減量にはつながらないエクササイズ5選

何だって汗をかくことをすれば痩せるに違いないと思いがちですが、エクササイズによっては、他の効果はあるものの減量にはつながらないものがあります。
減量にはつながらないエクササイズ5選
Elisa Morales Lupayante

によってレビューと承認されています。 体育教育学者、栄養士 Elisa Morales Lupayante.

によって書かれた Okairy Zuñiga

最後の更新: 06 12月, 2022

私達は大抵エクササイズというのは減量にしか効き目がないと思っていたりしますが、そうではありません。

エクササイズの中には、減量にはつながらないものがあり、また、既に健康な体型で筋肉を強化したいという人にしか向いていないエクササイズがあります。

この記事では、そうしたエクササイズをご紹介したいと思います。

1.クロスフィット

クロスフィット

クロスフィットは、ここ数年で大変人気になりましたが、減量には役に立たないエクササイズの一つです。ちょっとリサーチすれば、どこに住んでいようが、近くにクロスフィットに特化したジムが見つかることでしょう。

このスポーツはとてもハードですが、体重を落とすのには向いていません。実は、整った体でない人がクロスフィットをすると深刻な怪我を招きかねません。

  • クロスフィットは理想の体重になって体が整い、エクササイズに慣れてから実践することをお薦めします。
  • また、基礎的なルーティンから始め、栄養のバランスが乱れないように食事に気をつけるのがいいでしょう。

2.ヨガ

ヨガ

ヨガは、クロスフィットと同等にストレス解消となるエクササイズですが、これも減量には役立たないものの一つです。ヨガは一見、非常に激しくハードなように思えますが、リラックスできる穏やかなスポーツです。

クロスフィットよりも長く流行しており、呼吸法や姿勢を改善し、健康全般のために生活に取り入れるには良いスポーツです。

  • カロリー面では、1時間ヨガをすると、およそ150カロリー燃焼します。
  • 一方で、30分散歩すると大体311カロリー燃やすことができます。

筋肉を強化するにはまずは散歩から始めましょう。

3.長時間の有酸素運動

有酸素運動

年齢層によっては、数十年前に流行った有酸素運動を思い出すことでしょう。有酸素運動ができる場所はどこにでもあります。

ですが、当時知られていなかったのは有酸素運動が減量にはつながらないエクササイズの一つだということです。有酸素運動は以下のような目的に最適です。

  • 体力をつける
  • 柔軟性を養う
  • 筋力をつける
  • 新陳代謝を高める

有酸素運動を1セッションすることで沢山のカロリーを燃焼できるわけではありませんが、体を整える手段として行うことをお薦めします。1セッション30分の有酸素運動を2回するルーティンを毎週しましょう。

時間が経つと共に、呼吸が良くなったり、体力がついてくることを実感するでしょう。特に実感するのは、階段を上がるスピードが速くなる点、そして呼吸が楽になる点です

4.ピラティス

ピラティス

ピラティスもヨガに非常によく似ていて、減量の役には立たないエクササイズです。長くにわたって行われているエクササイズであり、健康面で多くの効果があります。例えば、以下のような効果があります。

  • 柔軟性の向上
  • ストレスの多い日に最適な、緊張をほぐすリラックス効果
  • 筋力の強化
  • リスクや負担のない怪我の回復効果

ハードなスポーツができない高めの年齢層の大人のアスリートに向いています。

普段通りに動けないような怪我を負ってしまったら、ピラティスが効くかどうか医師に訊いてみましょう。多くの場合、可動域を広く回復させるのに大変有用なのでおすすめです。

こちらの記事もご覧ください:背中の痛みに効果的なシンプルエクササイズ

5.体の一部しか鍛えないエクササイズ

腹筋

上記の他にも減量の役に立たないエクササイズとして、体の一部しか鍛えないものが挙げられます。こうしたエクササイズは、多くの場合、特に脂肪がついている一部を引き締めるために行います。

現実には、私達のほとんどはできるだけエネルギーを多く節約することを好むものです。そのため、ルーティンが即効性を約束するものだとその効果を信じる傾向にあります。ですが、健康になるためには、体全体を使わなければいけません。

  • ある特定の領域を鍛えることを好むのであれば、1日1部分を鍛えるエクササイズルーティンを計画しましょう。
  • また、体のある部分を脱臼してしまったり、怪我したりしないように、ルーティンの経過を管理する専門家の監督の下に行うことが必要だということを覚えておきましょう。

自分の性格、状態、ニーズによっては、こうしたエクササイズを取り入れることが一番いいことなのかもしれません。それを決められるのはあなた自身と医師、あるいはあなたのエクササイズトレーナーだけだと言えるでしょう。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Weisenthal BM., Christopher A., Beck MA., et al., Injury rate and patterns among crossfit athletes. Orthopaedic Journal of Sports Medicine, 2014.
  • Lau C., Yu R., Woo J., Effects of a 12 week hatha yoga intervention on cardiorespiratory endurance, muscular strength and endurance, and flexibility in hong kong chinese adults: a controlled clinical trial. Evid Based Complement Alternat Med, 2015.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。