狭いキッチンを広く見せる4つのアイデア
家庭への愛はキッチンに始まると言われます。誰でもスペースが十分にあって、自分たちの好きなようにきれいに片付けることができる広いキッチンを夢見るでしょう。
問題は、様々な要因が相まって、小さく狭いキッチンで妥協するしかない場合があることでしょう。しかし、狭いということは、必ずしも片付かないことと同義であるとも限りません。むしろ全てをきっちり整頓することが大切です。
家のキッチンが狭くて困っているあなたへ、今回の記事では4つのアイデアをご紹介します。
1. 狭いキッチンは配置がカギ
狭くても機能的なキッチンにするには、どのような配置にするかがキーポイントです。狭い空間がさらに狭くなって息苦しい感覚を作ってしまわないよう、その空間に合わせて食器棚や家具をうまく配置できる必要があります。まず、キッチンの間取りの形から、以下の3つのタイプのうちどの配置が良いか考えます。
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L字型
キッチンの両側の壁を使うことがスペースを有効に使うことだと考えられがちですが、実は大抵の場合は違います。
- 細長い間取りの場合は、L字型になるように物を整理するのが最適です。そうすれば反対側が開けてゆったり動けるスペースが確保できます。
- 左右両側の壁をどうしても使わなくてはならない場合は、収納家具の代わりにウォールラックを選ぶのが賢明です。
- 光の通りやすい開かれた配置が、より広く見せることをお忘れなく。
壁付けI型
リビング・ダイニング・キッチン(またはダイニング・キッチン)が一つの空間になっている場合は、壁付けI型が最適です。
全てが一つの空間でつながっている場合、一つの壁一面を最大限に利用し、棚類をすべてその壁面に収めるのが最適です。この配置には、縦に細長い収納家具を有効活用し、食器からカトラリーまで収納してしまいましょう。
U型
これは最近多くみられる配置です。間取りが四角く、すべてを立体的に整頓しなければならい場合に適してます。この配置の利点は、調理スペースと動くスペースがどちらも快適に確保できる点です、
2. 狭いキッチンを光で広く見せる
キッチンに大きい窓がある場合は、最大限に利用しましょう。広く感じさせるために、カーテンは薄く軽い素材にし、色は白かクリーム色などごく明るい色にします。
窓がなかったり、あっても位置的に明るい光が入らない場合は、照明で心地よい空間を作り出しましょう。
十分な明るさの光が、空間を広々と感じさせることを忘れないようにしましょう。おすすめは、天井に細長い照明をつけることと、吊戸棚がある場合は棚の下にも照明をつけることです。実用性と広さが演出できます。
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3. ウォールラックでスペースの有効活用
棚類は、その素材によって空間が広くも狭くも感じられます。
- 狭いキッチンには、木材やステンレスも良いですが、ガラスの棚が最適です。
- その他の収納家具もガラスを使ったものにしたり、収納用にも透明なビンを使ってみましょう。ガラスは光を通すだけでなく、反射もさせるため、より空間が広く感じられます。
- また、棚やフックなどが動かせて、様々な大きさの収納スペースがある家具も大切です。
棚板のみのウォールラックなら、ちょっとしたスペースに設置できます。その分調理台にスペースができるので、狭いキッチンには特におすすめです。
4. 色をうまく使う
狭いスペースでは、色は非常に重要なファクターです。暗い色はスペースを小さく見せ、光を奪うからです。
とても狭いキッチンなら、壁、収納家具、棚に白を使うと、ニュートラルで明るい空間になります。
見た目の圧迫感も減少し、広々と見せてくれるでしょう。壁を白にして、棚をクリーム色やあるいは強い色にしてコントラストでおしゃれに見せるのも良いですね。
これらのアドバイスを参考にすれば、キッチンが小さくても十分エンジョイできるはずです。唯一必要なのは、うまく収納して空間を満喫することです。