ポットマリーゴールドの効能
ポットマリーゴールドは最も肌に良いとされている薬草の１つです。入手が簡単なので家で使うハーブとして大変重宝されています。肌の治癒、再生、そして保湿に非常に効果的です。
ポットマリーゴールドは大きいもので５０センチほどの背丈になります。郊外に住んでいる方は、家の近くで見かける事もあるかもしれません。通称はポットマリーゴールドですが、学名はカレンデュラ・オフィシナリスと言います。
春らしく温かくなり始めたころに、美しく明るいオレンジの花が一面を埋め尽くし少し寒くなる頃まで咲き続けるので見ればすぐにポットマリーゴールドだと分かるでしょう。冬の間に使う場合には、新鮮な状態で摘んで乾燥させる事ができます。
日光が当たる平らな場所に並べて乾燥させれば出来上がりです。容器に入れたり、ジップの付いた袋などに入れて保存すると良いでしょう。
それでは今回は、この素晴らしい植物の使い方についてご紹介しましょう。
日焼けの治療
日焼けをし過ぎて、軽いやけどになってしまうと痛みも激しく、心地のいいものではありません。日焼けからくるやけどは、日焼け止めを塗らずに長時間太陽の下にいると起きてしまいます。もし、やけどの状態になってしまった時には、治療にポットマリーゴールドを使う事ができます。ポットマリーゴールドで作ったお茶を冷まし患部に塗るか、生の花を使っても効果があります。
生の花がある場合には、その花を細かく切るだけです。それを花から出る水分とすり合わせてペースト状にしてから肌に塗ります。
お茶の作り方：
材料
- ポットマリーゴールド1本または乾燥させたもの１０ｇ
- 水 ２５０ｍｌ
方法
- 水を沸騰させマリーゴールドを入れます。
- 中火にしてまた沸騰したら、火から下ろして冷ましてください。
室温まで下がったら、綿の布で患部に塗ってください。
炎症を抑える
皮膚炎で悩んで悩んでいる時、痛みのある発疹がある時や皮膚炎を起こしているときにもポットマリーゴールド水を使う事ができます。
上記と同じようにポットマリーゴールド水を作り、顔洗った後にコットンボールを使ってその水を肌に塗ってください。
数分放置して、室温の水で洗い流してから、その後に保湿クリームやローションを塗ってください。
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赤ちゃんの肌のケア
赤ちゃんはとてもデリケートは肌をしています。化学薬品の入ったものを肌に付けるにはまだ早い赤ちゃんには天然のものを使うのが１番です。
ポットマリーゴールドはおむつかぶれや汗疹などの赤ちゃんの肌に起きやすい問題に良く効きます。
肌にすでに痛みがあるかもしれないので、状況を悪化させるような事はしないようにするのが一番です。その時は、ポットマリーゴールド水を使って患部を綺麗にしてあげてください。
綺麗にした後、患部は服を着せたりせずに空気に触れさせておくと良いでしょう。
ホームメイドでクリームを作る事もできます。
材料
- 赤ちゃんの肌用のクリーム ２００ｇ
- マリーゴールドエッセンシャルオイル １５滴から２０滴
作り方
- ２つの材料をよく混ぜ、そのクリームをプラスチックまたはガラスの瓶に入れてください。
赤ちゃんの肌に何か問題が起きたときや赤ちゃんの肌の保護という意味で定期的に塗る事も可能です。赤ちゃんの肌用のクリームは薬局で購入する事ができます。
感染症を防ぐ／綺麗にする
肌に起きる問題は様々です。やけどの他にも、擦り傷や切り傷を負う事もあるでしょう。そして、その傷を負った時に気を付けないと感染症を起こして深刻な問題に発展してしまう事もあります。
この感染症を防ぐのに、マリーゴールド水またはペーストが最適です。今起きている感染症を治す効果もあります。水でもペーストでも、どちらを使っても構いません。
小さい感染症や赤みが帯びている部分が消えるまで１日から２日待って下さい。
もし感染症が皮膚の深い所まで達している、または臭いがしてきている場合はすぐに医師に相談してください。この場合は、医師の治療が必要となります。
蚊に刺された後に
夏や自然の中に行く時には、虫よけ対策が非常に大切です。それでも、蚊に刺されてしまった場合は掻かない事が大切です。
虫刺されをかいてしまうと虫の毒素が広がってしまい、最初１つだった腫れが増えてしまったりする可能性があります。掻かずにマリーゴールド水を定期的に塗るようにしてください。
炎症を抑えるので、かゆみも引いてきます。１日、２日で虫刺されも引き、痕ものこりません。
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痰を切る
夜になると咳と痰が出て、よく眠れない方には、マリーゴールド水がお勧めです。口の洗浄剤のように口をゆすいだり、うがい薬のように使ってください。
こうする事で痰を切り、治りが早くなります。
ポットマリーゴールドは綺麗なだけではなく、手軽に手に入りやすい薬草です。是非、お試しください。
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