姿勢をよくするための6つのテクニック

姿勢が悪いと背骨に非常によくない影響を与えます。どうしたら姿勢をよくすることができるか、ごいっしょに学んでいきましょう!
姿勢をよくするための6つのテクニック

によって書かれた Yamila Papa Pintor

最後の更新: 26 5月, 2022

仕事で一日中立ちっぱなしだったり、コンピューターの前にすわりっぱなしだったりすると、背骨が曲がったままの状態で過ごすことになります。

よい姿勢は、健康全般と腰痛防止のために絶対に欠かせません。

今回は、姿勢をよくするのに役立つ、シンプルで効果的なテクニックをご紹介しましょう!

背骨の位置に影響を与えるものって何?

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答えは簡単—すべてのことです。背骨(脊柱)は私たちの体を支える大切な部分ですから、日頃からその健康に気をつけなければなりません。

姿勢が悪いと、椎間板ヘルニアや慢性疲労など、とりかえしがつかない問題につながる可能性があります。

正しい座り方・立ち方・歩き方をしないことで引き起こされる問題は、不快感や痛みだけではないのです。

特に女性の中には、腰骨がゆがんでしまう人がたくさんいます。どうしてでしょう?

女性は体を休めているとき、足を組むなどして、片脚に全体中を乗せていることがよくあります。

ハイヒールをはいたり、重いショルダーバッグをさげていることも、問題を悪化させる可能性があります。

また男女を問わず、デスクワーク・立ち仕事・肥満・運動不足・ハイテク機器(スマホ・タブレット端末・ノートパソコンなど)の使いすぎなども、現代人の姿勢を悪くする大きな要因です。

メールを送ったり Eメールを読んだり、ソーシャルメディアをチェックしたりするために頭を下げるとき、背骨が曲がり、体が前に倒れ、 首の痛みの原因のひとつになります。

理想的な姿勢ってどんな姿勢?

どの姿勢がよい姿勢なのかご存知ですか?

いつでもどこでも私たちは姿勢には注意を払う必要があります。

つまり運動している時などだけではなく、スーパーで買い物しているとき、地下鉄に乗っているとき、あるいは家で座ってテレビを見ているときも、いつでも正しい姿勢を保つことが大切です。

ここからは、一日のうちであなたが姿勢に気をつけるべき時と、正しい姿勢を保つためのアドバイスをご紹介します。

座っているとき

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両足を床につけ、背中をまっすぐ伸ばし、肩の力を抜いた状態で、肩甲骨を引き締めるように肩を軽く後ろに引いてください。

脚を組む癖のある人は、血行を阻害し、むくみや疲労につながる可能性があるため、できるだけ組まないように注意してください。

立っているとき

両膝をわずかに曲げ、腹筋をリラックスさせ、体重を脚と胸の間に配分するように心がけてください。

歩いているとき

正面を向き、首と頭をまっすぐに上げましょう。

下を向くと首の痛みの原因になります。

また歩くときの足は、かかとから着地し、そのあとにつま先が地面につくようにしましょう。

眠っているとき

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理想的な睡眠時の姿勢は、横向きになって膝を曲げている状態です。

これがあなたの背骨をまっすぐに保つのに役立ちます。また、ベッドのマットレスと枕は質のよいものを選びましょう(時々新しいものと取り替えることも大切です)。

運転しているとき

運転中に正しい姿勢を保つことは、背骨のためだけでなく、安全のためにもよいことです。

上半身をまっすぐに伸ばしていると、万が一事故にあってもケガをする可能性が低くなります。

このためには、シートにもたれかかったり、頭をヘッドレストに乗せたりすることは避けましょう。

シートの位置を調整して、前屈みにならずにペダルに楽に足が届くようにしましょう。

姿勢をよくするためにはどうしたらいい?

一日をとおして背骨をまっすぐに保つのに役立つテクニックがいくつかあります。

最初は、「背筋を伸ばして座る」ということを覚えておくことはちょっとむずかしいかもしれませんし、正しい姿勢に慣れるまでは背骨や筋肉が痛むかもしれません。

でも、そんな最初の痛みも、正しい姿勢がもたらしてくれる効能に比べたら、取るに足らないことだと気づくことでしょう。効果的なテクニックとは……:

ロープでひっぱり上げられていると想像する

これはヨガやピラテスのクラスでよく教えられることです。

頭のてっぺんから天井までつながる目に見えないロープがあって、あなたを支えていると想像してください。

背中にテープを貼りつける

マスキングテープを使って背中にXを作ります。

まず右肩から左腰までテープを貼ります。それから、もう一本のテープを右腰から左肩まで貼りましょう。

これが正しい姿勢を維持するのに役立ちます。テープを貼るときは、家族などの助けを借り、肩を後ろに引いておくことが肝心です。

頭の上に本を乗せる

モデルのように歩きたい女の子たちに歩き方を教えるのに昔から使われてきたテクニックです。

頭と首をまっすぐに保ち、下を向かないことです。また、肩を下に「がっくり」と落とすことも避けましょう。

ふくらはぎを鍛える

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姿勢は背骨だけの問題ではなく、全身に関わっています。

私たちの脚は全体重を支えており、それにはふくらはぎが大きな役割を果たしています。

床に座って、両脚を伸ばし、上体を前に傾けてつま先に触りましょう。 つま先に手が届かない場合は、決してムリせず、できるところまで伸ばしてください。

これは、背中・肩・首のすぐれたストレッチ法であるだけでなく、ふくらはぎと腹部の筋肉を強化するのにも役立ちます。

休憩をとる

もし一日中机について仕事しなければならないなら、時々立ち上がって歩き回るように心がけましょう。

立ち上がるたびに、机のまわりを2〜3周する・腕を動かす・肩と腰をまわすなどの、ちょっとしたエクササイズを実行しましょう。

座っているときは、背中をまっすぐに保ち、肩の力を抜いた状態で両脚を持ち上げるだけでもいい運動になります。

鏡を見る

よい姿勢を保てているかを確かめる一番の方法は、鏡に全身を映すことです。

鏡に向かってまっすぐに座り、どんな姿勢をしているか見てみましょう。

これで、正しい姿勢を保っているかどうかがわかります。街を歩いているときや、人を待っているときなども、ショーウインドーに映る自分の姿勢をチェックしましょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。