傷を癒す効果のある3つの優れた植物
毎日の生活の中でちょっと怪我をした時に、すばやく殺菌し、傷を癒してくれる効果のある優れた植物があります(軽い擦り傷、切り傷などの話で、深刻な怪我の時ではありません)。
治癒効果のある植物を使うと、青あざ、切り傷、やけど、子供ならしょっちゅうある膝の擦り傷などを簡単に自宅で治療できます。
自宅で育てておくと、いつでも必要な時に簡単に使うことができて良いですよね。しかし、どの植物を育てるべきか、そしてどのようにして使うのかを正しく見極めることが大切です。
そして、利用する時は正しい量を守りましょう。
今日は、傷を癒す効果のある3つの優れた植物について見ていきましょう。
1. 傷を癒し洗浄効果のあるアロエベラ
アロエベラの効果は素晴らしく、切り傷ややけど、かぶれ、肌の炎症などの緩和に利用することができます。
アロエベラの葉の内側のジェルは、そのほとんどが水分です。さらに、このジェルには酵素、サポニン、タンニン、酸性粘質物、有機塩、アンモニア酸、ビタミン、様々なミネラルが含まれています。
アロエベラが優れている理由は以下です。
- アロエベラのジェルを塗布することで、体のコラーゲン生成力を高まり、体の治癒力と血管新生力が促されます。つまり、傷を癒すための新しい組織が形成されるのです。
- いくつかの研究によると、このアロエベラには治癒効果があり、痛みと炎症を緩和するのに役立つことが発表されています。
- アロエにはウイルスや細菌と闘う効果のある有機物質、aloemodineが含まれています。感染リスクを抑え、傷を早く治してくれるのです。
アロエベラの使い方
アロエベラの効能を十分に利用する簡単な方法は、凍らせることです。
- ナイフを使ってアロエベラの葉を縦に半分に切りましょう。
- 内側のジェルを取り出し、適量ずつ製氷皿に入れます。
- 製氷皿にジェルを入れたら、冷凍庫で凍らせます。
- アロエベラの効能は、失われることなくしっかりと保存されます。必要な分だけ取り出して使いましょう。
アロエベラには打ち身による青あざを早く治す効果、静脈瘤を緩和する効果もあります。
2. ツボクサ
ツボクサはアトピー、乾癬、肌荒れ、やけど、切り傷などの肌トラブルの緩和に使われている薬用ハーブです。
こちらの記事もお読みください:乾燥肌のための5つのスキンケア法
ツボクサはアジア大陸全域で見られ、アロエベラにも含まれているサポニンを含む植物です。サポニンが含まれているため、傷を癒し、循環を改善しコラーゲンの生成を促す効果もあるのです。
サポニンを原材料に加えている製薬会社は多く、その効果は術後の傷の回復にも良いとされています。
ツボクサの使い方
ツボクサを使った天然の治療薬は、天然素材を取り扱った専門店で購入することができます。
また、わざわざ購入しなくても、自分で簡単な湿布を作ることもできますよ。その場合は以下の手順で行いましょう。
- まず、ツボクサの新鮮な葉を数枚用意します。この葉を潰して、やけどや傷に塗布しましょう。
- 20分程そのままおいてから、取り除きます。
- この手順を2、3日繰り返せば、傷ややけどの回復が見られるでしょう。
3. カモミール
数年前、カモミールの利用を欧州医薬品庁(EMA)が承認しました。
正しい方法で適切に使うと、カモミールは傷を癒し、アトピーやあらゆるタイプの炎症を緩和するのに効果を発揮するのです。
しかし、怪我をしたからといってカモミールティーを飲めば良いというわけではありません。もちろん、カモミールティーを飲むと神経が落ち着き、リラックスすることができますが、傷ややけどを癒したいのなら直接、患部に塗布しましょう。
さらに、カモミールには抗アレルギー効果もあります。それでは、カモミールの使い方を見ていきましょう。
こちらの記事もお読みください:カモミールが持つ6つの薬用効果
カモミールの使い方
とても簡単な方法をご紹介しましょう。まず、ハーブ店や自然派食品店などで乾燥カモミールを手に入れましょう。
カモミールのティーバッグを使うという方法もありますが、本当に中身が100%カモミールなのかはわかりませんので、専門店で購入することをお勧めします。
材料
- 乾燥カモミール 大さじ1(10g)
- 水 1/2カップ(100ml)
作り方
- 水を火にかけます。沸騰したら、乾燥カモミールを加えましょう。
- 蒸らしたら液体を漉します。
- 液体がまだ温かいうちにコットンを浸し、患部に塗布します。
- この手順を1日に数回繰り返しましょう。効果が見えてきますよ。
気になる植物がありましたか?自宅のベランダや庭に植えるといつでも使えて便利ですね!
