シンプルな方法で二の腕痩せに挑戦!
二の腕が太すぎる、たるんでいる、という悩みは、非常によくあるものです。この気になる状態を解消するおススメのエクササイズがあります。
体内の脂肪というのは、局所的ではなく身体全体から減るものなので、二の腕の脂肪を燃やしたい場合も、身体全体の脂肪を減らさなければいけません。
最も重要なのは…引き締めること
エクササイズは、身体を引き締めるために役立ちます。身体を強くしながら脂肪を筋肉に代えるのです。身体を引き締めるというのは、筋肉をたくさんつけるということではありません。安静時の筋肉が普通と異なるベースを持つという状態です。
身体が引き締まっていると、筋肉は継続的・受動的に一部が緊張状態になります。これを達成できれば、体内の脂肪が減り、その結果ボリュームが減るでしょう。
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脂肪を減らす…少しずつ
理想的なのは、脂肪をゆっくりと減らしていくことです。脂肪が急激に落ちると、腕がたるんでしまいます。なぜなら落ちた重量のほとんどが水分と筋肉だからです。
脂肪を減らす、または燃やすというのは、根気よく続けるということを意味します。二の腕痩せというのは、持続的に身体のバランスを保つことになるというメリットがあります。
適切な食生活
脂肪を落とすためには、適切な食生活を送ることが欠かせません。そして、その食生活を身体を引き締めるためのエクササイズの習慣で補完しましょう。この場合の食生活は、空腹で辛くなったりしない身体に優しいもので、厳しいダイエットをしているという意識を持たないことが大切です。
二の腕痩せに特化したエクササイズとは別に、身体全体のエクササイズも取り入れるのがおすすめです。身体全体を引き締めることにより、筋肉量が多少増え、代謝アップにつながります。
筋肉は、脂肪とは違って維持するためにエネルギーが必要です。脂肪はまさにエネルギーの保存のために蓄積するのです。
二の腕を細くするためのエクササイズは、心血管運動と共に行うようにしましょう。このタイプの運動は、より効果的にカロリーを消費でき、健康にも多くの良い影響があります。
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エクササイズの時間は?
エクササイズの効果が現れ、最適な形でカロリーを消費するためには、少なくとも20分間続けなければなりません。20分を過ぎた時点から身体は脂肪を燃やし始め、腕が細くなる直接の効果があるでしょう。
腕を細くするエクササイズ
上腕二頭筋(二の腕の内側)
軽いダンベルを使って、どこででもできるエクササイズがあります。家ではもちろん、職場でも環境が許せば、エクササイズの習慣を取り入れてみましょう。ダンベルがなくてもご心配なく。500mlのペットボトル2本があればOKです。
肘をしめてダンベル(または満タンのペットボトル)を肩の高さまで持ち上げます。15回を1セットとして数秒の休憩を入れ、10セットから始めましょう。
肩と腕全体
まず腕を床と並行になるように伸ばします。完全に伸ばしたら、その腕を回します。この時、お腹を引き締めながらすることが重要です。一方向に1分間、その後反対方向に1分間回します。
短い休憩を入れながら行いましょう。疲れるほどのエクササイズが目的ではなく、身体を新しい習慣に少しずつ慣らしていきます。
上腕三頭筋(二の腕の外側)
二の腕の外側の筋肉を少し鍛えるためには、単に腕を上げるというエクササイズがおすすめです。肘は頭より上に上がるようにします。そして2本の腕で1.5リットルのペットボトルを支えましょう。ボトルを持ったまま腕を後ろ側に曲げます。15回行ったら少し休みます。
これらのエクササイズは、継続的に行うことがカギです。根気強く続けることがとても大切で、結果は少しずつ現れるでしょう。
腕を細くすることは、嫌でも身体全体を動かすことになるので健康に良いのです。単に腕が痩せるだけでなく、体調の改善が感じられるでしょう。
1回の食事量を減らす、サラダを食事に取り入れる、歩く習慣をつける、軽いエクササイズをするというのが基本です。これらの活動は、腕を軽い緊張状態に保つ活動と並行して行いますしょう。
エクササイズで無理をし過ぎたり、厳しいダイエットに挑戦するのは賢明ではありません。身体に負荷をかけすぎれば、ケガをしかねませんし、辛いダイエットではやる気も失せるかもしれません。何事もほどほどのところがちょうどいいのです。
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