバイ菌のすみかになりやすいために注意が必要です。プラスチック製ボトルから検出される雑菌やバクテリアの数値は安全なレベルを超えている場合がほとんどです。

汚い手でボトルを触ったり、唾液がボトルに触れた後、それを室温で保管するというのはバクテリアが繁殖するのに最高の状態を作り出していることになります。

プラスチック製ボトルの洗浄には細心の注意が必要ですが、正しい方法で洗浄されていることはほとんどありません。また、プラスチック製のボトルに使用によりA型肝炎ウイルス(HAV)に感染する危険もあります。

多くのバクテリアのすみかとなるリスクの高いプラスチック製ボトルの洗浄には細心の注意を払い、通常のペットボトルなどは繰り返して使用しないように心がけましょう。

またペットボトルの飲み口には菌がたまりやすいため、ストローを使うのがオススメです。

プラスチック製ボトルの保管方法

ボトルを高温の場所に保管してはいけません。

高温時には、私たちの体にとって有害な化学成分がプラスチックから溶け出します。そのため、車庫や炎天下などにペットボトルやプラスチック製ボトルに入った飲料を保管するのは非常に危険です。

 

アンチモンの生成

アンチモンとは、ペットボトルの水を製造する過程で使われる有害成分で、水がペットボトルの中に入っている期間が長くなれば長くなるほど、水の中に溶け出すアンチモンの濃度は上昇します。

アンチモンは吐き気、嘔吐、そして下痢などを引き起こします。

ペットボトルの水は購入して開封したらすぐに飲みきり、長期間にわたって保存するのはやめてください。

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