共依存:あなたを傷つける絆

7月 8, 2016
感情的な依存は、深刻な問題につながる可能性があります。あなたの人生が完全に別の人間に依存している、自分自身のことを考える余裕がまったくない、と気づいたら、鎖を断ち切って自由になることを考え始めなければなりません。

共依存とは、ひどく心を傷つける愛の一種。皮肉だと思われませんか。他の人を愛するというすばらしいできごとが、突然おそろし体験となるのです。

これは、あなたが他の人間を、不健康なまでに愛してしまうときに起こります。人はだれも本当の意味であなたに属することはできないという事実に、あなたはまだ気づいていないのかもしれません。なぜなら、幼いときから「所有物」という考えを学んできたからです。大人になった今、あなたは自分が他の人のものであり、相手は自分のものであると考えているかもしれません。もしそうなら、ただちに考え方を変え始める必要があります。

共依存的関係:愛があなたを傷つける

どんなカップルにも、2人の人間の間のどんな関係にも、対立は必ず起こります。これはまったく自然なことで、共に成長していく過程の一部にすぎません。

2-hearts-on-a-line

でも、パートナーがあなたの世界の中心となり始めるとき、あなたがふつうの生活を送ることを妨げるような依存関係を育て始めたとき、深刻な問題に直面していることに気づかなければなりません。

人生と愛とを分かち合い、互に尊敬し合うためには、2人の人間が物事を決めていかなければなりません。いっしょに暮らすとは互に依存しなければならないことではない、ということを理解しなければなりません。言うまでもなく、いつも相手の個人的空間を尊重しあうことが大切です。もしその関係がうまくいかなくても、それは仕方がないことなのです。

こちらの記事もおすすめします:こんな関係にご用心! 絶対避けるべき6つの有害な関係

あなたは人生において、だれにも依存すべきではありません―あなた自身はあなただけのものです。そんなに大切なものを、他の人の手にゆだねてしまうことは、自殺をはかるようなもの。ですから、共依存的な人たちが持つ特色に、十分注意を払うことが大切です。

  • 本人の自尊心が、パートナーが言うこと・言わないことに依存している。
  • パートナーの必要を満たすため、正常な義務と考えられていることをはるかに超えた責任を負う。
  • 自分自身とパートナーとのあいだに、境界線が欠けている。
  • 拒絶を恐れて、パートナーの言うことに決して逆らわない。
  • ひとつの関係が終わると、ただちに次の関係を始める。

こちらもお読みください:心の傷を癒す6つの方法

3-heart-at-risk

これらの点に自分があてはまると感じたら、おそらくあなたも感情的依存を体験したことがある、もしくはそれに近い状態になったことがあると考えられます。

あなたを縛りつけている絆をゆるめる

手がすり抜けてしまわないように、ロープをギュッとつかむところを想像してみてください。ロープが手からすり抜けてしまうとき、手のひらに感じる痛みと傷―これと同じことをあなたは自分自身にしているのです!

こちらもお忘れなく:成熟した女性たちのすばらしいメンタリティ

これと同じことがあなたの頭の中で起こっています。あなたは、不毛の関係に身を置いて、他の人間にあなた自身をしばりつけているのです。その絆を解くのはやさしいことではありません。なぜなら時として人は被虐的傾向におちいり、そんな絆が引き起こす極度の痛みを耐えることを好むからです。

もしあなたが、しがみついている相手を解き放つかどうか迷っているなら、もしくは解き放たねばと判っているのにそれをためらっているのなら、今すぐ断固としてそれを実行すべきです。

4-love-at-risk

その時あなたが感じる自由は、言葉で言い表すことはできません。平安があなたの心を満たします。そして、他の人間の手にあなたの自尊心をすっかりゆだねてしまったために生まれた恐れ・不安感・自尊心の低さが、すっかり消えてしまったことに気づかれることでしょう。

でも……それであなたは幸せになれるでしょうか。自由になることはすばらしいこと。でも、最初は幸せを感じないかもしれません―心が痛むからです。それでも、そのまま他人の手の中で死に続けることを許すことはできません。自分を解き放ってやらなければならないのです。その痛みにしがみついているのはあなた自身です。あなた以外のだれも、それを強いようとはしていません。

そう、最初の一歩を踏み出すのはむずかしいことです。もし自分の力ではできそうにないと感じたら、助けを求めましょう。助けがなくては、一人でこの事態に直面する勇気が出ないかもしれません。

いったい、何がこの事態を引き起こしたのでしょうか。あなたの過去に、だれかを失うことを恐れるようになる原因があるのでしょうか。激しい愛に圧倒されているのでしょうか。

時として、愛は麻薬のような働きをします。パートナーのことを思い、いつもいっしょにいたいと願うのは正常なこと……でも、もしあなたがあなた自身でいることができなくなるなら、感情的依存は有害で、屈辱的なものとなります。

5-flower-in-the-breeze

ひとつの関係から離れたあと、何が起こるでしょう? おそらく、ただちに代わりとなるもの、次の相手を探すのではないでしょうか。これは深刻な問題です。あなたはどうやったら一人になれるかを知らないからです! 麻薬と同じで、あなたをいい気持ちにさせてくれる関係が、どうしても必要だと思ってしまうのです。たとえそれを得るために、ひれ伏さなければならないとしても。

そんな悪循環を断ち切るため、助けを求めてください。すっかり打ち明けて、あなたの目を現実に向けて開きましょう。最初は心が痛み、苦しむでしょうし(でも、すでに苦しんでいたのではありませんか)、自分が自分でないと感じるかもしれません。一人でいることを学び、孤独と折り合いをつけましょう。広い世界で一人ぼっちだと不安に思う必要はありません。あなたは、あなた自身の最高の友なのです。

あなたへおすすめ