心の空虚感を埋める!/「内なる自分」とつながる5つの方法

心の空虚感を埋めるためには、何よりもそして誰よりもまず自分自身を愛し、自分自身を傷つける物事を避けることが大切です。現在の生活を楽しみながら毎日を過ごしてください。
心の空虚感を埋める!/「内なる自分」とつながる5つの方法

最後の更新: 21 10月, 2018

心に空虚感を抱えて生きるのは、感情が麻痺してしまったような状態です。

心理的に何かが失われている状態を「心の空虚感」という単語で表すことがあり、これは苦しみや不快感、そして悲しみに心が支配されている状態です

人間関係や恋愛関係では「空虚感」という表現が使われることがありますが、それが「心の空虚感」を与える状態にまで陥ることがあります。

個人的な苛立ち、辛い幼児期から続く心の痛み、失敗、ストレスや不安感などが心の空虚感を生み出します

心に空虚感を感じると、内なる自分とのつながりがなくなり、精神的な不満や不安感が高まります。

本記事では、このような心の状態を修復する5つの方法をご紹介します。

本当の自分を理解し強い心を持つことで、心の空虚感を癒すことができます。

1. 孤独や一人の時間を恐れないで

心の空虚感は孤独感と深い関わりがあり、孤独感や他人に理解されないことなどが心の空虚感の原因となることが多いと言われています。

孤独感と心の空虚感の関係性について、いくつかの例をご紹介します

  • 恋愛関係にあるけれど常に深い孤独感を感じ、相手が自分を理解してくれず、常に不幸を感じながら日々生活している時
  • 自分の周りの人から、全くサポートを得られていないと感じる時
  • 自分の恋人や配偶者、または家族との深く幸せな絆を感じられない時

誰かや何かに対して不満を感じたり孤独を感じる時、その感情が心の空虚感と結びつきますが、孤独が原因の心の空虚感を癒すためには「内なる自分」とつながることが最も大切です。

自分の人生を心から楽しみ自分を愛することで、自分の一番大切なパートナーは自分自身だと気づきます。

誰よりもまず自分を尊敬し、自分 自身に注意を払い、心身のケアに務めることで、精神的に強くなります。

自分の時間を楽しみ、内なる自分と向き合う時間を大切にしないと、他人に自分の人生や楽しみを委ねてしまう生活に陥りがちです。

2. 自分を傷つけるものから離れ、心の空虚感を癒す

  • 心の空虚感は、全てを失っているという意味ではありません。癒されない心の傷や傷跡、そしていつまでも背負い続けている心の重荷です
  • 今持っている何かが欠けているわけではありません。自分の健康を維持し、幸せな生活を送るための全てをあなたは備えています。
  • 必要なのは、内なる自分の声に耳を傾け、つながることです。
  • あなたを悩ませ、傷つけ、そして不幸にしている原因を見つけることが大切です。
  • 自分の中の「自分が気に入らない点」を自覚しましょう(不安感や恐怖、また何かへの依存等)。

自分の中の「闇」となっている部分、そして内なる自分とつながるのが最初の一歩です。

自分を傷つけ、心に空虚感を作り出している原因から距離を置くことが大切です。

 

3. 心の雑音を消す

「内なる自分」は、複雑で深い心の雑音により自由を妨害されています。心の解放や自由が壁に囲まれている状況です。

  • 心の雑音は「私はできない」「リスクを冒してまで実行できない」「もしもこれをしたら周りの人が落胆するはず」などというネガティブな考え方から成り立っています。
  • これらの雑音を消し去り自由を再び獲得するためには、自分を第一に考えて自尊心を満たしながら、心の空虚感に光をもたらし安心感を供給してください。

こちらの記事もご覧ください:ネガティブ思考を改善する方法

4. 自分の魂に花を咲かせるために他人は必要ない

自分の空虚感を埋めてくれる人を待ち続けて、人生の約半分を費やしてしまう人がいます。

また、私たちの魂に花を咲かせてくれる人や、私たちの手を取り幸せで満たされた生活に導いてくれる人を求めがちです。

他人には私たちを幸せにし、満足させる義務はありません。私たちを空虚感から救い人生を満たすのは自分自身です。

自分自身の幸せを見つけ、毎日の生活の中で幸せを築き上げてください。

心の庭にタネをまき、自分が目指す人間へと成長することで心の空虚感を感じることがなくなります。

5. 身体の健康を大切に

本記事では、自分の考え、感情、そして物事に対する態度にどう対応するのかを学びました。ポジティブかつ現実的で、勇敢な考え方は、心の空虚感を癒すのに最高の方法です。

また、心の健康維持に努めながら、私たちの体や心臓の健康に気を配ることが大切です。

これからご紹介する簡単なアドバイスに従ってください:

  • 毎日少なくとも8時間の睡眠を心がける
  • 食事や休憩など決まったスケジュールに従う
  • 水分補給を行う
  • 毎日30分間歩く
  • ヨガやハイキングなどのリラクゼーション方法を身につける
  • 新鮮な野菜や果物を食べる
  • 朝起きたらまずレモン果汁を入れた白湯を飲む
  • 必ず朝食を食べる
  • 少量の食事を1日5回行う

毎回の食事や散歩など、日々の生活を楽しみながらしっかりと生きてください

過去を思い出して悩んだり、将来の出来事を不安に感じて思い悩むのではなく、現在を生きてください。今、この瞬間が一番大切です。


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  • Sha’ked, A., & Rokach, A. (2014). Loss and Loneliness in Close Relationships. Psychology Journal, 11(1).
  • Christie, D. E. (2006). The work of loneliness: Solitude, emptiness, and compassion. Anglican theological review.
  • Fogarty, T. F. (2000). On emptiness and closeness. Journal of Pastoral Counseling, 35(5).

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