結果が出ない!?エクササイズに関する6つの勘違い

エクササイズは体にとってとても良いものです。効果的なエクササイズを妨げてしまうようなことがないよう、ありがちな勘違いを知っておきましょう。
結果が出ない!?エクササイズに関する6つの勘違い

最後の更新: 23 1月, 2019

理想的な体重を維持するため、また健康を改善するためには体を使ったエクササイズをすることが一番です。

定期的にエクササイズをすることで、ダラダラとした生活から抜け出すことができますし、太り過ぎるのを防ぐことができるでしょう。

実際、1日にたった30分エクササイズをするだけで、体内の重要な機能を整え、精神的な健康を改善する効果があるのです。

問題は、結果をすぐに期待する人が多いという点です。エクササイズを数日続けた後に結果が見えてこないとすぐに止めてしまったり、不健康なライフスタイルを続けてしまうのです。

これは、どれほど努力しても目標を達成することができないのは、世の中にエクササイズに関する勘違いが溢れているからです。

今日は、そんなエクササイズに関する勘違いを6つご紹介します。

1.「エクササイズをするのに適しているのは1日のうちで・・・」

多くの人が、エクササイズをするベストの時間帯として朝または夜を推奨しています。この時間帯が体に最も良い影響を与えると考えているからです。

真実はというと、エクササイズをするベストな時間帯がいつかについての研究は十分にありません。

大切なことは、快適な場所で、自由な時間があるときに毎日エクササイズを続けることです。

厳しいスケジュールにすると続けられないという人は、時間帯を問わず、毎日一回20〜30分で構いませんのでエクササイズしましょう。

2.「痛くないなら間違っていない」

間違いです!肉体的な痛みがあるかどうかと正しくエクササイズができているかどうかは関係ありません。ケガにつながることもあります。

活発な運動をした後は痛みを感じて当然です。でも、人はそれぞれですので皆が同じように感じるわけではありません。

痛くないから大丈夫という考えでエクササイズをしすぎ、筋肉を傷めてしまったり、ケガをしてしまうケースはよくあります。

そのため、最初は20〜30分の衝撃の少ないエクササイズから始めることをお勧めします。体が慣れるにつれて少しずつ難易度を上げていきましょう。

3.「お腹を引き締めるには腹筋をすればいいだけ」

お腹のエクササイズはお腹を引き締めることに焦点を当てています。しかし、それだけではお腹の脂肪を取り除くのに十分だとは言えません。

まず最初に、代謝を刺激し、余分な脂肪を減らす活動を含む有酸素運動プランを考えることが大切です。

また、不健康な食べ物を食べているとウエストラインの引き締めが難しくなりますので、食事を見直すというのもポイントです。

4.「汗をかけばかく程痩せる」

エクササイズをしている時に汗をかけばかく程、体脂肪が減ると考えている人は多いのではないでしょうか。

本当のところは、汗をかくことと脂肪を失うこととはなんの関係もありません人によって異なるのです。

汗とは、エクササイズをしている時に体が体温を正常に維持しようとすることによって出る自然な反応なのです。

5.「ウエイトを使うと女性は筋肉ムキムキになる」

もちろんそんなことはありません!ウエイトを使った筋力トレーニングは全身の引き締めと健康改善にオススメです。

ウエイトを持ち上げることでたるんだ腕を引き締め、背中の健康を改善し、運動中のエネルギー消費を上昇させる効果があります。

ボディビルダーのような筋肉を作るにはかなりのテストステロンが必要となるでしょう。通常、女性はテストステロンをそれほど分泌しません。

その代わりに、ウエイトを持ち上げることで筋肉が強くなります。また、代謝が活発になり、骨や関節の怪我のリスクが下がります。

6.「ストレッチをすると体が早く回復する」

エクササイズをした後、体が早く回復するようにストレッチをする人は多いのではないでしょうか。

ストレッチにはリラックス効果があり、エクササイズで緊張した筋肉を解きほぐしてくれるのですが、ストレッチが体の回復を早めるかどうかについては十分な研究結果が出ていません。

その代わり、エクササイズ前にウォームアップとしてストレッチを行うことで柔軟性が増すでしょう。

あなたはこれまでに今日ご紹介したエクササイズ神話を聞いたことがありましたか? 惑わされないようにしましょうね。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。