ここが違う ストレスと不安感

1月 5, 2018
不安感は私たちの内面から生じますが、ストレスは外的要因によって発症します。ストレスと不安感の大きな違いについてご紹介します。

ストレスと不安感の違いがよくわからないという人や同じだと思っている人が多くいますが、実はこの二つには大きな違いがあります。

不安感は、自分を悩ませている心配事や、過去への思い、そして現在でも自分の心から離れない過去や負の経験への反応です。その一方、職場での人間関係など、外的な要因でストレスが発症します。不安感とは反対に、ストレスには、その効果で生産性が高まり仕事が早く仕上げられるといったポジティブな側面もあります。もちろんストレスが常にポジティブな結果を生むわけではありません。

ストレスと不安感の違い

1.ストレスと不安感の原因は異なる

ストレスを感じている女性

ストレスと不安感の最も大きな違いの一つがその引き金となる原因です。二つの原因は同じように見えますが、実は異なり、不安感は自分の内面から生まれる不合理な恐怖心に襲われることが原因です。例えば、愛する人を失うことへの恐怖、一人ぼっちになることへの恐怖、そして失敗することへの恐怖などです。

その一方で、ストレスの原因は外的要因で、自分は与えられた責任を遂行できないのではないかと考え、その考えに押しつぶされそうになるときなどに現れます。また毎日の生活の中でやらなくてはいけない仕事が思うように実行できない時や、いくつかの出来事が重なっている時です。例えば、自分がすぐに職場に行かなくてはいけないため、学校に行く子供に食事を作ったり服を着せる時間がないときなどです。

2.実は不安感はストレス症状の一つ

不安の症状

ストレスと不安感がまぎらわしいのは、特にどちらかがもう一つの原因となる時、つまり不安感がストレスを引き起こす原因の一つになるケースがあるからですが、実はこれは特定のケースにおいてのみ当てはまります。

前述したようにストレスは人生のある点において生じるものであり、ストレスを感じても自分の力ですぐに解決できることが多いです。ただしストレスが長期化する「慢性ストレス」と呼ばれる症状もあります。

ストレスを自力で解消できないときに、いつもよりも多く寝たり、ある特定の思考や家庭内の問題に固執することがあります。この場合、ストレスによって不安感が起こります。

不安感がストレスの症状の一つになると、深刻な疲労感、感情面での疲労、そしてモチベーションの欠如だけではなくうつ症状を発症します。

 

3.社会的なプレッシャーがストレスを引き起こす:不安感を引き起こすのは思い込みや信条

女性の不安感

ストレスと不安感のもう一つの大きな違いは、「自分の生きる世界をみる特有の考え方や信条」です。この特有の考え方が不安感を引き起こします。

例えば、男性が女性を置き去りにするような女性軽視の考えや傾向がある家族の中で育った女性は、恋人や夫といるときはいつでも、いつの日か自分の愛する男性も自分のことを見捨てるのではないかという不安感から抜け出せません。この不安感は、相手へのコントロールや相手への不信感、そして常に一緒にいたいなどの特定の行動を引き起こします。

ただし不安感から現れるこれらの行動により、相手が自分から離れて行くことが多いため、さらに不安感が増大します。

解決方法は、自分の信念や考え方を変えることです。

ストレスや不安感を感じずに生活することは可能か?

幸せを感じている女性

ストレスと不安感のない生活を送ることは可能なのでしょうか?

その答えは「ノー」ですが、その原因を軽減することは可能です。

また同時に、ストレスと同じく不安感にもポジティブな面があることを覚えておきましょう。不安感は自分の心の中にある、改善すべき心配事や信念などを再考するようにと心が注意信号を送っている状態です。

自分の物事に対する考え方や、自分を支配している信条や思い込みを変えるのは、自分が背負っている負荷を下ろすのに効果があります。

こちらの記事もご覧ください: 心を開放し感情をコントロールするための13の簡単な方法

ストレスによって前に進むことができるというポジティブな効果もあります。ストレスを感じることで生産性を高めながら締切日などをしっかりと守り、質の高い仕事を提供することができます

しかし、ストレスによって疲れ果ててしまうとその効果はマイナスになります。人生のある瞬間にストレスを感じるのは良いことですが、ストレスが毎日の生活の一部になるような慢性的なストレスには注意が必要です。

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