最近聴覚検査を受けたのはいつですか?
定期的に聴覚検査を受けると、毎日の生活の質の向上につながるのをご存知でしたか?聴覚は体の基本的機能であり、私達と世界を繋げる重要な機能です。
ところが残念なことに、耳の健康について特に気にも留めずに過ごしている人が多いようです。1年に1回聴覚検査を受けるだけで、もし何か耳に異常があればすぐに対処できます。
皆さんが、最後に聴覚検査を受けたのはいつでしょうか? 随分長い間検査していない人も多いのではないでしょうか? 聴覚の低下は誰にでも起こり得る問題にも関わらず、軽視されているのが実情のようです。
今回はなぜ聴覚検査が重要なのかをご紹介したいと思います。
聴覚検査が大切な理由
聴力検査は1年に1回受ける事が推奨されています。
それは、聴覚に何かしらの変化を感じている場合でも、いつも通りに聞こえていると思っていても同じことです。
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50歳を超えたら1年に1度聴覚検査を受けましょう。
聴覚の衰えは、気付かないうちに起きています。その衰えの最初が50歳あたりに起きると言われています。
聴覚の問題を早期に発見し、早めに治療する事がとても大切である事を忘れないでください。それぞれの症状、それぞれの患者によって治療の方法も様々です。
多くの人が普段から、歯や目には気をつけ、歯科医院や眼科に通っています。それに対して、50歳以上の人達の50%以上が耳鼻科の検診に行っていない事が分かっています。
実は、聴覚低下は関節炎と高血圧に続いて3番目に多い健康問題なのです。
6人に1人が聴覚に問題を抱えています
- ヨーロッパでは、30%の男性そして20%の女性が日々の生活に支障をきたすほどの聴力の問題を抱えています。
- 18歳から80歳までの大人のうち7100万人が25dB未満の音が聞こえないと言われれています。これは、WHO(世界保健機関)が設定している軽度の聴覚障害に当たります。軽度聴覚障害になると、小さい声や騒がしい所での会話が聞き取りにくいなどの問題が発生します。
- 北アメリカではおよそ3500万人の聴力が低下しているという研究結果がでています。
- 特に発展途上国で聴力の低下が著しい理由:医療が十分に行き届いていない、聴覚検査を受けに行けないなどが挙げられます。
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聴覚の問題を見つけるには?
まずは聴覚検査を受ける事をお勧めします。
特に以下の症状がある場合には、すぐに検査を受けましょう。
- いつもテレビの音などを大きくしている。
- 時々、人と話している時に一回では聞き取れないので聞き返す事がある。
- 声が聞こえにくいので会話を続けるのが難しい。
- 人に声が大きいと言われる。
- 電話での会話がよく聞こえない。
上記の症状がある場合はすぐに聴覚テストを受け、今耳がどういう状態にあるのか診てもらいましょう。
少しの時間をさいて検査を受けに行く事で、もしかしたら人生が大きく変わるかも知れません。検査を受け治療を早めに行う事で、日々の生活に必要な音がよみがえり、周りとの繋がりもまた強くなる事でしょう。