人体に害を及ぼす危険な細菌9種

· 1月 8, 2018
全ての細菌が死につながるわけではありませんが、中にはそういった危険な細菌も存在します。また早期に発見し適切な治療を受けなければ、様々な病気を誘発する事もあります。

今年初め、世界保健機関(WHO)が「人体に最も害を及ぼす細菌」のリストを発表しました。

これを見ると人間の命を最も多く奪っている細菌などが分かります。

どの細菌で、どういった症状が現れ、どの病気と繋がっているのかを知ることで、家族や自分自身の健康を守ることが出来ます。ほとんどの細菌が病気を引き起こす要因となっており、適切な治療をしなければ命を落とす危険すらあります。

また、リストに載っている細菌が持つ脅威に打ち勝つための新しい抗生物質を、研究によって開発される必要があります。

 

危険な細菌

1.アネシトバクター・バウマンニー

これは現在存在が確認されているものの中で最も耐性の強い細菌かも知れません。

この細菌は、薬の働きを阻害する抗体を体内に作り上げ、毎年何千人もの命を奪っています。

・酷い尿路感染症を伴う肺炎がきっかけとなって感染。

・この細菌に対抗する薬の開発が急がれています。

 

2.シュードモナス・アエルギノサ

バクテリア 盾

病原体は様々な形で攻撃してきます。その為、原因を特定するのが難しい時があるのです。

・この危険な細菌は、エイズや線維性嚢胞を持つ患者と関係性があります。

・また、単純な皮膚炎や汚染された水を飲むことで感染したりします。

特に、エイズ患者の体内では危険なまでに繁殖します。

同時に肺の合併症や、その他のウイルスが体内に入り込んでいる人に強い感染症を引き起こす傾向があります。

 

3.腸内細菌科

これは微生物の科に属する細菌で、消化器系や排泄系に影響を与えます。

直腸、胃、腸は最もこの病原体からのダメージを受ける部分です。

・この科の危険な細菌は、乳児胃腸炎、サルモネラ、腸チフス、赤痢の原因となっています。

・ペストが大流行した時代、多くの人命を奪いました。

・この種の細菌の多くは、ペニシリンに強い耐性を示します。

 

4.エンテロコッカス・フェシウム

内臓 腸

この細菌は腸内に存在していますが、危険な成分へと変化することがあります。

エンテロコッカス・フェシウムは、新生児髄膜炎の原因となります。頭痛や首のこわばり、熱、光恐怖症、明るい光の下で起こる痛みなどを引き起こす感染症です。

・現在薬の開発における優先度が最も高い細菌です。

・抗生物質に対する耐性があります。

ウイルスを介して発症します。

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5.スタフィロコッカス・アウレウス(黄色ブドウ球菌)

これは体内のあらゆる臓器に感染症や病気を引き起こす細菌です。

黄色ブドウ球菌は特に、皮膚や呼吸器、消化器に悪影響を及ぼします。

以下のような症状がその例です。

・結膜炎

蜂巣炎

・肺血症

・髄膜炎

・肺炎

この感染症は、院内感染が主です。

 

6.ヘリコバクター・ピロリ

ヘリコバクター・ピロリ

これは胃のみを攻撃する細菌です。胃粘液や鼓腸が主な症状です。

また、以下のような症状を引き起こすこともあります。

胃炎

・肺血症性潰瘍

・結腸の炎症

・リンパ腫

この細菌が体に入り込んでも何の症状も現れず、一生気付かないまま過ごす人もいます。唾液、便、歯垢などから感染します。

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7.カンピロバクター

これは食中毒の原因となる主な細菌です。

以下が主な症状です。

・嘔吐

・熱

・下痢

腹痛

また、関節炎やギランバレー病を引き起こすこともあります。

従来の抗生物質で完治することが出来ますが、最も一般的で最も危険な細菌の1つであることを忘れてはいけません。

汚染された食べ物や飲み物の摂取、ウイルス、感染している動物との接触から、体内に入りこみます。

 

8.サルモネラ菌

牛乳

サルモネラ菌は、腸内細菌科の1つです。

・潜伏期間は1週間から1か月です。

・症状は熱、嘔吐、下痢、胃の不快感などです。

潜伏期間後症状が現れると、悪いケースでは2か月ほど症状が治まらない時もあります。

バターや牛乳、チョコレートの中で長期間生息することが出来る細菌です。

 

9.ナイセリア・ゴノレエ

これは性的な接触から感染します。

・淋病の原因となる細菌です。

・早期に発見すれば、アンピシリンやペニシリンのような従来の抗生物質で対処することが出来ます。