帰宅後に最適な7つのストレス解消法

毎日の生活でストレスが溜まっている人のために、1日の終わりに実践できる、７つのストレス解消法をご紹介します。

ストレスは健康にとって最大の敵の１つ。心臓に問題を引き起こし、心臓麻痺のリスクを高め、免疫力を低下させます。そんな諸悪の根源からどうしたら身を守れるのでしょうか？　それにはズバリ、生活習慣を大きく変えることです。とはいえ、仕事から疲れて家に帰ってきても、あれやこれやとやることがあるのは誰しも同じです。そこで今回は、帰宅後にできる簡単なストレス解消法をいくつかご紹介しましょう。

子供の世話、家事、食事の用意など、職場から帰宅したアナタを、さまざまな仕事が待ち受けています。それに加えて、気がかりな問題や心配を抱えていると、ストレスレベルが日に日に高くなってゆき、ストレスがストレスになるという悪循環から逃れられなくなってしまいます。そんな状況を避けるために、小さなことから生活パターンを変えていってみませんか？　次に挙げる７つのストレス解消法を、あなたの日常にぜひ取り入れてみてください。

帰宅後にできる簡単なストレス解消法

１.　裸足になる

家の中でも靴をはくことが多い外国では、裸足になるのは健康的ではないと考えている人たちがいるそうです。でも、１日の終わりに我が家に帰り着いて靴をぬぐ瞬間ほど、ホッとくつろいだ気持ちにさせてくれる時間はありません。裸足で歩くと、血行がよくなる、脈が強くなる、神経系統が強化される、ストレスが減るなど、全身の生活機能を高めてくれます。草や砂の上を歩くとよりいっそう効果が上がりますが、家の中を裸足で歩き回るだけでも、十分リラックスできるでしょう。

２.　仕事を家庭に持ち込まない

家に帰ったら、その日の仕事上の責任はもう終わり。プライベートと職場、この２つをできるだけ切り離すようにしましょう。家にいる時間はあなた自身のものであり、家庭はあなたの大切な人やモノが存在する、あなたの生活そのものであることを理解すべきです。公私の区別をしっかりつけて、家庭と自分自身とを大切にしましょう。

３.　ストレスには短い散歩をする

必要なのは、ほんの30分間だけ。近くの公園に行く、近所を散歩するなどして、緊張をほぐし、体を動かしましょう。それだけで、少量のエンドルフィンの分泌をうながし、体内から毒素を排出する、生活機能を高める、気持ちを落ち着かせるなどの効果があります。お金もかからず、ストレス解消にはもってこいです。ご主人や友達といっしょに散歩すると、もっと効果が上がることでしょう。

４.　短い昼寝

昼寝といっても1時間も寝る必要はありません。ほんの15~20分間昼寝するだけで、元気が回復し、気分がすっきりして、緊張がほぐれます。ぐっすり寝込む必要もありません。ソファーに横になって脚を伸ばし、数分間目を閉じて、普段よりゆっくり呼吸するだけでOK。ストレスを忘れ、リラックスすることができるでしょう。

５.　ゆっくりお風呂に入る

ゆっくりお風呂に入ると、リラックスして落ち着いてくるはずです。少なくとも30分間かけてお風呂に浸かり（熱いシャワーを浴びてもOK）、身体を芯からくつろがせてあげましょう。神経系統をリラックスさる、痛みや炎症をやわらげる、毒素を排出するなど、健康効果抜群です。

６.　1度に2つのことをしない

家に帰り着いたとたんに夕食の支度を始め、その間に子供の世話をして、アイロンがけして、スケジュールを確認して、明日の予定を考えて…。帰宅後に、いったいどれだけのことを1度にこなそうとしていますか？　そんなの働くオンナの常識、なんて言わずに、自分の行動を振り返ってみてください。一つ一つの動作を意識して行うことで、心身のバランスを回復し、穏やかな心を保てますし、新しいストレスを抱え込むような状況を防ぎます。

７.　精神的疲労を防ぐ

10分間だけリラックスして、自分自身のことを考えましょう。自分だけの時間を持ち、現在のことや、将来こうしたいという希望について思いを馳せましょう。現在持っているものすべて、そして良きものすべてに感謝しましょう。時として、私たちの視野はストレスのせいでせばめられ、大切なものに心の焦点が合わなくなったり、何が1番大事なのかわからなくなったりすることがあります。いちばん大切なのは、あなたの健康です。肩の力を抜いて、ニッコリ笑みを浮かべ、楽しいことを心に描いてみましょう。それはとっても簡単なことなのです。