脳卒中を予防するために

12月 19, 2017
脳卒中のリスク因子には、自分自身でコントロールすることが難しいものもあります。リスクを最小限に抑えるためにも、十分に運動し、栄養バランスの取れた食事をして、健康的な生活を送りましょう。

健康的で充実した毎日を送っている多くの人にとって、将来起きるかもしれないアクシデントの可能性について考えることは、なかなか難しいものです。

もちろん、可能性のままで実際には起こらないことも多く、過剰に心配する必要はありませんし、脳卒中についても同じことが言えます。しかし、可能性がゼロではないことを心に留めておくことが大切です。

この記事では脳卒中の予防のためにできることについてご紹介します。

脳卒中

脳のイメージ

脳卒中は、脳に十分な血流が行き渡らなくなることによって起きる症状です。

血流の不足により脳から酸素が奪われている時間の長さに応じて、リスクは高まります。

世界保健機関(WHO)によると脳卒中は、世界で最も一般的な心臓血管系の疾患の一つであり、また死因としても特に多いものの一つでもあるということです。

脳卒中のリスクが特に高まる年代は、40代から60代であると言われます。また、発作や血栓などが起きる場合もあります。

脳卒中の種類

脳卒中には、大きく分けて次の2つの種類があります:

  • 虚血性脳卒中(脳梗塞):脳血管が詰まることによって起こります。アメリカ心臓協会(American Heart Association)によると、脳卒中の症例の87%がこの種類に該当するということです。
  • 出血性脳卒中(頭蓋内出血):脳血管が破れることによって起こります。

脳卒中のリスク因子となるもの

収縮した血管

脳卒中が起きる可能性が、一生を通じてゼロであるという人は一人もいません。しかし、前述のような年齢層の人は、特に脳卒中を発症しやすいと言われています。

また、次のようなことも、脳卒中発症のリスクを高める要因となります:

  • 運動不足:最低限の運動を行わないことは大きくリスクに影響します。
  • 肥満:太りすぎの場合、脳卒中発症のリスクは高まると言われています。
  • 性別:一般的に、女性よりも男性の方が、脳卒中発症のリスクが高いと言われています。
  • 妊娠:出産後から数週間は、脳卒中発症のリスクが高まると言われています。
  • 遺伝:親に脳卒中の既往歴がある場合、子が脳卒中を発症するリスクは高くなると言われています。
  • いくつかの特定の病気・症状:心房細動、糖尿病、ストレス、高コレステロール、高血圧。
  • 循環器と関連した問題:人工弁、移植、弱い動脈。
  • 喫煙

脳卒中は予防できる?

脳卒中のリスクをできる限り抑えるために、次のようなことを実践しましょう。

禁煙

禁煙

喫煙による体への大きなダメージは、できる限り避けることが大切です。特に、脳卒中や循環器系の病気を予防するためには、ぜひとも禁煙しましょう。

完全に禁煙することをおすすめしますが、急にたばこをやめるのが難しいようでしたら、少なくとも、徐々に本数を減らしていきましょう。

運動する

最低限のエクササイズをすることは、他の健康習慣と同じくらい大切です。

一日に少なくとも30分間運動することは、脳卒中の予防につながります

体重を維持する、または減らす

体型などは人によって異なるため、このアドバイスは全ての人に当てはまるわけではありません。

体重が適正範囲をオーバーしている場合は、ゆっくり少しずつ体重を減らしましょう。健康的と見なされる体重の範囲内である場合は、それを維持しましょう。

服薬は専門家の指導のもと行う

何らかの病気で薬を飲む場合は、自己判断ではなく、医師の処方によるものを服用しましょう。

健康的な食事

次のような食品を取り入れた、栄養バランスの良いヘルシーな食事をすることは、健康維持に不可欠です。

  • フルーツ
  • 全粒の穀物
  • 鶏肉
  • 野菜

また、脂質の多い加工食品や、インスタント食品をできるだけ避けることも大切です。

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