健康を害する心理的な虐待

· 8月 9, 2018
心理的な虐待から身を守り、自分の幸せを見失わないかどうかは自分次第です。私たちの健康は第一に自分が「ケア」をしなければならないものであることを忘れないようにしましょう。

自分が望んでいるものを手に入れるために誰かを傷つける人がいます。本記事ではその中でも、私たちの健康と幸せに悪影響を与える5つの「心理的な虐待」をご紹介します。

心理的な虐待5選

虐待に苦しむ女性

1.相手を責める

心理的な虐待の中でも最も一般的で、日常的に行われているタイプです。

マニュピュレーターは、相手に対して自分が犠牲者のように振る舞い、相手を責めることで相手が「悪い」と感じて罪の意識や痛みを感じて苦しむと言う方法をとります。

このような状況は、職場、自宅、地域のコミュニティー、そして自宅でのパートナーとの生活の中で起こる可能性がありますが、相手に責められることで不安や心配な気持ちが起こり、これが心身の健康に悪影響を及ぼします。

また自尊心や自己防衛能力を低下させる危険もあります。

2.ガスライティング

ガスライティングとは心理的虐待の一種で、間違った情報を提示した上で、相手が自分の記憶や正気を疑うように仕向ける方法です。

このタイプの虐待を受ける被害者は自分が妄想的なのではないかと疑い始めるため、被害者を思い通りに操ることができます。

またこのタイプの心理的操作は、パートナーなどの身近な人が計画的に行うため、虐待という判断が難しいのが問題です。

うつろな女性

ガスライティングという虐待を受けると、自分の言動や行動を疑い始め、最終的には自分自身さえも疑い始めるため、精神的に混乱し、精神面の健康に悪影響を及ぼします。

3. 大切なことから目を背ける

英語には「部屋の中に象がいる」という言い方で、触れてはいけない話題を表すことがあります。これは大きな象が私たちの部屋の中に存在するのは、現実的には不可能であることから「触れてはいけない話題」などを表す慣用句として使われています

問題に直面するのを拒否することにより緊張が高まりますが、時間が経過するに連れてさらにその問題に触れることが難しくなります。

そしてこのことをマニュピュレーターが見つけると、それをいいように利用しようとするため、注意が必要です。

4. 過保護

過保護

親子の間、または夫婦間にも起こりうる行動ですが、状況が悪化すると心理的虐待と結びつきます。片方が相手を「保護」する立場である場合は当然の行動とも言えますが、それが過剰になりすぎてはいけません。

過保護と呼ばれる、過度に保護された状態に陥ると相手に精神的なダメージを与える心理的虐待となります。

このタイプの虐待は善意として行われていることが多いため、最初のうちは発見するのが難しいですが、時間の経過とともに相手への感情的依存を伴う有毒な関係となり、最終的には被害を受けている被害者が加害者の支配下に置かれるため、自分の意思決定ができず全てを支配されるという状況が生まれます。

こちらもお読みください:良くない関係の中にいる兆候

5.過剰に愛情を求める

過剰に愛を求める

自分が抱えてる問題を利用して、他人の注意を引いたり同情を得ようとするタイプの人がいます。また自分が必要としているものを他人に示すことで、相手が気の毒に思ったり申し訳なく思うのを狙っています。

実はこの方法は他人を自分の支配下に置きたい時によく使われる方法です。

このような状況下では、マニュピュレーターたちには周りの人を脅迫したり虐待しているという意識はなく、自分は本当の被害者であると感じ始めるため、他人が心配して世話を焼いてくれたりすることがほとんどです。

つまり自分を「かわいそうな立場の人間」に見せることで、相手を支配するという心理的な作戦です。

今回ご紹介した心理的な虐待や脅迫は、マニュピュレーターが設定した状況があたかも正常で、被害者に問題があるかのように見せながら、加害者が必要な物事を相手に認めさせる方法ですのでご注意ください。

またこれらの心理的虐待に支配されず、自分の健康を第一に考えて大切にすることを忘れないようにしてください。