心の傷を癒す6つの方法

· 3月 29, 2016
非難する相手を探すことはエネルギーの無駄でしかありません。自分自身を許し、心に傷を負った自分を認めてあげることが必要なのです。本当の自分の姿を隠していては、心の傷は癒せないのです。

辛い経験は心の傷となって残ります。恋人との別れ、離婚、裏切り、辱めや無視、不公平などで受けた心の傷をいまだに抱えている人が多くいます。

こういった心の傷を癒せずにいる人々は傷つき続け、そしてその傷が痛まないように、仮面を被ってしまいます。

心の傷から目を背けていると、PTSDまたはトラウマと呼ばれる「心的外傷後ストレス障害などの心の傷がいつまで経っても癒されずに、私たちの心身に影響を及ぼします。

厚生労働省によると、PTSDは「とても怖い思いをした記憶がこころの傷となり、 そのことが何度も思い出されて、恐怖を感じ続ける病気」と定義されます。

心の傷を隠すことで、何か問題にぶつかった時にはさらに事態が複雑化する傾向がありますが、実はその原因が癒されていない心の傷だと気づく人は多くありません。

また、心の傷を気にしないようにしたり、まるで心に傷なんてないかのように振る舞う必要があるケースもあります。

本記事では、過去に受けた心の傷を癒す方法について見ていきます。

心の傷1

心の傷を癒す方法は、6つのステップに分かれています。

1.心に残る傷も自分の一部だと認める

自分が抱える心の傷から目を背けてはいけません

心の傷は隠すことが一番だと考えている場合は、心の痛みを否定すれば、時間の経過と共に傷がさらに深くなることを理解してください。

日本トラウマ・サバイバーズ・ユニオンのサイトには、「受けた刺激や衝撃、ストレスがある一定の大きさ以上になると脳神経系が持つ通常の処理能力では対応できなくなり、いつまで経っても記憶として残り、その人の行動を左右するようになる」と書かれています。

心の傷から目を背けるのではなく、心の傷も自分の一部だと認めることが大切です。

2.恐れや罪の意識は自分にとってのプラスにならないことを認める

私たちの抱える心の傷の原因を探すことにばかり目を向けるのではなく、まずは心の傷を癒すことにエネルギーを使いましょう。

自分を傷つけた相手を許す努力をし、自分自身をも許す方法を学ぶことで、閉ざした心を再び開き、次に進むことができます

こちらの記事もご覧ください:ありのままの自分を受け入れることを学びましょう

心の傷2

また同時に、誰もが自分の期待に応え、自分がどん底に突き落とされた時には必ず助けてくれると期待していけません。

誰かに何か期待することは正しいことではありませんし、自分の責任は他人ではなく自分自身にあるのです。

3.自分を傷つけた人への怒りと許し

苦しめば苦しむほど、傷はより深くなり、傷つけた相手に対する怒りや非難が大きくなります。

ここで相手への怒りを抑えようとする必要はありませんが、同時に相手を許すことも学ばなくてはいけません。

自分の中の怒りを無理に処理したり封じ込めようとすると、怒りが憎しみと憤りに変わり、心身の影響に悪影響を及ぼします。

そして、感情の負のスパイラルに負けて、痛みと不満だらけの人生を過ごすことになると、仮面を被るように真の自分の姿を隠し、誰に対しても心を開くことができなくなります。

4.受け入れて許す

私たちはすべての経験から何かしらを学びます。

経験が心の傷の原因となった場合、この考え方は受け入れがたいことかもしれません。

人間の持つエゴはが人生をより複雑にすることがありますが、自分の考えや行動次第でいつでも人生やり直すことができます。

自分で自分を拒否するのではなく、経験を含む自分のすべてを受け入れましょう。心の傷3

5.痛みのある世界、ない世界を見る

自分のために時間を作り、自分はこれまでどのようにして心の傷に耐えてきたかを振り返ることが大切です。

心の傷は消えることなく常に自分のにあり、無意識のうちに自分の行動に影響を与えてコントロールしていたことに気づくでしょう。

自分を非難・批評せず、自分の心の傷を癒すことを最優先事項にしてください。

こちらの記事もご参考に:手放すことは 前に進むために必要なこと

6.友達の輪に入り、心の傷を癒す

過去にいろいろ乗り越えてきた経験がある場合は、逆に何でも自分で解決出来ると考える傾向がありますが、私たちを大切に思い、支えてくれる人からの協力を拒むのは間違った考えです。

言うまでもなく、数々の困難を乗り越えるためには、友達や家族の支えが必要です。

参考サイト:厚生労働省日本トラウマ・サバイバーズ・ユニオン