驚くべきチアシードの効能8つ

チアシードの効能の中で、心臓を健康に保ち、ダイエットを助ける働きがあります。迷わずにチアシードを毎日の食生活に取り入れましょう。
驚くべきチアシードの効能8つ
Karla Henríquez

によって書かれ、確認されています。 医者 Karla Henríquez.

最後の更新: 30 8月, 2023

アメリカ栄養学会によると、特に以下のような理由でチアシードは体に良いとされています。

  • バナナやプランテンよりも多くカリウムを含んでいます。
  • 野菜よりも多くタンパク質を含んでいます。
  • オーツの2倍の食物繊維があります。
  • ヒラマメやホウレンソウの3倍の鉄分があります。
  • クランベリーに含まれている抗酸化物質の量の3倍を誇ります。
  • 牛乳の5倍のカルシウムを摂取できます。

この記事では、こうした効能についていくつか情報をお伝えします。読めば必ず、毎日の食生活にチアシードを取り入れたくなることでしょう。

1. チアシード・ダイエット

チアシードドリンク

チアシードは新陳代謝と脂肪の燃焼を速めるのに素晴らしい働きをします。

チアシードを水とレモンとあわせれば、爽快感のある飲み物となる上に体を浄化し、便秘の対策にもなります。

材料

  • チアシード 大さじ1(5g)
  • 水 1カップ(200g)
  • レモン 1個(100g)

作り方

  • まず、水を2つのカップに分け、チアシードをそのうち片方のカップの水に浸します。
  • チアシードは最低40分間水に浸します(このチアシードを混ぜた水は目に見えて濃くなっていきます)。
  • 40分後、レモンを絞り、レモン汁をもう片方のカップの水に注ぎ入れます。
  • 両カップの水を混ぜ合わせ、よくかき混ぜます。

最大限の効果を得るには、空腹状態の時に飲みましょう。

2. 健康な心臓

チアシードはオメガ3脂肪酸を自然に摂取できる源です。オメガ3脂肪酸は、循環器系を円滑な働きを維持するので、その結果、心臓の働きも円滑になります。

  • コレステロールや中性脂肪の値を下げるのに役立ちます。
  • その上、慢性の炎症疾患になるリスクを減少させます
  • また、神経系の合併症を防ぐ働きもします。

3. 大きなエネルギー供給源

チアシードを食べることで、体に良い量の複合炭水化物を供給することができます。複合炭水化物は、体にエネルギーを長期間供給する栄養です。

そこで、もしエネルギーがあまり感じられないことがあったり、すぐに疲れやすくなりがちなのであれば、チアシードを食生活に足すといいかもしれません。

同様に、スポーツをしたり、日常的に大変活動的な日を送っているのであれば、チアシードは持久力をつける助けとなります。

こちらも参考にして下さい:あなたの精神的エネルギーを奪う7つの習慣

4. 肌が早期に老化してしまうのを防ぐ

チアシードに含まれる大量の抗酸化物質のおかげで、肌の修復が速まり、また同時に肌への更なるダメージを防ぐことができます。

チアシードは遊離基(フリーラジカル)に対抗します。ですから、体を中からきれいにし、細胞の老化を遅らせるためにチアシードを食べるべきなのです。

5. 関節痛

関節の痛みにチアシード

チアシードは素晴らしい抗酸化物質であり、オメガ3脂肪酸を含んでいることから、関節炎の痛みを緩和する性質があります。

それと同時に、その高い亜鉛と銅の含有量のおかげでコラーゲンの生成を刺激します。

そうした理由から、チアシードは関節の機能が正常になるように助け、関節症、関節炎、脱臼によって生じる問題を防止する働きをします。

6. 筋肉量

チアシードは筋肉量を増やすのにおすすめの食物です。なぜなら、食物繊維、オメガ3、オメガ6、オメガ9が大量に含まれているからです。

同時に、再生効果や治癒効果があり、非常に激しいトレーニングに役立ちます。

7. チアシードで体を潤す

チアシードで肌の保湿

チアシードはその種の重さの10倍~12倍の量の水を吸収することができます。このため、電解質をバランスよく保ち、体内をより長く水分で潤った状態に保つのにうってつけです。

8. 良い気分を促進する

この種はトリプトファンが豊富です。 トリプトファンは、ハッピーホルモンとして一般に知られているセロトニン生成の必須アミノ酸です。

その結果、チアシードを食べることで、規則正しい睡眠を取る、気分の起伏を改善する、鬱病や不安症の症状を和らげたりする可能性が高まるのです。

どのようにチアシードを摂取したらよいのか?

前述のようにチアシードを空腹状態で食べる他、いつでも食べることができる上、大好物の食事に加えることもできます。

この恩恵が豊富な食材チアシードを以下のような食材と混ぜ合わせても良いでしょう。

  • ヨーグルト
  • 牛乳
  • スプーンで食べるデザート
  • サラダ
  • シリアル
  • 焼き料理

強調しておきたいことは、過剰な量のチアシードを消費する必要はないということです。

適量は最高で一日に大さじ2杯です。大さじ2杯で、胃腸や動脈の不調、また血糖値が不均衡になる可能性を弱めることができれば素晴らしいですね。


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