足首や足のむくみ:原因と予防

10月 3, 2015

足首や足のむくみはよくある症状ですが、特に一日中立ちっぱなしだったり、よく歩いたりする場合、気をつけようがないことも一般的です。しかし、足や足首がむくみっぱなしだったり、他の症状を伴ってむくんだりするときには、重大な健康問題の兆候である場合があります。あなたの足や足首がむくむ理由として、以下のような理由に心当たりはありませんか?

妊娠に伴う合併症

足首や足が多少むくむのは、妊娠中には普通のことです。しかし、突然むくんだり、急激にむくんだりするときには、妊娠20週以降に血圧や尿タンパクが上昇する妊娠高血圧腎症という深刻な病気の兆候かもしれません。もし、急激なむくみ、または、腹痛、頭痛、尿量の減少、吐き気や嘔吐、視覚の変化など他の症状を伴ったむくみを経験した場合には、すぐにお医者さんに連絡してください。

足や足首のケガ

足のケガ
足や足首のケガはむくみにつながることがあります。足首の捻挫が最も一般的で、  外傷や足の付き場が悪かった時に、足首を支える靭帯が通常の範囲を超えて伸ばされることで起こります。足や足首のケガによって引き起こされるむくみを減少させるには、ケガをした足首や足で歩くことを防ぐために、休息を取らなければなりません。氷のうで冷やしたり、足や足首を加圧バンドで包んだり、足を椅子や枕などを使って高い位置に置いたりしてください。もし、むくみや痛みが強烈で、自宅での治療で改善しなかった場合には、お医者さんの診察を受けてください。

リンパ浮腫

組織の中にリンパ液が蓄積されることで起きる症状で、リンパ系システムの問題や機能不全によって、またはリンパ節の切除後に症状が現れます。リンパ液は、たんぱく質が豊富な液体で、通常はリンパ管やその毛細管のネットワークを通じて移動します。リンパ節を通り抜けることで濾過され、細菌などの不要物を取り出して、破壊します。

リンパ管やリンパ節に問題がある時には、液体の流れが悪くなります。治療しないままにしておくと、リンパ液の蓄積が傷の治り方に変化を与え、感染症や変形を引き起こすことがあります。リンパ浮腫は、放射線治療やガン患者のリンパ節の切除の後によく起こります。もし、あなたがガンの治療を受けたことがあって、むくみを経験している場合は、すぐにお医者さんの診察を受けてください。

静脈不全

足のケガ2

足首や足のむくみは、足や脚の血管から心臓まで血液が十分に上がってこない状態である静脈不全の初期症状となる場合がよくあります。通常、血管は上向きに流れる血液を、一方向弁で戻らないようにしています。

これらの弁が損傷したり、弱くなったりすると、血管を下っていった血液やその他の液体が、特に足首や足などの最下端の軟らかい組織に保持されてしまいます。慢性静脈不全は皮膚の変化、皮膚の潰瘍、感染症などにつながることがあります。もし、あなたに静脈不全の兆候があるのであれば、お医者さんに診てもらうべきです。

感染症

足や足首のむくみは、感染症の兆候である場合があります。糖尿病性神経障害やその他の足の神経に関する問題を抱える方々は、足が感染症にかかるリスクが高い方々です。もし、糖尿病をお持ちの場合には、水ぶくれや潰瘍がないかどうか、毎日足を検査することが大切です。神経に損傷があるため、痛みの感覚が鈍っていて、足の問題が休息に発達する可能性があるからです。もし、あなたの足がむくんでいて、感染したような水ぶくれがある場合、すぐにお医者さんに連絡してください。

血栓

足の血管に形成される血栓は、足から心臓に向けて戻ろうとする血液を止めて、足首や足のむくみを生じさせることがあります。血栓は表面的なもの(皮膚のすぐ下の血管で形成されたもの)もあれば、深いところにあるもの(深部静脈血栓症として知られる症状)もあります。

深いところにある血栓は、脚の複数にわたる主要な静脈の流れを阻害することがあります。また、これらの血栓が流れに乗って、心臓や肺に到達すると、命に関わる可能性があります。もし、あなたの脚にむくみがあり、痛みや軽度の発熱、または影響を受けた脚において皮膚の色の変化がある場合には、すぐにお医者さんに連絡してください。抗凝固剤による治療が必要な場合があります。

心臓、肝臓、および腎臓の病気

時には、むくみが、心臓、肝臓、および腎臓における問題を示す場合があります。夜に足首がむくむ場合には、塩分や水分がたまっている兆候であり、右心部の機能不全によって引き起こされます。腎臓の病気も、足や足首のむくみを引き起こすことがあります。腎臓が適切に機能していない時には、液体が体内に蓄積されてしまいます。肝臓の病気はアルブミンと呼ばれるたんぱく質の生成に影響を与えます。通常は、アルブミンが、血液が血管から周囲の組織に流れ出すことを防いでくれています。

アルブミンの生成量の不足は、体液を失うことにつながります。これによって、足や足首により多くの体液が蓄積され、また、体液は腹部や胸部にも蓄積されます。もし、あなたのむくみが、疲労、食欲の減退、体重増加など、他の症状を伴う場合は、すぐにお医者さんの診察を受けてください。呼吸することが難しかったり、その時に痛みを伴う場合、または、胸に圧力や重さを感じる場合には、救急車を呼んでください。

投薬の副作用

多くの治療薬が、副作用として、足や足首のむくみを引き起こすことがあります。もし、炎症があなたが飲んでいる治療薬に関係していることが疑われる場合には、お医者さんと相談してください。治療薬の効果を得るために、若干であればむくみに耐える方がいい場合もあります。もし、より深刻な炎症が起きている場合、治療薬や投薬量を変化させる必要があるかもしれません。

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