生姜・にんにく・蜂蜜を使った自然療法

この自然療法は、さまざまな症状の治療と予防に効果があります。使用する前に、少なくとも5日間寝かせておくのを忘れないでください。
生姜・にんにく・蜂蜜を使った自然療法
Nelton Abdon Ramos Rojas

によってレビューと承認されています。 医者 Nelton Abdon Ramos Rojas.

によって書かれた Daniela Echeverri Castro

最後の更新: 06 12月, 2022

自然療法は、さまざまな症状や健康上の問題の治療法として広く行われています。

処方薬と同等の効果を発揮するものもありますが、ほとんどの場合は副作用がありません。

自然の植物の薬効は、何世紀にも渡って、病気の予防や治療、健康改善のために利用されてきました。

このような伝統的な自然療法は、世界中で実践されているだけでなく、科学的な研究を通して効能が実証されているものもあります

この記事では、生姜・にんにく・蜂蜜、3種類の自然の材料を組み合わせることによって、さまざまな症状の予防・治療に役立つ、効果的な自然療法をご紹介します。

生姜・にんにく・蜂蜜の自然療法について

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この自然療法の効果は、生姜・にんにく・蜂蜜の薬効を、りんご酢などのその他の材料と組み合わせることによるものです。

3つの材料全てに、抗炎症作用と抗酸化作用があり、次のような症状の予防と治療に役立ちます:

  • 関節炎
  • ぜんそく
  • 高血圧
  • 高コレステロール
  • 消化不良とガス
  • 頭痛
  • 循環器疾患
  • ニキビなどの肌の症状
  • 歯痛
  • 肥満
  • 胃潰瘍

また、これら3つの材料をブレンドしたものは栄養価が非常に高いため、長期的な健康改善や、深刻な病気につながり得る日々の不調の予防にも効果があると考えられます。

こちらの記事もご参考に:生姜の薬用効果

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自然療法の医学ジャーナルにおいて、ハン・レン・ツァオ博士は、絶食期間の患者にこれら3つの材料を組み合わせたものを摂取させたところ、一週間以内に高血圧が大きく改善され、コレステロール値が大幅に下がったことを報告しています

イタリアの栄養学者エミリオ・ステファンは、彼の研究の中で、にんにく、蜂蜜、そしてりんご酢は、魔法のような素晴らしい効果がある天然の食材であることは疑いないと述べています。

この記事のレシピで使われるそれぞれの材料について、さまざまな症状(例えば関節炎による関節痛など)にどのような効能をもたらすかという研究が行われています

これらの研究は、それぞれの材料に、炎症(さまざまな病気・慢性的な症状で最も大きな問題の一つとなる)を和らげる作用があることを実証しています。

作り方

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この自然療法は、全ての材料を地域の食料品店やハーブのお店などで買うことができますし、手順も難しくありません。

材料

  • レモンの果汁 1/2カップ(125ml)
  • 生姜の搾り汁 1/2カップ(125ml)
  • にんにく 25片(25個ではありません)
  • りんご酢 1カップ(250ml)
  • 純粋はちみつ 1カップ(340g)

作り方

  • ボウルにレモンの果汁と生姜の絞り汁を入れて混ぜます
  • にんにくを砕いたものを、前述のボウルの中身と一緒にミキサーに入れます。
  • ミキサーでよく混ぜてください
  • りんご酢1カップと蜂蜜1カップを加え、さらに混ぜます。
  • これをガラスの瓶などに入れ、冷蔵庫で、最低でも5日間寝かせてから使用してください。

用法

  • 病気予防のために飲むことができます。テーブルスプーン2杯の量を、コップ1杯の水かお湯で薄めて飲むことが推奨されます
  • 飲む回数は一日2回までにし、2回目は、夕食の1時間後に飲みましょう。

効果が期待できる8つの症状

  • ニキビ・吹き出物:綿球に少量を取り、気になる部分につけてください。
  • 関節炎:一杯目を朝に、二杯目を夜に飲みましょう。
  • ぜんそく:朝食の前に、ティースプーン1杯の量を薄めずに飲んでください。
  • がん(予防):予防法として、にんにくの量を2倍にしてこの飲み物を作り、2ティースプーンの量を一日3回摂りましょう。
  • 高血圧:レシピを以下のようにアレンジしてください。
    • 水 1カップ(250ml)
    • にんにく 18片
    • りんご酢 2テーブルスプーン(15ml)
    • 蜂蜜 3テーブルスプーン(75g)
    • これらを混ぜ、弱火で30分煮込んでください。冷ましたものを、一日に3テーブルスプーン摂りましょう。
  • 高コレステロール:1テーブルスプーンの量をコップ1杯の水に溶かし、食事の前、一日3回飲みましょう。
  • 心臓病:高血圧の場合と同じレシピで作り、1/2カップの量を一日3回飲んでください。
  • 消化不良またはガス:2テーブルスプーンの量を1カップの水に溶かし、普段飲むコーヒーやお茶と同じ温度まで温めてください。これを、消化不良のサインに気付いたときに飲みましょう。

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