脳卒中を防ぐためにできる7つのこと
脳卒中は、神経系に起きる一番一般的な問題の一つです。
脳卒中は65歳以上の人によく起きると言われていますが、若い年代にも起こり得る深刻な問題である事を忘れてはいけません。脳卒中には2つのタイプがあります:虚血性脳卒中と出血性脳卒中です。
どちらのタイプの脳卒中も実は防ぐ事ができるのです。どんな年齢、性別、人種であれ、いつか脳卒中を起こしてしまう可能性があります。
ですが、どれくらい今リスクがあるのかはあなたの生活スタイル、習慣に直接関係しています。
なんとなくでも、毎日の生活でしている事で健康を害するであろう習慣はご存知だと思います。喫煙や運動不足など色々ありますよね。
リスクを知り、自分に対して責任を持ち、これからお話する事柄に気を付ける事がとても大切です。
是非今日から自分をちゃんとケアをして、自分の体と気持ちと調和をした生活を送り、脳卒中のリスクをさげましょう。
1、血圧をコントロールする
血圧は、心臓発作と脳卒中を防ぐためにとても大事な要素です。
問題は、この大事な健康の目安を多くの人がきちんとコントロール出来ていない事にあります。
時々、毎日の生活の中での頭痛、動悸、めまいや疲れが高血圧と関係している場合があります。もしこれらの症状がある場合には、きちんと医師の診察を受けて血圧をコントロールする事がとても大切です。
血圧を下げるには?
- 塩分摂取量を控える
- コレステロール値が高い物の摂取を避ける
- 新鮮な果物や野菜、そして全粒粉(繊維が沢山含まれています)の摂取量を増やす
- 体を動かす
- 喫煙者の場合は、今日から禁煙を始めましょう
こちらもご参照を:高血圧は音楽で和らげることが出来る
2、体重を減らす
肥満と肥満に伴う健康の問題(高血圧、糖尿病など)は脳卒中のリスクを高めます。
健康的に痩せる方法
ダイエットを始める前に主治医とあなたにあったダイエット方法について話し合ってみてください。(肥満は、ホルモンに関係している場合があり、そういった場合にはホルモン異常に対する治療が必要になる事があります)
- 有酸素運動をする
- 水をたくさん飲む
- 一日に5回軽い食事をする
- 果物、野菜そしてオーツやチアシードなどの繊維質を含んだものを食べる
- 飽和脂肪酸を含んだ食べ物を食べない
3、家族の病歴を知る
一部の人は、他の人よりも脳卒中のリスクが高いと言われています。それは、生活習慣だけの事でなく家族の病歴が大きくかかわってくるのです。
ご両親はもちろんのこと、お祖父様、お祖母様、伯父様、伯母様の病歴を知っておく事はとても大切です。
もし脳卒中で亡くなった方がいれば、それに見合った予防処置を取ることができるので主治医に報告すると良いでしょう。
ここで注意ですが、ご家族の中に脳卒中を起こした方がいたからと言って必ずしもあなたが脳卒中を起こすというわけではありません。リスクは高くなりますが、絶対になるというわけではないのです。
4、脳卒中を防ぐのに一番効果的な食生活
ストレスを抑えたり、定期的な運動、そして健康的な食生活が数多くの病気を防ぐのに効果的である事は事実です。
脳卒中のリスクを下げるには、以下の食べ物を食事に取り入れると良いでしょう:
- にんじん
- 芽キャベツ
- アボカド
- トマト
- メロン、すいか
- イワシのオリーブオイル漬け
- 緑茶
- くるみ
- オーツ麦
ご存知ですか?:心臓発作と脳卒中の/リスクを減らす方法
5、不整脈に注意
心房細動とは、心臓の鼓動が乱れる不整脈の一種です。
これは、心臓に血栓ができた際に起きてしまう問題です。血栓は血管を通して、脳まで辿り着き脳卒中を引き起こしてしまう可能性があります。
疲れ、動悸、頭痛、息切れなどを感じた場合には、すぐに医師に相談してください。
6、糖尿病の治療、予防の重要性
糖尿病は脳卒中を更に悪化させます。
酸素の供給が絶たれると、普通は他の動脈がその影響を少なくするためにう回路のように働きます。
ところが、糖尿病をある場合には、血管が硬い、もしくは動脈硬化の為塞がっている可能性があります。
このせいで、脳に血液を送る事が困難になります。
7、禁煙
禁煙はとても大切です。
これまでに、禁煙の大切さのお話はしてきましたがここでもう一度一体この不健康な習慣がどのように健康に影響しているのか、特に脳血管にどう影響するのかをお話しましょう。
煙草は、血栓の形成を早めます:血液が濃くなり、血小板が動脈の中に蓄積されます。すると、これが脳梗塞に繋がるのです。
生活習慣を改善し、自分に優しくそして、有意義で健康的な生活をエンジョイしてください。
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