痛みを和らげ炎症を抑える7つの食べ物
痛みや炎症は、怪我や病気、体を使いすぎた時などによく起こるトラブルです。
痛みや炎症は生活習慣が不健康な人や年配の方によく見られるトラブルですが、ダラダラとした生活をしている人にも起こりやすいものです。
多くの場合は一時的なものですが、時には慢性化し身体的な力に困難をきたす場合もあります。
初期症状を見逃す人が多いため、症状を悪化させる原因となっている行動やアクティビティを継続するケースがあります。
今回は、毎日の生活に取り入れて状況を改善することができる健康的な食べ物7つをご紹介しましょう。
1. サーモン
サーモンは高くタンパク質源として優れているというだけではなく、オメガ3脂肪酸が非常に多く含まれているのです。
- このタイプの健康な脂肪酸はコレステロール値を下げるのを助けます。同時に抗炎症作用と保護作用に優れています。
- オメガ3脂肪酸が吸収されることによって体の炎症過程が規制され、循環が促されます。つまり、痛みの緩和に理想的なのです。
- サーモンにはカルシトニンと呼ばれる物質も豊富に含まれています。この物質は骨粗しょう症の予防に効果的です。
2. 紫のブドウ
美味しくて大人気のブドウは炎症の病気に苦しんでいる人にお勧めの食べ物です。
紫のブドウにはレスベラトロールと呼ばれる痛みを軽減する鎮痛作用を持つ抗酸化物質が豊富に含まれています。
定期的に食べることで毒素の排出を促し、同時にアンチエイジング効果も期待されます。
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3. タイム
タイムの持つ鎮痛作用、抗炎症作用は痛みの治療に効くとして利用されてきました。
- タイムの基礎的な栄養がフリーラジカルからの悪影響に対する保護バリアを作り出すと同時に、炎症をコントロールします。
- 料理に加えると高血圧や関節炎といった病気のリスクを減らす効果があります。
- お茶として飲むと筋肉痛や頭痛の緩和に効果的です。
4. パイナップル
パイナップルはカロリーが低く、利尿作用と抗炎症作用があるため、炎症からくる痛みの緩和に理想的なフルーツです。
パイナップルにはブロメラインという酵素が含まれています。この酵素は体に吸収されるとたんぱく質の分解を助けます。
つまり、パイナップルを定期的に食べることで、痛風や関節のトラブル予防になります。
5. 玉ねぎ
玉ねぎには抗酸化作用と洗浄作用があり、血液や組織の毒素の値を下げる役割をします。
ケルセチンと呼ばれるフラボノイドが含まれています。この物質は抗炎症作用に非常に優れています。
ケルセチンはビタミンやミネラルと一緒に摂ることでフリーラジカルによる影響や炎症を抑える効果があるのです。
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6. フラックスシード
フラックスシードには、体の痛みを緩和する基礎脂肪酸とビタミンEが非常に豊富に含まれています。
フラックスシードのオメガ3脂肪酸は野菜よりも多く、簡単に吸収され、筋肉や関節の痛みに効果的です。
一方、繊維も非常に多く含まれるため、コレステロール値を下げ、消化機能を改善する働きがあります。
7. オリーブオイル
オリーブオイルは基礎脂肪酸源の一つとして世界中で知られています。
オリーブオイルには栄養が非常に豊富に含まれており、炎症や心臓の病気の症状を緩和する効果があると考えられています。
オリーブオイルには頭痛を緩和する抗酸化物質であるオレオカンタールが含まれていますが、これは炎症を増やす物質を生成するコックスと呼ばれる酵素の影響を阻害します。
痛みや炎症に苦しんでいませんか?
今日ご紹介した7つの食べ物を試し、痛みや炎症の症状の緩和に役立ててください。
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