悲しみによる過食を防ぐ方法

精神的に何らかのダメージを受けたときに何かを食べて紛らわそうとしても、満腹感を感じることがないため、高カロリーで不健康な食品を過食する傾向にあります。

女の子がテレビの前のソファーに座り、泣きながら大きなアイスクリームの容器を抱えているシーンを映画などで見たことはありませんか?

もちろん悲しい時に誰もが大きなアイスクリームを食べるわけではなく、「やけ食い」するのは他のものだったり、家の中ではなく「家の外」で悲しみながら何かを食べている人もいます。

悲しみの状況は人それぞれですが、共通するのは気分が落ち込んだり悲しいとき「やけ食い」をしたり過食に走りやすいという点です。

本記事では悲しみによる過食を防ぐ方法をご紹介します。

エモーショナルイーティング

ストレスを感じたときに、悲しいとき、不安なとき、ついつい何かを食べて気分を発散させていませんか?

なぜ私たちは食べることで解消しようとするのでしょうか?

何かがうまくいかないとき、人間はついつい食べることでストレスを解消しようとします。これはなかなか改善されない悪い生活習慣です。

感情に任せて食べるとき、それは健康的な食事ではありません。

私たち人間は、体が必要とする栄養素を摂取するために何かを食べます。

しかし、精神状態に左右された、感情を発散するために食べる「エモーショナルイーティング」という行為があり、これは体が感じる空腹感とは異なります。

お腹が鳴ったり、食事の時間になったら空腹を感じますし、体からの空腹のサインに反応して何かを食べるのは一般的なことです。

ただし、私たちの感情や精神状態が私たちの脳に「食べ物を欲しい」というシグナルを送るとき、それは空腹とは異なります。

精神的なダメージを受けたときに食べ物で解消する方法には麻薬のような中毒症状があり、とても危険な諸刃の剣です。

本来食べるという行為は、身体が必要とする栄養素を補給する目的で行われるもので、感情や自分の気分に左右されるべき行為ではありません。

生理学的な必要性からの空腹感による食欲と、脳を喜ばせるための物質を分泌するための食欲を区別するのは難しく、何かを食べた後、自分の体がその食べ物を本当に欲していたのかどうか区別ができません。

私たちの心は常に何か「ご褒美」を欲しています。そして食べ物を見つけると、体が空腹かどうか、食べ物を欲しているかどうかに関わらず、たとえ食後の満腹な時であっても何かを食べてしまう傾向にあります。

またネガティブな感情に心が満たされてしまった時、ついついエモーショナルイーティングと呼ばれる過食を行いがちです。

悲しいときのチョコレートや、緊張したときのクッキーは私たちの脳を満足させます。そしてこれが徐々に習慣となり、食べずにはいられなくなります。

エモーショナルイーティングを止めるためには

誰にでも、ある特定の感情に支配された時に食べることで癒される食品「心を癒してくれる食べ物」があります。

例えば:

  • パートナーと喧嘩をした時にチョコレートが食べたくなる
  • 不安な時や退屈な時にフライドポテトが食べたくなる
  • 落ち込んだ時にアイスクリームやクッキーを食べて気分を紛らわしたくなる

これらの食欲は多くの人に見られますが、心を癒すために人参、トマト、そしてりんごなどを食べる人は少ないと言われています。

それは、野菜や果物には脂質がほとんど含まれていないため、悲しみなど「脳の疲れ」を癒すことが少ないのです。しかしこれらの食べ物は感情に支配されて欲しているだけで、私たちの体が栄養補給のために欲している食品ではありません。

感情に支配される食欲を打ち破るための3つのステップをご紹介します。

本当に空腹かどうかを見極める

実はここが一番難しい段階です。ここを乗り切れば次からのステップは簡単に感じます。

自分の感情と空腹に注意を払えば、本当に空腹なのか、または悲しさから食べたいだけなのかをしっかりと判断できます。毎日の生活、人生の様々な区切り、また大切な日にもこの確認を忘れてはいけません。

心理的なストレスや悲しみが引き起こす空腹感を我慢することは可能です。そして悲しみや心理的な問題を心理的アプローチから対処することで食欲も軽減します。

精神状態が原因で起こる空腹は突然で、また切羽詰まったような気持ちになり特定の食べ物を欲します。これらの食品を食べても決して満腹になることはなく、罪の意識を感じることもあります。

つまり満腹を感じない時や大量に食べてしまう場合は、精神的な空腹を疑いましょう。

通常の空腹感であれば、少量の食事を食べるだけで満腹になります。精神状態が原因の空腹は「底なし」の食欲に襲われます。また胃の痛みを感じ、数時間ごには嘔吐や非常に眠たいという症状が現れます。

「楽しみ」のために食べているかを見極める

私たちの体が、空腹から食べ物を求めているのか精神状態が原因で過食をしているのかをしっかりと見極めることが大切です。

例えば:

  • テストで悪い成績を取った時
  • 仕事でミスをした時
  • 家族と喧嘩をした時

など、悲しみから過食をする人が多いと言われています。

目的もなく何かを口にしている時、自分の食欲が感情に支配されていないかを考えることで、悲しい気持ちに食欲が支配されることを防ぎます。

またキッチンや冷蔵庫にチョコレートやポテトチップスなどの不健康な食品やお菓子を置かないのも良い方法です。

例えば悲しさからチョコレートが食べたくなってキッチンに行っても、チョコレートではなくオレンジしかなかったとしたら、とりあえずオレンジを食べます。

そして食べた後はキッチンから離れてください。しばらくすると食欲が収まりチョコレートを食べたいという気持ちがなくなります。

コントロールする力を身につける

感情に任せて食べているという自覚がある場合は、食べたくなった時に他のことに集中して食欲を紛らわす方法です。

悲しい時の何かを食べたいという衝動は非常に強いため、この食欲に打ち勝つためには自分を強く持つ必要があります。

悲しさを紛らわせるのに、自分の好きなアクティビティーに打ち込むなど、食べ物ではない方法で悲しみを打ち破る方法を見つけるのが最善の方法です。

読書、テレビや映画、音楽鑑賞、ウォーキングやショッピングなど、食べ物ではなく幸せな気分になるアクティビティーを見つけてください。