
時には、何をやってもうまくいかないと感じることがあるでしょう。運が悪いと思ったり…
人工的な飼育技術が発達したため、肉や乳製品産業は経済的に大きな成長を遂げています。しかし、その一方で消費者は人工飼育の結果に苦しむことにもなりかねません。
牛乳は世界中で最も消費され、人気のある食品です。何百年もの間、人々の食卓には欠かせないものだと考えられてきました。しかし、実は牛乳を飲むべきではない理由があるのです。
牛乳にはカルシウムを始め、人には欠かせない栄養が含まれているのはまぎれもない事実です。しかし、最近の研究では、牛乳はそれほど体に良いものではないという結果がでています。牛乳は近年一般的となりつつある様々な病気や障害に関連しているからです。
他の食べ物と同様、牛乳に関してもその素晴らしさを訴える説と危険性を訴える説に分かれています。こんなにも有名で人気のある食品が人の健康に害を及ぼすかもしれないとは、信じられない人も多いのではないでしょうか。しかし、消費者の一人一人が、牛乳の価値について改めて考えるべきであるという理由を今日はここにご紹介します。
これらの研究によると、1800年頃は牛一頭から搾る1日あたりの牛乳の量は約2ℓでした。ところが、1960年、牛を育てる際に人工的に手を加え始めることで全てが変わり始めます。その頃の牛一頭から搾る1日あたりの牛乳の量は2ℓ〜9ℓとなりました。
牛乳を生産する量は年々増え続け、今日では様々な人工的飼育技術が使用されています。例えば、抗生物質の使用、育種(いわゆる遺伝子組み換え)、餌の変化、成長ホルモン剤の使用などの技術で、肉や牛乳の生産量は驚く程上がっているのです。
畜産業界ではこれらを秘密裏にしてきましたが、調査が入りこれらの技術の実態や、またそのようにして生産された牛乳が体にもたらす悪影響を明らかにしました。事実、ハーバード大学による最近の研究では、深刻な健康被害の多くは牛乳の消費に影響していることが示されています。
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