デリケートゾーンを潤す5つの天然潤滑剤
天然の潤滑剤を利用すればデリケートゾーンの潤いを保つことができるでしょうが、乾燥が気になる人はまず婦人科を受診することをお勧めします。
専門医の診断を受け、膣の潤い不足が普段のお手入れのトラブルからくるものではないかを調べましょう。
膣の自然な潤いが少なくなるのは、ホルモンの変化のせいであることが多く、特に、エストロゲンの減少と深い関連があります。
エストロゲンが減少すると、イースト感染や細菌からデリゲートゾーンを守る最近である微生物叢の自然なpHを変えてしまいます。
自然なpHが変わると、デリケードゾーンの繊細な皮膚は炎症を起こし、痒いや悪臭、セックス時の痛みといった症状を引き起こします。
今回は、デリケードゾーンを潤す5つの潤滑剤をご紹介します。
高価な商品を買わなくても天然素材を使ってデリケードゾーンの乾燥を抑えることができますよ。
こちらの記事もご参考に:デリケートゾーンが乾燥する原因4つ
1. アロエベラとティーツリーオイル
アロエベラのジェルと少量のティーツリーオイルを合わせて作ったものは、デリケートゾーンの保湿と保護にぴったりの100%ナチュラルオイルです。
その抗菌、抗真菌作用は、膣のpH値を変えてしまうことなく微生物の繁殖を落ち着かせてくれます。
材料
- アロエベラ 大さじ3
- ティーツリーオイル 5滴
準備
- アロエベラのジェルを容器に入れ、ティーツリーオイルを加えてよく混ぜます。
使い方
- デリケートゾーンの外側にこのジェルを塗布します。必要であれば1日2回行いましょう。
2. カモミールのインフュージョン
カモミールのインフージョンを使うことでデリケートゾーンのかゆみや炎症引き起こすことのある潤いの不足を補うことができるでしょう。
カモミールには抗炎症作用・抗菌作用がありますので、自然のフローラを変えることなくデリケートゾーンのトラブルを軽減します。
材料
- カモミールティー 大さじ3
- 水 2カップ
準備
- 沸騰したお湯にカモミールティーを入れます。カバーして20分間煮出しましょう。
- 液体を濾し、飲みます。
使い方
- このカモミールティーを1日2〜3回、膣周辺に塗布しましょう。
- 毎日繰り返します。
こちらもお見逃しなく:カモミールが持つ6つの薬用効果
3. ターメリックミルク
ターメリックと牛乳を混ぜたものは抗生物質、潤滑剤としての働きをします。また、これらはデリケートゾーンの感染を保護するのに理想的です。
ターメリックと牛乳に含まれる物質は炎症を抑え、膣の自然な潤いを取り戻してくれるでしょう。
材料
- ターメリック 大さじ1
- 牛乳 大さじ6
準備
- 容器に材料を入れ、混ぜてペーストを作ります。
使い方
- デリケートゾーンの外側にペーストを塗ります。15分おいてから洗い流しましょう。
- 週に3回行いましょう。
4. フェヌグリークシードティー
これらはデリケートゾーンの自然な潤いを促進し、健康な細菌の活動を刺激し、感染を予防します。
材料
- フェヌグリークシード 大さじ1
- 水 1カップ
準備
- 沸騰したお湯にフェヌグリークシードを入れて5分火にかけます。
- 火を止め、人肌程度にまで冷めるまで待ちましょう。
使い方
- フェヌグリークシードのお茶でデリケートゾーンの外側を洗います。
- 毎日使ってpH値を整えましょう。
5. マリーゴールドのインフュージョン
マリーゴールドには膣の感染の予防を助ける抗炎症効果、殺菌効果があります。
マリーゴールドを抽出してインフュージョンにすると、潤滑剤の役割をします。デリケードゾーンに塗布すると、pH値を整え膣の健康的な潤いを促します。
材料
- マリーゴールド 大さじ4
- 水 2カップ
準備
- お湯を沸かします。沸騰したら火から下ろし、マリーゴールドを加えましょう。
- 2時間そのままに蒸らすか冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
使い方
- お風呂に加えたり、デリケートゾーンの洗浄に使いましょう。
- 毎日使いましょう。
あなたのデリケートゾーンは乾燥したり炎症していませんか?
膣の潤いが足りないと感じる方は、是非今日ご紹介した天然の潤滑剤を試してみてください。
同時に水をたくさん飲むこと、健康的な食生活を送ることも忘れないでくださいね。
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