冷蔵庫に常備しておきたい14の食品
そろそろ夕食のしたくしなきゃ、と思って冷蔵庫を開けたら……なんと残っているのはトマト半分とレモン1個だけ。そんな経験、ありませんか。普段から見通しを立て、効率の良い買い物を心がけましょう。でも、実際は1週間分の献立をきっちり立てて、その通りに実行するなんて、なかなか難しいですよね?
今日は、そんな忙しいあなたのために、冷蔵庫に常備しておきたい食品をご紹介します。毎日の食生活にも、いざという時にも役立ちますよ!
冷蔵庫に常備しておきたい食品とは?
冷蔵庫に常備しておくと便利な食品を以下に挙げます。次回スーパーに行く時、買い物リストに追加しておくといいですよ!
レモン
レモンは、ビタミンCを始め、体に良い成分をたくさん含んでいるだけでなく、さまざまな料理の味付けにも役立ちます。のどが渇いたときは、水とハチミツと氷で、おいしいレモネードが作れますよ。調理では、魚の下味やサラダドレッシングに利用しましょう。レモンを使えば、塩が少なくても気になりません!減塩にもなりますよ。
こちらもお読みください『レモンを使った6つの美容法』
パクチー(コリアンダー)
コリアンダー、シラントロ、シャンツァイと、いろいろな呼び方があるパクチーですが、中国パセリとも言われるように、パセリと同じセリ科の植物です。ですから、パセリかパクチー、どちらか手に入れやすい方を使いましょう。タイ料理、中華料理、メキシコ料理と大活躍するパクチーは、野菜や肉料理にさわやかな風味を与えてくれます。新鮮なものを選び、使用する直前に切るようにしましょう。
マヨネーズ
お店で買ってもいいですし、自分で作ってもOKです。ただし、自家製マヨネーズはあまり長くは保存できないことを覚えておきましょう。マヨネーズは、ビタミンEが豊富ですし、サンドイッチや肉料理、ポテトサラダやエッグサラダなど、さまざまなレシピに利用できます。常備して、お好きな料理に風味を添えましょう。
マスタード
マスタードも冷蔵庫に常備しておきたい調味料のひとつ。市販のものでも構いませんし、マスタードシードを使って手作りしてもいいですね!メーカーによっては、さまざまなハーブと組み合わせた商品も出ています。グリーンサラダのドレッシング、サンドイッチ、野菜、赤身の肉、ハム、ソーセージなどにもよく合いますよ。
バター
バターと小麦粉のコンビは、お菓子やホワイトソースなど、さまざまなレシピに欠かせません。トーストに少量ぬってもいいですし、オムレツもバターで作ると、まるでホテルの朝食のよう。甘い料理、塩辛い料理、熱い料理、冷たい料理、溶かして…など、バターはとにかく用途が広いですから、冷蔵庫にぜひ常備しておくことをおすすめします。
チーズ
チーズは実にさまざまな種類があります。ご家族がいちばん好きなタイプを選んで常備しましょう。チェダーチーズはチーズトーストやおやつに、モッツアレラチーズは手作りピザに、クリームチーズはベーグルやチーズケーキにぴったりです。マスカルポーネやリコッタチーズは、もっぱらデザート用として使われます。また粉チーズは、スープ・シチュー・パスタなどに欠かせません。
卵
どんなピンチのときでも、卵さえあれば安心です。塩とオレガノ少々で作ったスクランブルエッグは、忙しい朝にぴったりの朝食アイテム。ケーキやペストリーなどのデザート作りにも、天ぷらやフライにも、卵は欠かせません。目玉焼き、ゆで卵、オムレツ、茶碗蒸し、かに玉、かき玉汁……卵料理は手早くできて、美味しくて、栄養満点。卵は、忙しい主婦(主夫)や一人暮らしのつよ〜い味方です!
皮の厚いくだもの
バナナ、リンゴ、アボガドなどは、皮が厚いので保存がききますから、買い置きしておくのに適しています。また、生で食べられますし、ちょっと小腹が空いたときの間食にもぴったりです。お子さんたちのヘルシーなおやつとしてもおすすめです。
ジャガイモ
南アメリカ原産のジャガイモは、常温で保管するのがふつうですが、中には発芽を防ぐため、冷蔵庫で保存する人もいます。卵と同様、ジャガイモも用途が広く、いろいろな料理が作れるため、欠かせない食材のひとつでしょう。子供にも大人にも人気のコロッケ、カレーライス、肉じゃがはもちろん、マッシュポテト、フライドポテト、ポテトサラダなどの付け合わせにも大活躍します。
玉ネギとニンニク
玉ネギとニンニクは、サラダやマリネなどで生食もできますが、薬味として料理の風味を高めるためにも役立ちます。ミートソースやシチューなどは、よく炒めた玉ネギとニンニクのおかげでグンとコクがでます。また、どちらにもさまざまな薬用効果がありますから、常備しておくと、いざという時に使えるかもしれませんね。
ニンジン
ジャガイモと玉ネギ……とくれば、次はやっぱりニンジンですよね。何よりも冷蔵庫の中で日持ちするのが嬉しい野菜です。 入っていたビニール袋に入れたまま、野菜室で保管しましょう。カロチン、ビタミンや繊維質がたっぷり含まれている上、生で食べてもおいしいですから、お腹が空いたときのヘルシースナックに最適です。カレーに、スープに、煮物に、炒め物に、サラダに…ニンジンは毎日の食卓に欠かせない食材の一つです。
こちらもお読みください『驚くべきニンジンのスーパーパワー』
ハム
美味しいサンドイッチを作るためには、ハムとチーズが欠かせません。また、スペイン産の生ハムは、ちょっと気取ったワインのおつまみにピッタリです。小さく角切りにしてオリーブ油で炒め、ひと口大のトーストにのせれば、ヘルシーで美味しいオードブルになります。常備しておけば、急なお客様でも安心です。
乳製品
バターとチーズについては、すでにお話しました。でも、牛乳とヨーグルトも忘れてはなりません。どちらも完全食品で、そのまま手軽に食べることができます。ヨーグルトは朝ごはんやおやつに。牛乳は、そのまま飲むのはもちろん、プリンや杏仁豆腐などの甘いデザートや、グラタンやクリームシチューなどのおかずにも利用できます。朝食には、牛乳をたっぷり使ったカフェオレもおすすめです。風味を保つためには、紙パックよりもガラスびんで保存する方がよいでしょう。賞味期限には十分注意しましょう。
生クリーム
生クリームも乳製品ですが、独立した項目を立てるだけの価値があります。乳酸発酵させたサワークリーム、コーヒー用のライトクリーム、ケーキやアイスクリームだけでなく、パスタソースにも使えるヘビークリームなど、いずれも用途が広く、牛乳よりもコクのある仕上がりになります。市販のミートソースでも、生クリームを少々まぜると、エッと驚くほど美味しくなりますよ。どうぞお試しください!
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