ダイエット効果・肝臓を綺麗にする/スムージー
健康な肝臓は、体の新陳代謝を整えて体内機能を正常に保つのに一役買う、大切な臓器だとご存知ですか?
カナダ肝臓基金によると、肝臓には500以上もの役割があるそうです。
その主なものとして、以下のような働きがあります。
- 感染症の緩和
- 毒素の中和
- タンパク質やホルモンを生成
- 血糖値をコントロール
- 胆汁の生成
- 血栓を形成
肝臓は、肝臓自体を綺麗にしてその機能を調整することができるという素晴らしい機能がありますが、肝臓が上手く機能しなくなるまで肝臓の大切さにと素晴らしさに気づかない人が多くいます。
大阪がん循環器病予防センターは「肝臓は症状があらわれにくいため、自分でも気づかないうちに肝機能が低下し、重症化することがあります。肝臓の異常を早期に発見するためには健診を受けることが大切です。健診結果に異常が見られた場合には放置しないで医師に相談するようにしましょう。」と警鐘を鳴らしています。
現代の忙しすぎるライフスタイル、栄養の乏しい食生活、エクササイズ不足などにより「肝臓が本来持つ」デトックス効果は失われつつあり、それによって肥満や慢性の病気の発症率が高くなっています。
ダイエットや肝臓を綺麗にするのにスムージーが良い理由
フルーツや野菜など自然の植物から作ったスムージーは、体内から毒素を取り除いて肝臓を綺麗にし、健康的に体重を減らすダイエット効果があるとして注目を集めています。
肝臓の機能に働きかけ、新陳代謝を活発にし、脂肪が体内に蓄積されるのを防ぎ、免疫系の機能を強化しながら、体内にエネルギーを補給することで様々な病気を予防することができます。
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肝臓を綺麗にするレモン、セロリ、パセリのスムージー
セロリやパセリといった緑の野菜には、ビタミン、ミネラル、抗酸化作用など大切な栄養素が豊富に含まれており、これらの栄養素がクレンジングを行い、フリーラジカルによるダメージを緩和します。
今回のスムージーは健康効果の高いレモンと組み合わせることで、免疫系に働きかけて体内を浄化します。
材料
- レモン 3個
- パセリ(細かく切る) 1カップ
- セロリ 5本
- 水 1/2リットル
作り方
- すべての材料をブレンダーに入れたら、滑らかになるまで混ぜてください。
- 食事(朝食、昼食、夕食)の前に2杯ずつ飲みましょう。
- 2日間続けます。
肝臓を綺麗にするパパイヤとレモンのスムージー
パパイヤにはパパインと呼ばれる酵素が含まれており、このパパイン酵素は消化を促し肝機能を改善する作用を持っています。
レモン汁を加えることによって、体から老廃物を取り除き、ダイエット効果もあるデトックススムージーとなります。
材料
- パパイヤ 1/2個
- レモン汁 レモン1/2個分
- 水 1カップ(200ml)
作り方
- 全ての材料を入れ、滑らかになるまでブレンダーにかけます。
- このスムージーは空腹時に飲みましょう。
- 7日間連続で続け、その後10日間休憩します。
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肝臓を綺麗にするニンジンと赤キャベツのスムージー
ニンジンは、紫キャベツと組み合わせると素晴らしいデトックス効果が得られます。
肝臓を綺麗にし、体が自ら毒素を取り除く力を促進します。
紫キャベツは、様々な慢性の病気から肝臓を守ってくれる野菜です。
材料
- ニンジンジュース 1カップ(200ml)
- 赤キャベツの葉 3枚
作り方
- ニンジンと紫キャベツをを入れて、滑らかになるまでブレンダーにかけます。冷たくして飲みましょう。空腹時に飲むのがベストです。
- 7日間以上連続して飲みましょう。
- 1ヶ月に2度行うと良いでしょう。
肝臓を綺麗にするビーツとクランベリーのスムージー
ビーツとクランベリーの組み合わせは、肝臓のむくみやもたれなどを解消し、ダイエットにも効果的です。
抗酸化作用とビタミンが肝機能を促進し、フリーラジカルから肝臓を守ってくれます。
材料
- ビーツ 3個
- クランベリー 1/2個(60g)
- レモン汁 レモン1個分
- 冷水もしくは氷
作り方
- 皮付きのままビーツをジューサーに入れてジュース状にします。
- クランベリーとレモン汁をブレンダーにかけます。
- ビーツのジュースをクランベリーとレモン汁のジュースに加え、さらに数秒ブレンドします。
空腹時に飲むとより効果的です。
引用サイト:大阪がん循環器病予防センター
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