低脂肪乳は体に悪い?ハーバードの研究結果

· 11月 27, 2015
低脂肪乳はあっさりしているため、ついつい多く飲んでしまいがちです。しかし、これが体重増加につながっているのです。
 牛乳は、長い間その栄養価に疑問が投げかけられてきた食品の一つです。多くの人が牛乳は食生活に欠かせないものと考えている一方で、近年の研究では、牛乳は健康にダメージを与え兼ねないという結果も出ています。

減量やスタイル維持を目指す人の多くは、その美味しさや脂肪を大量に摂取していないという安心感から、低脂肪乳や低脂肪乳から作られた食品を選ぶ傾向にあります。 しかし、ハーバード大学のデイビッド・ルドウィグ教授の研究では、スキムミルク低脂肪乳の牛乳の栄養価は疑問が非常に多いという結果が出ました。

雑誌『アメリカン・メディカル・アソシエーション・オブ・ペディアトリックス』の中で発表された研究によると、牛乳から脂肪分を取り出す際、砂糖等が代用として足されます。これは長期的には健康に大きなダメージを与えます。また、砂糖入り飲料は長年問題視されているのにも関わらず、低脂肪乳はその要注意リストには入っていないのです。ルドウィグ教授の研究結果は、低脂肪乳に疑問を投げかけています。そして、カロリーと糖質が含まれている飲料は全て同じ扱いを受けるべきと警鐘を鳴らしています。

牛乳を飲むことは必要?

この研究を始めとしたいくつかの研究によると、人間には牛乳から栄養を取らなければいけないという必要性はなく、むしろ体にはダメージを与える可能性もあるという結果が出ています。牛乳にはカルシウムが豊富に含まれているため、一般的な飲み物となりました。カルシウムは丈夫な骨を作るには必要であるとされています。しかし、牛乳にはカルシウム以外にも、上記で書いた砂糖など、様々なものが含まれています。「健康のために」と牛乳を長期的に飲み続けることで、実際は健康に悪影響を与えてしまっているかもしれません。

低脂肪乳とブロッコリー

牛乳以外でカルシウムが豊富に含まれる食品の良い例としては、ブロッコリー、ケール、ルッコラ等があり、一食あたり160mg以上のカルシウムが含まれています。また、イワシ、ナッツ・シード類、豆類にも一食あたりに十分なカルシウムが含まれています。したがって丈夫な骨を維持するためには、必ずしも牛乳を飲まなければいけないということはないのです。牛乳の代わりに、カルシウムを含む牛乳よりヘルシーな食物を食べる方が賢明でしょう。

低脂肪乳に関して言えば、その消費に関する議論はより明確になってきています。ハーバード大学の研究グループによると、健康的な体重を維持することや、その他の利点を比べたテストを行った際、低脂肪乳と全乳の間にほとんど差が見られませんでした。その一方で、低脂肪乳を飲んでいる消費者は満腹感が得られず、別にカロリーを摂取しようとするため体重が増加する傾向にあるという研究結果もいくつか出ています。

牛乳は一体どこから来る?

今日、減量を希望する患者には、“低脂肪乳”を飲むようにとアドバイスをする栄養士がたくさんいます。しかし、低脂肪乳はここ20年に市場で言われている程良い食品ではないということが新たな研究の結果明らかになってきています。専門家の意見では、脂肪分の調整をしていないオーガニックの全乳を消費することが望ましいとされています。

乳製品は心臓の健康、糖尿病の治療、ビタミンの吸収を促進し、大腸ガンのリスクを減らす等の効果があります。しかし、牛乳は体に良いと決めつける前に、一度考えてみてください。牛乳は一体どこから来るのでしょうか?

低脂肪乳.ミルク

どのような種類の牛乳であろうと、現在は体に良い牛乳を見つけることは難しいといえるでしょう。より多くの乳を生産させるため牛に与えているホルモン剤のせいで、牛乳は私たちの体に害を及ぼす危険なものに変わってしまっているのです。 多くの人は牛乳が人体にもたらす危険性について考えていません。しかし、現代の食品テクノロジーの発展により、数十年前とは状況が変わっているのです。市場で乳製品を購入する際にはそれが美味しくて安全な商品なのかどうか、自問自答しなければならないでしょう。