知っているようで知らない/リンゴのすばらしい効能とは?
リンゴは世界中で最も広く愛されているフルーツの1つ。
1年をとおして手に入るだけでなく、用途が幅広く豊富な栄養を含んでいるからです。
抗酸化物質と食物繊維が豊富なリンゴは、消化を助け、体内の毒素を排出する手助けをしてくれます。
その中でも素晴らしいのがリンゴがもつダイエット効果。
リンゴは満腹感を与え、甘い物を食べたいという願望を抑えるのに大いに役立ちます。
今回は知っているようで知らない、リンゴのすばらしい効能についてお話します。
続けてお読みください!
1. 心臓の健康を改善する
1日に1サービングのリンゴを食べるだけで、かなりの量のファイトケミカルと呼ばれる植物栄養素を摂ることができます。
この天然の栄養素には抗酸化作用があり、フリーラジカルがもたらすダメージから身体を守る働きがあります。
このため、リンゴは細胞の健康を守り、心臓病やガンにかかるリスクを下げる手助けをすると考えられています。
また、リンゴは体内に水溶性食物繊維を提供し、血液中の悪玉コレステロール( LDL )値を下げ、動脈壁に脂肪性沈着物が蓄積されるのを予防するのに役立つと言われています。
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2. 利尿作用がある
リンゴにたっぷり含まれているカリウムは、利尿作用のある必須ミネラルです。
このためリンゴを食べると、身体に溜まった体液を排出し、お腹の張りを解消するのに役立ちます。
炎症性疾患や高血圧症の方に特におすすめです。
3. 歯の健康を守る
リンゴを毎日食べると、歯の健康にすばらしい効果があります。
リンゴを噛むと唾液が増えますから、虫歯につながる細菌の成長を抑えるのに役立ちます。
リンゴを食べれば歯磨きをしなくてもいいというわけではありませんが、歯ブラシが手もとにないときは大いに役立ちます。
覚えておきましょう!
4. アルツハイマー病にかかるリスクを下げる
リンゴには抗酸化物質がぎっしりつまっているため、アルツハイマー病などの認知障害にかかるリスクを下げる作用があると言われています。
また、抗酸化物質にはフリーラジカルが細胞を損傷するのを防ぐ力がありますから、早すぎる脳の老化を防ぐのにも役立ちます。
5. ダイエットを助ける
リンゴを毎日食べている人は、リンゴにはかなりの減量効果があるということにすでに気づいているかもしれませんね。
「脂肪を燃焼する」ミラクルフードではありませんが、栄養士さんたちはリンゴが減量に大いに役立つと考えています。
毎日リンゴを食べることで食欲を抑え、1日のカロリー摂取量をコントロールする効果が期待できます。
また、リンゴは大腸内の善玉菌に栄養を与え、代謝速度を高める手助けをしてくれます。
6. 肝臓のデトックスを助ける
肝臓の問題は、不健康な食習慣や環境由来の毒素に常にさらされているせいで起こります。
肝臓には自浄作用がありますが、過負荷になって毒素が溜まりすぎてしまったら、正常に機能することがむずかしくなります。
幸いなことに、天然のリンゴジュースをコップ1杯飲むことで、肝臓の解毒過程がスムーズに働くよう「支援」することができるんです。
7. 免疫システムを強化する
リンゴに含まれているビタミンや必須ミネラルは、あなたの免疫システムの親友です。
1日に1個のリンゴを食べることで、以下の病気にかかるリスクを下げる可能性が高まります:
- 呼吸器系の病気
- 感染症
- その他、ウイルス・細菌・真菌の増殖に関連した病気
8. ヘルシーで若々しいお肌を守る
どの品種のリンゴにも、お肌を美しくする抗酸化物質・ビタミン・ミネラルが含まれています。
食べるだけでなく、パック剤としてお肌につけても、早期老化の主な原因である、細胞の酸化によるダメージを抑えるのに役立ちます。
リンゴに含まれているミネラルは、お肌の浄化と若返りのカギである、血液の酸素化(酸素が血液に取り込まれること)をうながします。
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9. 消化を助ける
リンゴとリンゴの皮には、消化を助ける働きがある、ペクチンと呼ばれる食物繊維が含まれています。
ペクチンは腸内の粘液に栄養を与え、胃の中のpHバランスを正常に保つ手助けをしてくれますから、さまざまな病気にかかるリスクを下げるのに効果的だと考えられています。
また、リンゴにはある種のガンから身体を守り、便秘などの慢性症状を緩和する作用もあります。
以上のように、リンゴには美容と健康を守ってくれる、たくさんのすぐれた効能があるんです。
さっそく今日から積極的にリンゴを毎日の食生活に取り入れましょう!
冒頭の画像は wikiHow.com 様のご厚意で使用させていただいています。
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