こちらの記事もおすすめです。引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Agencia Europea del Medicamento. (2015). Manzanilla común, flor de. Medicamento a base de plantas: resumen para el público en general. https://www.ema.europa.eu/en/documents/herbal-summary/matricaria-flower-summary-public_es.pdf
- Alfaro Medrano, G. H. (2018). Efecto cicatrizante de las hojas de Artemisia annua L.(Artemisia). http://repositorio.uladech.edu.pe/handle/20.500.13032/19688
- Alonso, M. J. (2009). Centella asiática. Una planta con historia e interesantes propiedades. Offarm, 28(5), 98–104. Retrieved from https://www.elsevier.es/es-revista-offarm-4-articulo-centella-asiatica-una-planta-con-13139754
- Alvira, B. (2004). Piel sensible. Offarm, 23(11), 68–74. Retrieved from https://www.elsevier.es/es-revista-offarm-4-articulo-piel-sensible-13069629
- Bedi, M. K., & Shenefelt, P. D. (2002). Herbal therapy in dermatology. Archives of Dermatology. https://doi.org/10.1001/archderm.138.2.232
- Buslau, S.-J., & Hembd, C. (2001). Equinacea – El Poder Protector del Sistema Inmunol. Edaf S.A.
- Diego, M. P. de. (2013). Las tinturas madre homeopáticas de Calendula officinalis y Echinacea angustifolia como antiséptico oral. Revista médica de homeopatía, 6(3), 112–126. doi:10.1016/j.homeo.2013.07.005
- Domínguez-Fernández, R.N., Arzate-Vázquez, I., Chanona-Pérez, J. J., Welti-Chanes, J. S., Alvarado-González, J. S., Calderón-Domínguez, G., Garibay-Febles, V., & Gutiérrez-López, G. F. (2012). El gel de Aloe vera: estructura, composición química, procesamiento, actividad biológica e importancia en la industria farmacéutica y alimentaria. Revista mexicana de ingeniería química, 11(1), 23-43. http://www.scielo.org.mx/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S1665-27382012000100003&lng=es&tlng=es.
- Hamman, J. H. (2008). Composition and applications of Aloe vera leaf gel. Molecules. https://doi.org/10.3390/molecules13081599
- Jin, S. G., Kim, K. S., Yousaf, A. M., Kim, D. W., Jang, S. W., Son, M. W., … Choi, H. G. (2015). Mechanical properties and in vivo healing evaluation of a novel Centella asiatica-loaded hydrocolloid wound dressing. International Journal of Pharmaceutics. https://doi.org/10.1016/j.ijpharm.2015.05.058
- Luengo, M. T. L. (2006). Tomillo: Propiedades farmacológicas e indicaciones terapéuticas. Offarm: farmacia y sociedad, 25(1), 74-77. https://www.elsevier.es/es-revista-offarm-4-articulo-tomillo-13083626
- Miraj, S., & Alesaeidi, S. (2016). A systematic review study of therapeutic effects of Matricaria recuitta chamomile (chamomile). Electronic Physician. https://doi.org/10.19082/3024
- Palacios M. (2013). Las tinturas madre homeopáticas de Calendula officinalis y Echinacea angustifolia como antiséptico oral. Revista Médica de Homeopatía. 6(3): 112-116.
- Sahu, P. K., Giri, D. D., Singh, R., Pandey, P., Gupta, S., Shrivastava, A. K., … Pandey, K. D. (2013). Therapeutic and Medicinal Uses of Aloe vera: A Review. Pharmacology & Pharmacy. https://doi.org/10.4236/pp.2013.48086
- Vara-Delgado, Ana, Sosa-González, Rodolfo, Alayón-Recio, Clara Sonia, Ayala-Sotolongo, Nismely, Moreno-Capote, Giselle, & Alayón-Recio, Virginia del Carmen. (2019). Uso de la manzanilla en el tratamiento de las enfermedades periodontales. Revista Archivo Médico de Camagüey, 23(3), 403-414. Recuperado en 09 de enero de 2023, de http://scielo.sld.cu/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S1025-02552019000300403&lng=es&tlng=es.