毎日シャワー浴びると/健康によくないってホント??

ご存知のように、どんなに健康的な習慣でも、度が過ぎるとかえって害となる場合があります。特にシャワーは、浴び過ぎだとはなかなか気づきにくいものです。
毎日シャワー浴びると/健康によくないってホント??

最後の更新: 02 10月, 2018

シャワーを毎日浴びるのは健康によくないーそんな見出しをインターネットで見かけたことはありませんか。今回は、これが本当なのかどうかを判断するのに役立つ、毎日の入浴習慣に関する情報をお伝えするとともに、シャワーで身体を洗う際に、お肌の清潔と潤いを保つのに役立つヒントをいくつかご紹介します。

個人的な清潔習慣を実践するとき、理想的なバランスを維持し、私たちの身体に害を与えないように、正しいやり方を守ることが大切です。肌は生命維持に必要不可欠な重要な臓器のひとつであるだけでなく、身体の中の最大の器官であり、日々細菌にいちばんさらされている部分でもあります。

私たちは1日に数回シャワーを浴びることがあります。寝汗をかいたあと・猛暑の中、汗だくで帰宅したとき・エクササイズのあと・眠気を覚ましたいときなど、理由はさまざま。リラックス効果はお風呂の方が上ですが、シャワーなら、手軽にいつでもさっと浴びられるのが魅力です。でも、気をつけてください! 繰り返しますが、度を過ぎた習慣は、健康によくないことがあるからです。

1日に何回もシャワーを浴びるべきでない理由

冷水シャワー

シャワージェルなどの製品に含まれている成分がNG!

私たちがシャワーを浴びるときに使うシャワージェルや抗菌石鹸などの製品のほとんどは、パラベン(安息香酸塩)やキセノ(外因性)エストロゲンなどの化学物質や石油製品を大量に含んでいます。これらの成分は、私たちの健康をそこなうマイナス効果がありますし、ある種のがんと関係があると考えられています。

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肌は大きくて複雑な器官です。大切にしましょう!

もう一度繰り返しますが、私たちのは身体の中で最大の器官ですから、できるかぎりのことをして、いたわってやらねばなりません。ところが、1日に何度もシャワーを浴びていると、私たちの肌を守っている 細菌叢や 皮脂などの天然の保護膜に大きなダメージを与えかねません。

健康を守ってくれる腸内細菌叢(腸内フローラ)については、このサイトでも何度もお話してきましたが、いわゆる善玉菌はお肌にも生息しています。皮膚常在菌とよばれるこれらの善玉菌は、ウイルスやその他のばい菌の侵入を防ぐためのバリアとして、皮膚や粘膜を守っています。また、皮脂も皮脂膜をつくり、乾燥やその他の環境的要素からお肌を守るほか、皮膚常在菌のエネルギー源としての機能も果たしています。これらの天然の防衛システムのバランスを守るためにも、1日のうちに何度も肌を洗うことは避ける必要があります。

シャワーを浴びるときに気をつけたいコト

冷水シャワー2

結論を言うと、毎日シャワーを浴びること自体は悪いことではありません。でも、1日のうちにシャワーを何度も浴び過ぎることと、強力な洗浄・殺菌効果のある化学製品を使うことが問題なのです。この事実をふまえたうえで、シャワーを浴びる際に、お肌の清潔と潤いを守るのに役立つヒントを以下に挙げてみます。

  • 熱いお湯を使い過ぎない:寒い朝や疲れたときなど、熱めのシャワーを浴びると気持ちがいいもの。でも、熱いお湯を長時間浴びていると、お肌によくない影響を与えます。シャワーは熱めが好き! という方も、熱いシャワーは短時間で切り上げて、もっとお肌にやさしい温度を選ぶようにしましょう。
  • 化学薬品を含まない、お肌にやさしい石鹸を選ぶ:できるだけお肌にやさしい、天然素材を使った石鹸を選びましょう!
  • お顔のパックやマスクは、シャワーの前に使いましょう。市販のパック剤やマスクに含まれている、お肌によくない化学薬品を吸収せずにすみます。
  • 石鹸やシャンプーなどを使ったあとは、シャワーで完全に洗い流しましょう。お肌に残っていると、乾燥の原因となります。

シャワーの後は、タオルでゴシゴシ拭かないこと。肌荒れと乾燥の原因となります。肌をこする代わりに、やさしく押さえるようにして水分を取り、完全に乾く前に質のよい保湿クリームを塗ることをおすすめします。

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シャワーのお湯の温度は何度ぐらいがいちばんいい?

最後に、シャワーのお湯の温度も大切であることを覚えておきましょう。目安を挙げると……

ぬるめのシャワーなら、24度ぐらいがおすすめ。お肌をひきしめるのに役立ちます。もっと温かい方がよければ、30度ぐらいにすると、全身をリラックスできます。

熱めのシャワーをお好みなら、40度前後。リフレッシュ効果抜群です。この温度だと、身体がうちにこもっていた熱を体外に放出し始めるので、さわやかな気分になれるのです。ただし、熱めのシャワーは長く浴びすぎないことが肝心です。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。