あっと驚く冷凍できちゃう食品9選
食品廃棄物は、依然として世界中で深刻な問題となっています。悲しいことに、消費できる食品の30%〜40%がゴミ箱に集まっていると推定されています。
工場での処理や輸出の段階でかなりの破棄物が出ていることも事実ですが、家庭の冷蔵庫や調理段階でも多くの予防できるゴミが出てしまっています。
冷凍保存は、質感や風味が変わるかもしれませんが、食品を長く保存することでゴミを減らし、節約にもなる素晴らしい方法です。今日ご紹介する、9つの食品の冷凍保存方法を実践してみてください。
1.バナナ
熟しすぎてしまったバナナ(皮が茶色くなったもの)は、皮を剥いて冷凍してください。様々なレシピに使用することができます。
室温で保存するとすぐに熟し、傷んでしまうので、冷凍保存することが最適です。
冷凍したものはバナナケーキやマフィンを作る時に使うと良いですね。
2.アボカド
アボカドは切ると、すぐに茶色くなり、柔らかくなってきてしまいます。食べるのに躊躇するような色のものは、お肌のお手入れなどに使うことができますが、冷凍保存すれば変色を防いで、後から食べるために保存しておくことができます。
アボガドを密封できる袋に入れて、レモン汁を少しかけましょう。一週間ほど、冷凍庫で保管することができます。
こちらもお読みください『アボカドを新鮮なまま保存する方法』
3.コーヒー
余ってしまったコーヒーは、シンクに流してしまわずに、製氷皿に入れて、凍らせ、カクテルや他のドリンクを作るのに使ってみてください。
コーヒーで作った氷でお肌をマッサージすれば、シワやセルライト対策になるかもしれません。
4.ハーブ類
ハーブは痛んでくると黒っぽく変色してしまいます。
それは避けることができませんが、無駄にしたくない時は、みじん切りにして凍らせることができます。
刻んだハーブを製氷皿に入れて、オリーブオイルを注ぎ冷凍します。
このようにすれば、スープやシチュー、その他の色々なレシピに美味しい隠し味を加えることができます。
5.レタス
レタスは栄養価を失わないためにも生で食べるのがオススメです。しかし、痛んでしまう前に食べきれない場合には冷凍することができます。
レタスの葉でピューレを作り、少しお水を加えて、製氷皿で凍らせましょう。
レタスピューレで作った氷を、スムージーやスープに加えれば、風味が増し、栄養価もアップするでしょう。
6.ぶどう
ぶどうは、とても繊細で傷みやすい果物の一つです。
冷凍保存すれば、ジュースやデザート、カクテルなどに使用することができます。
7.トマト
トマトは栄養素が失われるため、冷蔵庫で保管しないほうがいいというのをご存知の方もいるかもしれません。
しかし、熟しすぎて痛んでしまいそうな場合には、冷凍庫に入れて、トマトソースやシチューなどを作る時に使用してください。
こちらもお読みください『自宅でトマトを育てる方法』
8.チーズ
脂肪分が多い食品は、冷凍保存にはあまり向きませんが、冷凍すればチーズを長く保存することができます。
チーズの種類にだけ注意してください。 リコッタチーズやカッテージチーズは、冷凍保存することができません。
成熟したチーズは、温度の変化にうまく対応できるので、冷凍庫で長く保管することができます。
可能であれば、風味や食感を損なわないためにも、切らずに大きな塊のままで保存することがオススメです。
9.マーガリンやバター
適切な食品衛生のガイドラインに従えば、マーガリンとバター両方を冷凍することができます。
特定の食品には病原体への感受性があるので、他の食品とは別に、密閉容器に保管しなければならないことを覚えておいてください。
冷凍保存することで食品の消費期限を延ばすことができます。もちろん、悪くなる前に消費できる量を買って、冷凍せずに新鮮なまま食べることが一番ですが、必要な時にはこれらの方法を役立ててくださいね。