ぺったんこの靴って毎日履いてて大丈夫?

ヒールのない靴は、実は骨、関節、筋肉などに悪い影響を与えてしまいます。姿勢を良くする為には、色々なタイプの靴を履くようにする事をお勧めします。
ぺったんこの靴って毎日履いてて大丈夫?

最後の更新: 13 11月, 2018

足が痛いのに、原因が分からないって事ありませんか? 運動を沢山する方は、運動の前にウォームアップとクールダウンをすると思いますが、その他は移動と言えば車という方が多いでしょう。家に帰れば、ずっと履いているスリッパを履く方も多いのではないでしょうか。

それにも関わらず、痛みが取れないなんて言う事もあるでしょう。どうしたら良いか分からないけど痛みが毎日の生活から楽しみを奪ってしまう。それでは、なぜこの痛みは発生しているのでしょうか?

もしかすると、間違った靴を履いているのかもしれません。一般的に、毎日ハイヒールを履く事が足に良くないと言う事は知られていますので、毎日ヒールの高い靴を履かないようにしている方もいるでしょう。

ところが、フラットシューズを履く事の弊害を知っている方は多くありません。ヒールのない靴は、非常に楽なので足に悪い事はないように感じるのは当然のことです。ですが、実はそうでもないのです。

足の裏を見てみて下さい。カーブがあるのが分かるでしょうか?フラットシューズを履く時、その部分は守られないと言う事になります。

その事から、靴のかかとの部分が高さが違う靴を履かないと、体重すべてを支えている部分を痛める事になってしまうのです。

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毎日フラットシューズを履く事の弊害

足裏マッサージ

すべての始まりは足底筋膜炎という病気であると言われています。これは、踵と足の前の方を繋げる腱組織に炎症がおきているときに起きる病気です。

これは毎日フラットシューズを履いていると、非常に危険な状態になってしまう可能性があります。これは、足のアーチ状になっているところをサポートしてくれないからです。

これが起きているかどうかは、足を見るとよく分かります。アーチ状になっているところのアーチの高さが低くなっていると危険です。

フラットシューズを履いていると扁平足などの足の問題を抱えてしまう可能性があります。

上記にもありますように、足のバランスを保つ事は非常に大切です。何かうまく機能していないと、必要以上の力が掛かり、筋肉、骨、関節などに影響を及ぼす事になりかねません。

どこか足の1カ所が機能していない事によって、他の部分がそれをカバーするように必要以上に働かなければならなくなります。これが炎症を引き起こし、背中、腰、足首の痛みの原因となるのです。

また、感じている痛みをカバーする為に、無意識のうちに歩き方を変えてしまうとさらに問題が発生してしまいます。

痛みを解決するどころか、不自然な姿勢を続ける事によって問題を大きくしてしまう事があります。

筋肉に炎症が起きている時、骨が本来の場所から移動してしまいます。これが、他の場所の部分にも影響し、またその部分が次の部分に影響しと、最終的には気付かないうちに体全体に影響を与えてしまうのです。

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足のケアの方法

もしハイヒールを毎日履く事も、フラットシューズを毎日履く事も足の健康に良くないのであればどうすれば良いのでしょうか?

中敷きを使う

中敷き

整形外科医監修の商品などは店頭で購入する事ができます。また、足の健康を考えた商品を出すメーカーも年々多くなってきています。

1センチから2センチの高さの物をお勧めします。

靴を変える

なんでもそうであるように、やりすぎは良くありません。真ん中あたりがちょうど良いのです。これは、靴にも言える事です。毎日、または2日に1回靴のタイプを変える事をお勧めします。

そうする事で、足が一生懸命働かなければいけない日と休める日があり、足の能力も高まります。さらにこうする事で、姿勢も良くなり、他の体の組織にも良い影響を与えます。

家の中では、中がシリコンのスリッパを履く

スリッパ

家の中にいる時こそが足にとって非常に大切な時間です。どこにいても、ご自分のケアをするようにしましょう。家の中での足回りにも、もちろん気を使わなければなりません。

店頭に売られているほとんどが平たいスリッパですが、是非シリコンの入った外で履く靴のような履き心地のスリッパを探してみてください。

フラットシューズはハイヒールを毎日履くよりも、足にとって良いと言えますが、骨の構造も考えなければいけません。

是非、時には服やアクセサリーに合わせたハイヒールも履いてみて下さい。心地良いかどうかではなく、健康の為と思えばたまにハイヒールを履くのも良いのではないでしょうか。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。