本物の愛とは?
愛は全ての人が経験するに値する美しい感情です。しかし一方、愛を経験している間に悩んだり傷ついたりすることも多いでしょう。
時に愛は、依存、嫉妬、非難、支配、そして不安に満ちており、信じられないほどの痛みを伴うこともあります。
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現実を見つめる
誰かにとても強い感情を持っているとき、人は盲目になってしまいがちです。その人を理想化してしまうのです。おとぎ話のように「末永く幸せに暮らしました」というものを現実にするために、客観的に見れなくなってしまいます。
そして、輝く鎧を来た騎士や繊細で美しいお姫さまが現れるのをひそかに信じて待っています。
しかし、私たちが生きるのは現実の生活であり、お姫様も王子様もいません。現実を見つめて、自分にふさわしいパートナー探しをしなくてはなりません。
本物の愛とは?
パートナーとの感情的な依存によるトラブルで毎日の生活に悩んでる人は少なくありません。これは陥りやすく、抜け出しにくい問題です。
自分自身を相手にゆだね、相手なしでは自分は何の価値もないかのように考えてしまいます。しかし、パートナーを持つ前のあなたはどのような人だったでしょうか?本当にパートナー無しでは生きられないのでしょうか?
相手に依存することは愛ではありません。愛は自由で、自分を成長させるものです。もし愛があなたを疲れさせ、悩ませ、息の詰まる思いにさせるのであれば、それは本物の愛ではありません。
それは恐怖、不安、そして孤独への深い恐怖心に満ちた偽りの愛かもしれません。
相手を本当に愛しているから恋人になるのではなく、自分に興味を持ってくれてるから、自分を心配してくれるから、ただ単にそばに置いておきたいから、そんな理由で恋愛関係になる人もいます。
この場合は気を付けてください。もし何が起こっているかに気づけなければ、早かれ遅かれ、あなたは悩み傷つくことになるでしょう。
「健全な一人でいる時間」も持たずに、次から次に関係を始めては終わらせることになるのです。そうした関係には間違いなく痛みが伴います。
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健全な愛
あなたに値しない誰かのことを考えて、毎晩悩んだり悲しんだりするような愛はやめて、新しいステップを踏み出すべきです。
目を開けて、第三者の視点で状況を見てみてください。あなたが白馬の王子様だと思ってた相手は、実はそんなに大した人ではなく、悩んだり気持ちを費やしたりするのに値しない人だと気づくでしょう。
どんな相手でも、カップルなら痴話ケンカぐらいはするでしょう。それでも、相手を大切に想っていたら、ないがしろにしたり罪悪感や不安を抱かせたりはしません。
自分が不健康な恋愛をしていると思う人は、健全な関係を築ける相手を探すようにしましょう。
画像提供 Elodie Nadreau
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