セックスするべきではない状況とその理由
私たちを楽しく幸せな気分を高揚させてくれるのがセックスです。
そのため、性欲を抑えたりセックスを楽しもうとしないのは不条理な考え方だといえます。
ただし、セックスはポジティブで楽しい行為とはいえ、ネガティブな面も持ち合わせていることを忘れてはいけません。
本記事ではセックスをするべきではない状況とその理由についてお話しします。
1.浮気中のセックス
あなたが相手に不誠実な態度をとっているとき、または相手に裏切られたとき。このような状況でのセックスは、あなたの自尊心を崩壊させ、悲しみを深め、気まずい思いをするだけでしょう。
さらに、浮気を納得しないまま表面的に相手を許してしまうと、相手への腹立ちや憎しみに満ちた関係へと変化してしまうため、浮気問題は、セックスで解決してはいけません。
まずは二人の関係と今後についてしっかりと話し合うことで解決しましょう。
このような状況で最も避けるべきなのは「相手に浮気をしたことを隠し続けること」です。カップルは関係が始まる第1日目から相手に対して誠実であるべきです。
世の中には、誰か1人だけを愛し続けることができない人もいますが、嘘を積み重ねるよりは相手に正直でいることをお勧めします。
こちらの記事もご覧ください:浮気を乗り越えたカップの共通点
2.愛情を得るためのセックス
感情的に誰かに依存してしまった経験はありませんか?
幼児期の愛情不足に悩んだことはありますか?
家族から愛情を受けずに育った人は、のちの恋愛や婚姻関係をうまく築けない傾向があります。
セックスという行為が好きか嫌いかに関係なく、自分の欲しい愛情を得るためにセックスをする人がいます。そのようなセックスにはドラッグのような中毒性がありますが、相手から自分の望むような愛情が得られないと不安に陥ってしまいます。
そして、このような状況のセックスは、精神面や感情面での過度な依存やセックス中毒を生み出します。
またこのタイプの人は、パートナーからの愛情が得られないと、ほかの人から愛情を得ようと浮気に走る傾向があります。
このような状況で、自分の空虚感を満たすためにセックスをしても何も変わりません。根本的な問題、つまり幼児期のトラウマや過去の問題を解決することが一番大切です。
また、愛情を得るためにセックスをする人は、実は相手を愛しているからセックスをしているわけではないため、幸せな関係ではなく毒のある関係に陥りがちです。
3.セックス中毒になっているときのセックス
セックス中毒になっている人の中には、性欲を抑えることができなくなる色情症(ハイパーセクシャリティー)という治療が必要な病気になっている人もいます。
この病気を発症している人は、実はセックスでは何も満たされません。しかし、セックスから得られる一時的な喜びや快楽を追い求めるため、不特定多数の人とセックスをしてしまうのです。
強迫的にセックスを求める結果、激しい罪の意識、空虚感、自尊心の喪失やストレスなどを引き起こします。
セックスが中毒になってしまうと、楽しくなくなります。どのようなことでも、義務や「やらなくてはいけない」という強迫概念を感じると、喜びは失われてしまうからです。
4.問題から逃げるためのセックス
喧嘩をしていても喧嘩の最中にセックスをするカップルがいると聞いたことはありますか?
そうです、問題を解決するためにセックスをする人達がいます。
パートナーとの喧嘩中や意見の食い違いがあるときに、セックスで解決しようとしても、問題が解決するはずもなければ、自分が望む結果が得られることもありません。
セックスでごまかせば、一時的な快楽は得られるかもしれませんが、快楽の裏に隠された問題は解決しません。最終的にはセックスをしても問題が解決しない日がやってきて、二人の関係に亀裂が生じます。
こちらの記事もご覧ください:幸せなカップルから学ぶ幸せな関係の秘密
これまでに、自分が抱えている問題から逃げるためになセックスをしたことはありますか?
セックスをしている間はその問題を忘れられるかもしれませんが、状況が悪化する危険性もあります。
本記事でご紹介したような状況に陥った時、一時的なの衝動や感情でセックスをしてはいけません。
ここまで読んで、あなたが考える「セックスをするべきではない」状況はありますか?
それはどんな状況ですか?
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