手放すことは 前に進むために必要なこと

「手放すこと」「捨てること」、それは、全てを諦めるということではなく、変えられないものがあるということを認めることです。

人生では、何かを手放さなければならないことがよくあります。それはしばしば起きることなのに、私たちは苦痛を感じることが多いのです。

人間関係が終わったり、愛する人を失ったり、家を越したり、人生のどこかで「別れ」を経験します。

こういった「別れ」に対処するやり方を、私たちは予め誰に教えられるでもなく、いわば力づくで憶えていかなければなりません。

手放すことが必要な状況に向き合うための魔法の処方箋はありません。喪失による心の痛みは適切に扱わなければ場合によっては鬱にまで進みかねません。

手に入れるために、手放す

思い出してみてください。手放すという行為は、BGMのように、いつも人生につきまとっていることが実感できるでしょう。

「捨てる」という言葉は、必ずしも苦痛や喪失、損害に結びつくわけではありません。何かを諦めることで、かえって、ちょっと気分が晴れることもあるものです。

  • 自分を傷つけるものを手放すのは、自分自身を大事にすることです。
  • 気持ちのバランスを取り戻し健康を回復するために、害のある人間関係を切り捨てましょう。
  • チャンスを掴み成長していくために、ある種の習慣や考え方、窮屈な生き方を捨てましょう。

「捨てる」という行為は、人として成長する機会をもたらすということを意識することが大事です。

手放すことは、時として、毅然とした別れを告げ前進する強さを必要とします。そのために最善となる戦略を、ここで考えてみましょう。

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十分に時間をかけること

何かを、それとも誰かを、失うとき人は、顔の前でぴしゃりと扉が閉ざされたように感じることがあります。

  • 実際に、2,3か月以上、そういった思いが続くこともあります。このとき悲しみも湧いてきたりします。
  • 大事なのは、「手放す」ことがこの上なく勇気のある行為だと理解することです。悩みや苦痛にしがみついて生きていくことはできません。
  • 誰かを失うときには、あなた自らが「その人を行かせ、自由にさせる」べきなのです。自分が前進するためにです。あなたが後に残されるという事実を忘れることはなくても、それでも、あなたがもう一度笑える勇気を持っていることを意味するのです。

時間が必要です。もとどおりになるものは何もないかもしれない、けれども、前と違うということは前より悪いということではありません。むしろ、新しく楽しく素晴らしい状況が訪れる可能性があります。

維持し続けることができない人や物は手放しましょう

何も変えられないという無力感にとらわれることが人生で何度かあるでしょう。この無力感には、あなたがもはや愛していない人と別れることができないという思いも含みます。それは望ましくない考え方です。

  • 現実に対して目をつむることが苦しみの最大の原因だということを忘れてはいけません。それは、全てが崩れ去ったときに自分を守るために事実から目を背けるということなのです。
  • 維持することができないものは手放すべきです。そうしなければ、痛みを伴い不安定で誰にとっても益の無い虚構の中で生きることになってしまいます。
  • 勇気を持って現実に向き合う必要があります。既にあなたを愛していない人に、憐れみを請うたり、「もう少しだけ一緒に」と願ったりしないこと。こういったことは全て、あなたの自尊心を傷つけてしまいます。

無理だと思える場合もあるかもしれませんが、それでも、持続できなくなったものを捨てることは、もっと良いものを見つけるための方法なのです。

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戦って守るべきものと、手放すべきものを、人生が教えてくれます

物事を諦めるというこの厳しい過程は、本当に大事なものは何かを発見できる道につながっています。

  • この行程で、周りに殆ど人がいなくなっても気にすることはありません。あなた自身が興味のあることに向かい合っていれば、そばにいる人の数は問題ないのです。
  • ともに楽しく過ごせる物や人を得られたなら、持ち続けられないものを手放して来たあなたの努力が報われたということなのです。

あなたが捨ててきた全てのものが、大事なことを教えてくれたということを忘れてはいけません。経験してきた全てが重要です。今後の目的地へは、もはや持っていかないものであっても、それは確かに、あなた個人の歴史の一部なのです。

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