そば粉と米粉を使ったグルテンフリーのパン
セリアック病やタンパク質を上手く分解できない人にはグルテンフリーのパンが最適です。また、全粒粉のパンや消化に優しい食べ物を好む人たちもグルテンフリーのパンを選ぶ傾向があります。
今回は簡単で家族みんなに愛されるグルテンフリーのパンの作り方をご紹介します。
グルテンフリーのパンを作るのは難しい?
インターネットを覗けば沢山のグルテンフリーのパンのレシピが載っています。
ですがその多くは材料を見つけるのが難しく、高価であったりします。また味もあまり良くなく、作るのが難しかったりもします。
ここでご紹介するグルテンフリーのパンには以下のようなメリットがあります。
・材料を見つけるのが簡単
・リーズナブルな価格の材料
・柔らかく弾力のあるテクスチャー
・捏ねたりする必要がなく、ミキサーで混ぜるだけの簡単レシピ
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そば粉はグルテンを含まない
そば粉はアジア原産で、現在はヨーロッパを含む世界中の様々な国で広く親しまれています。そばは麦類でも穀物類でもありません。これは種です。種にはあらゆる栄養素がたっぷり含まれています。
炭水化物が少なく、タンパク質と繊維の多いパンを作ることが出来ます。吸収されやすいタンパク質と8つの必須アミノ酸を含んでいます。
使い方は普通の小麦粉と同じです。フランスではサボイクレープにいれ、独特の味わいをプラスしています。
小麦粉の代用品となる米粉
米粉はグルテンを含んでいないため、セリアック病の人などに多く親しまれています。強い香りや味などがないので小麦の代用品として最適ですが、他の粉類と混ぜて使わないと、少々濃厚すぎます。
混ぜるのには玄米粉をおススメします。なぜならその他の粉類は精製されているものが多く、精製されると繊維を取り除かれるので消化が困難になり便秘の原因となるからです。
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グルテンフリーのパンのレシピ
材料
・卵 2個
・水 500ml
・エクストラバージンオリーブオイル 100g
・ブラウンシュガー 20g
・シーソルト 10g
・そば粉 220g
・米粉 120g
・イースト 12g
・上にまぶすシード類(サンフラワー、パンプキン、セサミ、フラックス、チアシードなど)
道具
ミキサーが必要になります。
手順
・卵をミキサーに入れ1分ほど混ぜしっかり溶きます。ふんわりしたパンになるために必要な工程です。
・水とオリーブオイルを入れて再び混ぜます。
*室温が低い場合は水は熱くしておいてください。
・砂糖と塩をいれて混ぜたら置いておきます。
・粉類2つをボウルで混ぜて少しずつミキサーに加えていきます。加えるたびにミキサーで混ぜます。
・最後にイーストを入れて再び混ぜます。柔らかめの生地が出来上がります。
・オーブンを200度に設定し予熱します。その間15分生地を冷蔵庫に寝かせます。温度の急激な変化によりイースト菌を活性化させ柔らかいパンが出来上がります。
・生地を型に入れ、お好みでシード類を散りばめます。
・180℃で約40分焼きます。
・竹串などを刺して中まで火が通っているか確認してください。
その他のアイディア
もしこのパンがあまりお好みじゃないようでしたら、いくつか変化を加えることも出来ます。
・ショウガ、シナモン、カルダモン、カイエンペッパーなどのスパイスを加える。
・オレガノ、タイム、ローズマリー、バジルなどのハーブを加える。
・ガーリックパウダーをまぶす。
・水の代わりにココナッツミルク、アーモンドミルク、オーツミルクなどを使う。
・コーンフラワーやひよこ豆の粉を使う。
・ココア、スパイス、はちみつ、ナッツ類など甘みを加えてみる。
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- Herrera, M.J., Hermoso, M.A., Quera, R., (2009). Enfermedad celíaca y su patogenia. Revista Médica de Chile n. 12. Disponible en: https://scielo.conicyt.cl/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S0034-98872009001200012