関節炎、変形関節症、骨粗しょう症の違い

7月 11, 2017
これらの病気は、誰にでも起こり得るものですが、特に女性に多いと言われています。これら3つの病気の違いと予防の仕方についてご紹介します。

関節炎、変形関節症そして骨粗しょう症は同じものではありません。

すでに、こうした病気をお持ちの方はよくご存じでしょうが、一般的にはその違いはあまりよく知られていません。これらの病気は、現代社会において蔓延している一般的な病気です。関節炎、変形関節症、骨粗しょう症の3つに共通している事は、そのせいで苦しんでいる方、特に女性が大変多いということです。

この3つの病気の1番の問題は、慢性的である事と効果的な治療方法のない変形性疾患であるという点にあります。

そうは言うものの、症状を抑える薬などもあります。また、炎症、しびれ、痛みを抑えるセラピーもあります。

それでは、関節炎、変形性関節症、骨粗しょう症の違いをご紹介しましょう。

 

最も一般的な変形関節症

リウマチ性疾患で最も一般的と言えるのが変形関節症です。この病気は軟骨の変形から起きる病気です。

軟骨は、骨の先端を覆う組織です。軟骨には、骨がお互いに触れる事なく動く事ができるようにする機能があります。変形関節症の場合、横になったり何もせずに休んでいる時痛みが弱まる事があります。

軟骨が弱ると摩擦が起きたり、痛みそして炎症が生じる可能性があります。

変形関節症は、腰、膝、足首に起きやすい傾向にあります(体重を支える関節に起きやすいと言えるでしょう)。

未だにこの病気に効く薬はないのが事実です。病気の進行を遅らせる事は可能ですが、進行を止める事は不可能です。

もし今、変形関節症をお持ちというわけではなく、これから予防をしていきたいのであれば、簡単な運動と体重の増加に気を付けると良いでしょう。

また、ビタミンCを多く含んだバランスの取れた食事をする事も大切です。ビタミンCは体内でコラーゲンを生成する為の重要な役割を果たします。

もし、すでに変形関節症で悩んでいる方はビタミンCやカルシウム、リン、マグネシム、シリコンそして硫黄などのミネラルを毎日摂る事を忘れないで下さい。

 

関節炎は年齢が原因ではありません。

信じられないかも知れませんが、関節炎は、時間を掛けて起きる病気ではありません。それに加えて、ある程度年齢を重ねたからと言って襲ってくる病気でもありません。

色々な種類の関節炎がありますが、この病気は子供や普段アクティブに動いている人、スポーツ選手などの仕事でかなりの運動量を要する人達にも起きてしまう病気です。

関節症には様々な原因が考えられます:

  • 免疫系の問題:自分の免疫システムが自らの滑液膜(関節の中にある層になっている組織)を攻撃してしまう
  • 外傷を受けた後:事故にあった後や反復運動(例:パソコンで作業をする)をするなどした時
  • 他にも、尿酸の結晶が留まってしまう事も関節炎の原因とされています。

関節炎は、慢性的な強い痛みと共に起きる傾向になります。変形関節症の場合には、休んでいる時に痛みの減少を感じる事ができますが関節炎の場合は逆に休んでいる時に痛みがひどくなることが多いと言われています。

関節症を予防するには、カルシウム、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸が多く含まれた食材を取り入れた食生活をすると良いでしょう。それに加えて、ある程度の運動をしましょう。外に出て、太陽の光を浴びて体内で十分なビタミンDを合成する事も大切です。

 

女性に起きやすい骨粗しょう症

骨粗しょう症は、全身に起きる慢性的で身体を衰弱させてしまう病気です。

骨粗しょう症が起きている事に全く気付かないまま突然、理由がないような状況で骨折するまで普通に過ごしているケースが多々あります。これは、骨粗しょう症に苦しむ人にとってつらい現実です。

骨の組織は、常に新しく生まれ変わっています。新しく構築し、古い組織を破棄するのです。

ところが更年期など、このバランスが崩れてしまう時があります。

新しい組織が作られなくなる事で骨の密度が低くなり骨折のリスクを高めてしまいます。

骨粗しょう症になってしまうと、特に手首、腰そして椎骨に穴が多くなります。

この病気を治療するには、カルシウムとビタミンCを多く含んだサプリメントを取ると良いでしょう。

医師が推薦した場合には、ビスフォスフォネート(骨吸収抑制剤)を用いるとカルシウムが骨内から排出されるのを防ぎ、骨密度をあげてくれるので効果的です。

非常に興味深いのは、近年出回っている薬の多くがモノクローナル抗体が使われているという事です。これらの薬は、注射で投与が行われます。モノクローナル抗体は骨粗しょう症に対して大きな効果があり、患者さんの生活の質を大きく改善してくれます。

あなたへおすすめ