薬だけに頼らずクローン病の症状を和らげる9つの方法
クローン病とは、比較的若い人に多く発症する原因不明の腸の疾患で、厚生労働省の定める特定難治性疾患の一つで、主な症状には、腹痛、下痢、血便などがあります。
発症する部位によっては腸閉塞を引き起こすほか、炎症による発熱、痔ろうや肛門周囲に膿ができる症状を引き起こすこともあります。
そんな原因不明の病クローン病ですが、薬に頼らず自然な方法で改善することができるとされています。
気になる治療法を見ていきましょう。
1. アロエ
消化器官のトラブルの救世主アロエ。
アロエの抗炎症成分が、腸の炎症を引き起こすクローン病に効くと言われています。
他にも抗酸化成分が含まれているため、腹痛などの腸の不快感や炎症を和らげてくれるようです。
腸の炎症や腹痛はクローン病の症状の最大の特徴でもありますので、アロエジュースを飲む事で消化器官や免疫機能の向上が期待できるとなると、嬉しいですね!
摂取法としてはアロエのゲルをアロエジュースにしてそのまま飲むかスムージなどに加えるのがいいでしょう。
一日にスプーン1〜2杯を目安にし、新鮮なアロエから作るアロエジュースをお楽しみください。
こちらもご参考に:効果抜群!アロエベラの活用法10選
2. ペパーミントとスペアミント
ペパーミントもスペアミントもどちらも、抗酸化作用において抜群の効果を発揮します。
つまり、どんな種類のミントでも、ミントから作られているお茶ならば健康面において良い影響をもたらします。
ミントティーを飲むことで、よりはやく症状の緩和を促すことができ、クローン病からくる腸の炎症を防ぐ効果があるとされます。
クローン病の患者さんは症状の痛みがいかに日常に影響を及ぼすかご存知かと思います。
ぜひ今日からミントティーを試しましょう。痛みを和らげ、症状の改善を早めることができます。
3. スリッパリーエルム茶(アカニレのお茶)
アカニレはクローン病もさることながら、癌の治療に効果があるとされるエシアックティーの成分のひとつでもあります。
腸や胃の消化の運動を助けるとされている他、貧血や他のクローン病の症状の緩和にも効果があり、さらには出血を止める力もあるようです。
4. ヨーグルト
ヨーグルトには胃の修復や消化を助けるプロバイオティクスと呼ばれるバクテリアが含まれているため、私たちの健康に良い影響を与えます。
下痢や出血、炎症もこのバクテリアの力で緩和することができます。
毎朝一杯のヨーグルトを食べるだけで、その日の症状を緩和できるなら嬉しいですよね!
5. フレッシュフルーツ
新鮮な果物については、クローン病の症状を和らげることができたという人がいる一方で、逆効果だったという人もいます。
なぜなら、人によってフルーツへの体の反応は違いますし、フルーツによっても異なりますので、一概に何をどんな量食べるのが正解とは言い切れないからです。
つまり、フレッシュフルーツについては、自分の症状に効果があるものや避けるべきものを、自分で見つけ出す必要があります。
6. 人参
人参に含まれる抗酸化成分とビタミンは、クローン病の症状に効果的です。
また、人参自体が消化に良いため、他の食べ物よりも胃腸に負担をかけないことが特徴です。加熱調理することでさらに栄養が凝縮されるので、ぜひ加熱調理をして食べましょう。
7.食物繊維の少ない食べ物
食物繊維って消化器官に良いイメージがあり、実際に食物繊維は消化を助け、胃腸に良い影響を与えます。
しかしクローン病を発症している人にとって、食物繊維たっぷりの食事はただ痛みを生み出すだけです。
ぜひ食物繊維の少ない穀物を選びましょう。
ただし、食生活を大幅に変えることは体に大きな影響をもたらしますので、医師と相談してから決めましょう。
8. ヨガ
食生活を変えることは勿論効果的ですが、その他のライフスタイルを見直すことでも症状の緩和が期待できるでしょう。
例えばヨガは、不安やストレスからあなたを解放してくれます。
特にクローン病の患者さんは、ストレスを緩和することで合併症を防ぐことができるようです。
こちらの記事もご覧ください:不安とストレスを和らげる5つのヨガのポーズ
9. 鍼治療
関節痛もクローン病患者の代表的な症状の一つです。
関節痛に効く治療として鍼治療が挙げられます。
週一回もしくは月一回の鍼治療で、関節痛を和らげることができ、生活の質はみるみる改善するでしょう。また、鍼治療はクローン病がもたらす様々な症状の緩和につながります。
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