時には自由の代償は一人になること

7月 29, 2016
あなた自身の幸せを守るためには、社会的圧力に屈してはなりません。一人でいることは、決してネガティブなことではありません。

一人でいることは、だれかと一緒にいるときよりも、多くのことを教えてくれる、とよく言われます。もちろん人間は社会的な生き物であり、成長し、学び、生きるためには、人とかかわり合うことが必要です。でも大切なことは、いつも心の均衡を保つことです。

精神面の健康のためには、一人になる時間が絶対的に必要です。それは、心をしずめ、自分自身と向き合うための時間です。でも、人生には、「縛られている」と感じたり、仕事や家庭での責任、まわりの人々からの期待などに押しつぶされるような気持ちになる段階があることも事実です。

周囲の圧力のため、人生の舵を取る―どちらに進むか、道を自分自身で選びとる能力や機会を失ってしまったと気づいた時こそ、行動を起こす時です。

時として自由の代償は孤独ですが、だからといって一人になることが悪いことだとはかぎりません。今回は、一人でいることの意味についてご一緒に考えていきましょう!

一人で生きることが唯一の選択肢である場合

まず、今中国で起こっていることをお話したいと思います。興味深い現象ですし、自由の代価という今回のテーマにぴったりの話題ですから。

中国では、女性が25歳になってまだ結婚していないと、その女性は「剰女(売れ残り)」と見なされます。

  • そんな女性は、結婚相手がいないことが自分にとっても家族にとっても恥だと考えます。このため、これらの女性たちのために夫を探し出す目的の、若い独身女性のための婚活市場があり、世間の要求にしたがって彼女たちを「正常化」しようとしています。
  • 中国には、もはや「一人っ子政策」は存在しません。つまり、政府は母親としての女性の役割を促進しなければなりません。女性に与えられた「生来の目的」を果たしていないと考えられている女性たちがいるという事実が、残酷で破壊的な圧力をつくりだしているのです。
  • 幸いなことに、これらの女性の多くがそういう風潮に反発しています。まず自分の家族に、そして社会そのものにも反発しているのです。

そういう女性たちは、世間の風潮に反発する代価は孤独であると承知しており、大勢の心の狭い人たちから拒絶されたと感じています。けれども同時に自由であるとも感じています。自分たちは健全な女性であり、好きなように生きる権利があると知っているからです。

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まわりの圧力が自由を妨げるとき

私たちはだれでも、独り身でいることがいつも肯定的に見られるとはかぎらないと承知しています。中国だけの話ではありません。あなたの周辺にある、独身者に対する固定観念を考えてみてください。

  • 恋人と別れたあと、必ずと言っていいほど、だれかに「心配しないで。すぐだれか新しい相手が見つかるから」と言われるもの。まるで、一人で過ごす時間は不幸であり、理解できないと言わんばかりです。
  • また、なぜあなたが一人で暮らしているのか、なぜ一人旅をしたがるのか、あるいはなぜおだやかな気分になれる一人の時間を持つことを好むのか、家族から理解されない場合もよくあります。

21世紀の今日でさえ、一人でいることにはネガティブなイメージがつきまとっています。あなたがだれかに、あるいは何かに縛られていると感じるのは、このためかもしれません。もし反発して自由を選べば、世間の批判の矢面に立たされ、聞きたくもないコメントを聞かされると知っているからです。

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一人でいることは危険なことじゃない

作家で詩人のチャールズ・ブコウスキーは、ひとつのことを明らかにしています―孤独は時には真の賜物である、ということです。

  • これは、自分自身を、周囲の人々・ちまたの賑やかさ・笑い声・楽しい集い・愛・友情などから永遠に切り離さなければならない、という意味ではありません。
  • これは、注意深く選び、自分自身を優先することは、有益であり癒し効果があるということを意味します。一人でいることが、怖れることなく時々味合う必要がある個人的体験のひとつであることは、疑いの余地がありません。
  • ハーバード・ビジネス・レビュー誌に掲載された興味深い研究によると、一人でいることは、認知機能の多くを向上させ、情緒的なバランスを見いだすための戦略のひとつであると考えられ始めているのだそうです。

周辺の「騒音」や、自分の価値に対する批判、自分にかけられている他者の期待などから自分自身を切り離すことができる人たちは、より自由で創造的であり、心を開いて新しい機会を見つけようとしている人たちです。

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独り身であることにまつわる根拠のない説や固定観念を打ち壊す時がきているのではないでしょうか。自分からすすんで一人になろうと選択することは、勇気のある行為です。

すっかりあきらめて白旗を掲げ、不幸せなまま世間の基準に合わせて生きている人たちは、精神的な檻に閉じ込められていることは最善の選択ではないということに気づく必要があります。

自由になるためには、一人にならばければなりません。もし一人になることが、自尊心を育て、自分の歩む道を自分で選ぶことを可能にするならば、それはそれほど危険なことではないかもしれません。

もちろん、「機会を逃さず、自由になりなさい」ということは容易いこと。

これは、熟慮と勇気ある決断とを必要とする個人的な選択です。でも、もしあなたが今幸せでないのなら、試してみる価値があるでしょう。

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