インフルエンザを予防する8つの食材
インフルエンザは特定のウイルスによって引き起こされる呼吸器の病気です。
鼻や口を通して気道に入り込み、あらゆる症状を引き起こして日常生活に支障をきたします。
体を守る抗体を十分に合成できなくなるため免疫力も弱まります。
その結果、鼻がつまったり、頭痛や体の痛みが何時間も何日も続くのです。
幸いインフルエンザはそれほど深刻なものではありません。また、健康的な生活を送る事でそれを予防することも出来ます。
それに加えて多く摂り入れたい食材もあります。これらにはウイルスに対するバリアを強める栄養素がたっぷり含まれています。
ここではその8つの食材をご紹介します。
1.魚
魚には、心臓血管の健康維持や免疫力を高めるオメガ3脂肪酸がたっぷり含まれています。
オメガ3脂肪酸とミネラルは、インフルエンザの原因となるウイルスと闘う白血球を増やします。
また呼吸器の炎症を抑え、鼻の詰まりやのどの痛みを和らげます。
以下の魚がおススメです。
・鮭
・サバ
・マグロ
・ニシン
・タラ
・イワシ
・マス
2.ザクロ
抗酸化成分を多く含んでいるので、風邪やインフルエンザの予防になります。
豊富に含まれるビタミンCや葉酸が白血球の生成を促し、ウイルスが体に入るのを阻止します。
・そのまま食べてもいいですし、ジュースにしたりヨーグルトに入れて食べても良いです。
3.柑橘類
柑橘類はどれも呼吸器や免疫系の健康には良いものです。
カルシウムやカリウムに加えてビタミンCを豊富に含み、免疫力を高めます。
血管内の毒素を排出し細胞を守り、病気を予防します。
以下の柑橘類がおススメです。
・レモンとライム
・タンジェリン
・オレンジ
・グレープフルーツ
4.マメ科植物
マメ科植物には抗酸化成分が多く含まれており、ウイルスや毒素から体を守り呼吸器の不調を改善します。
ビタミンとミネラルのコンビネーションが感染を防ぎ、また風邪やインフルエンザ感染後の回復を早めます。
以下のものがおススメです。
・ブラックビーンズやリマ豆
・レンズマメ
・ひよこ豆
・グリーンピース
・大豆
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5.にんにく
インフルエンザを引き起こすウイルスから身を守るスーパーフードです。
抗生物質、抗炎症剤として働くアリシンを豊富に含んでいます。
にんにくは免疫システムの健康維持をサポートし、鼻づまりやその他の不調を改善します。
・有効成分をしっかり摂り入れるために生で食べてください。
・味が気になる時はレモン果汁をかけたりしても良いです。
6.プレーンヨーグルト
プロバイオティクスとして知られる善玉菌を含んでいます。これらは腸内フローラを整えるのに役立ちます。
菌やウイルスの増殖を防ぐため免疫力を高めます。
定期的に食べることで呼吸器の感染症を防ぎ、消化機能を改善します。
・そのままでもいいですし、果物などを加えて1日1カップ程度食べましょう。
7.ほうれん草
ほうれん草はカロリーが低く、どんな料理にも入れることが出来る便利な野菜です。また、インフルエンザの予防のサポートもします。
健康的な減量に役立つだけでなく、免疫力を強め、風邪やインフルエンザを予防します。
・サラダやスムージーにいれて生で食べてください。
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8.全粒粉
全粒粉の食材には炭水化物とアミノ酸が含まれており、エネルギーの源となります。
また繊維や抗酸化成分が免疫力を高め、呼吸器の感染症やインフルエンザにかかるリスクを低くします。
以下の食材がおススメです。
・玄米
・全粒粉のパン
・オーツ麦
・小麦胚芽
・大麦
ご紹介した食材をどれだけ頻繁に食べていますか? インフルエンザを予防したい、免疫力が弱まっていると感じたら普段の食生活にこれらを多めに摂り入れてください。たっぷりの栄養素で体を守ってくれますよ!
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