身長を伸ばすのに役立つ7つの運動
多くの人にとって、 身長 は容姿を左右する重要なものの一つ。だからこそ、遺伝的なものが大きいと分かっていても、エクササイズで身長を伸ばそうとする人はたくさんいます。
身長 を決める2つの要素と言えば、子供の時の栄養状態と運動と言われておりますが、筋肉と骨を強くする運動を取り入れれば、姿勢が良くなり、大人になってからでも身長を少しだけ伸ばせる可能性があります。
身長を伸ばしたい、という願望がある人は思っている以上に多いと思います。ここではそんな人のために、正しいやり方で行えば身長を伸ばすのに役立つ7つの運動をご紹介します。是非試してみてください。
1.水泳
水泳は筋肉をリラックスして体を伸ばしてくれるのに加えて、体の様々な筋肉を同時にストレッチできる運動でもあります。ですので、定期的に水泳をしていると身長を伸ばしてくれるのと同時に、腕、お腹、脚も引き締めてくれるので理想の体に近づける一石二鳥の方法とも言えます。
ただし、身長を伸ばすという意味では、15分休憩を挟みながら少なくとも毎日2時間のトレーニングは必要となるのでご注意を。
2.ぶら下がり運動
ぶら下がり運動とは、鉄棒などに腕を伸ばしてぶら下がり、筋肉、骨、腱、関節などすべてを最大限にストレッチするというものです。 またぶら下がった状態で足を持ち上げて、L字のようになるエクササイズも取り入れると、さらなる効果が期待できます。
時に、ぶら下がり運動が身長を伸ばすのに役立つというのは、体を縦に伸ばすからではありません。確かに、ぬかたクリニック院長の額田氏によるとこのぶら下がり運動によって骨の軟部組織が膨張して一時的に身長が1,2cm伸びることはあるそうですが、これはあくまでも一時的なものなのです。
このエクササイズの鍵はあくまでも、筋肉や腱などのストレッチおよび強化です。今まで猫背だった姿勢が、ストレッチによって改善されてくるとそれに伴って身長も高くなるかもしれません。
この運動は、満足するまで一日に好きなだけ繰り返しても大丈夫ですが、末端の骨がずれてしまう可能性もあるので、無理して体に負担がかかりすぎないように注意しましょう。
3.体前屈
体育の授業やトレーニング前の準備運動などでよくやりましたよね。腰から上半身を前に倒して、膝は伸ばしたまま、足のつま先に触るまで腕を伸ばすというシンプルなものです。
つま先に触るのが難しい場合は、出来るところまでで良いのでストレッチしましょう。毎日続けていると少しずつ体も柔軟になってきます。
身長を伸ばすためにこのストレッチをする場合は、曲げた状態をじっくり数秒間キープするようにしましょう。そして、それを毎日何度か繰り返す癖をつけておくのがコツです。
4.コブラのポーズ
ヨガではお馴染みのこのポーズ、実は背骨を中心に体のあちこちをストレッチできる方法なのです。
正しいやり方で練習すればするほど、背中をさらに広げて結果的に背が伸びることにも繋がります。
やり方は、まずうつ伏せに寝て、両手をちょうど肩につくあたりにつけます。あとはここから上体をそらせながら顎を上げて、背中でアーチを描くようにするだけです。
5.おしり上げ運動
この運動は脚、おしり、腹筋などを鍛えるのにとても効果的です。いつものトレーニングに取り入れている人も多いのではないでしょうか?
これは背骨や腰にも働くため、特に身長を伸ばすのに良いと考えられています。
やり方も簡単です。仰向けに寝たら膝を軽く曲げて、両手は体の横に。ここからおしりをできるところまで持ち上げて、その状態を20秒から30秒キープしてください。
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6.バレーボールをする
バレーボールはエキサイティングなスポーツですが、それだけではなく集中力や運動能力も鍛えてくれるます。
またバレーボールには背骨をぐっと伸ばす動きが多いため、結果的に身長を伸ばすことにつながり、成長盛りの小さいお子さんにもオススメです。
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7.ハムストリングスと外転筋のストレッチ
この方法は上に上げてきたストレッチに比べると少し複雑に見えるかもしれません。が、実際は簡単な上にしっかりストレッチできるとても便利な体操なのです。
やり方をご説明しましょう。まず片足を伸ばし、もう片方の足は曲げた状態で座ります。この状態で、胸を膝につける感じで上体を倒すのです。
この時、イメージとしては手で伸ばしてある方の足の足首より先を触ろうとする感じです。そしてそのあとはゆっくりと上体を起こして元の位置に戻ります。これを一日に3回から5回繰り返すだけでも十分に効果的です。
ここに挙げたストレッチや運動は、出来れば毎日、少なくとも週に3回行うと、身長を伸ばすのに効果があるだけでなく、筋肉を鍛えて、気になる部分を引き締めてより魅力的な体にしてくれます。是非試してみてください!