あなたは大丈夫?糖尿病に関する間違った知識5選

· 11月 26, 2016

糖尿病と診断されるたときに一番辛いのは、これから始まる闘病生活への心構えだといわれています。

穀類を含む食品やパンが食べられないなど、魅力的な食事などを諦めなくてはいけませんが、糖尿病に関する情報は星の数ほどあるため、何を信じていいのかわからなくなることもあります。

そして、糖尿病と診断されて5分も経たないうちに、その闘病生活について想いを巡らせて、辛さを考え始めてしまうのです。

糖尿病の治療では、食べた物をすべて記録しなくてはいけませんが、情報が多すぎて、ストレスを感じてしまう人もいます。

また糖尿病を発症していない人も、食事に気をつけ、にした甘い物をすべて記録することで、糖尿病を予防する効果があります。

糖尿病は世界人口の8.5%の人が発症している慢性疾患ですが、間違った情報も数多く出回っています。本記事では糖尿病の間違った情報と正しい情報をご紹介します。

1.1型糖尿病と2型糖尿病は似ている?

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1型糖尿病と2型糖尿病には似ていると勘違いしている人が多くいます。糖尿病は深刻な疾患ですが、このような間違った知識は、治療方法を選択する際に、患者やサポートする家族を混乱させます。

例えば、2型糖尿病と診断されたのに家族が1型糖尿病の治療薬を買ってきてしまったら?

症状が改善するどころか悪化してしまい、せっかくの家族のサポートも台無しになります。

1型糖尿病と2型糖尿病に違いについてしっかりと学んだ上で、自分はどちらの糖尿病なのかを理解してください。

  • 1型糖尿病と診断された人は、体内でインスリンが生成されていません。

インスリンは、膵臓で作られる体内ホルモンの一つで、血糖値を下げ、グルコースと呼ばれるブドウ糖の細胞内への取り込みを促進します。

1型糖尿病は、膵臓のβ細胞が破壊することでインスリンが分泌されなくなる自己免疫性疾患です。

  • 反対に2型糖尿病は、体内でインスリンは生成されますが、効果的に使われません。インスリン抵抗性は、2型糖尿病の原因の1つといわれています。

インスリン抵抗性を改善するために、インスリンをわずかに投与することがあります。

2.糖尿病患者は必ずインスリン注射を使わなくてはいけない?

この間違った知識は、「1型糖尿病と2型糖尿病は似ている?」に関連しています。糖尿病患者は全員インスリン注射を使用しなくてはいけないと思っている人が多いのですが、インスリン注射を使用するのは1型糖尿病患者です。

また、2型糖尿病患者の30%がインスリンを使用していますが、2型糖尿病患者はインスリン注射ではなく、経口薬で血糖値のレベルを減少させながら、インスリン値を上昇させることで症状を管理します。

どちらの糖尿病も、運動や健康的な食事によって血糖値の上昇を防止し、血圧を安定させることで糖尿病を管理することができます。

2型糖尿病を発症している場合、健康状態が改善されたら、薬の量を減らすことも可能です。ただし、すでにお話しした通り、1型糖尿病を発症している場合は、定期的なインスリンの投与が必要になります。

3.糖尿病になったら炭水化物は食べたらダメ?

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糖尿病になったからといって、炭水化物を完全にやめる必要はありません。もちろん炭水化物を食べても大丈夫ですが、正しい炭水化物を少量を摂取するように心がけましょう。

まずは、糖尿病に詳しい管理栄養士から、糖尿病でも食べられる炭水化物とその量を聞いてください。

また、何かを無性に食べたくなるのは普通のことです。糖尿病に影響を与えない範囲で、健康に気をつけながら、自分を甘やかす時間も大切です。

ただし、習慣的に毎日おやつを食べるのは、健康や日常生活に悪影響を及ぼしますので、改善してください。

摂取すべきではないのは、精製や加工処理された栄養価の少ない炭水化物です。その一部をご紹介します:

  • パン類
  • 白砂糖や砂糖
  • 人工甘味料
  • 炭酸飲料やジュースなどのソフトドリンク
  • お菓子類

レンズ豆やその他の豆類、カボチャ、芋類などは食物繊維が豊富な炭水化物で、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。

4.糖尿病は糖分の過剰摂取が原因?

多くの研究から、砂糖の過剰摂取が糖尿病の原因ではないことが明らかになっています。これは糖尿病に関する間違った知識の中でも最も一般的に広まっている情報です。

糖尿病の原因の1つは、炭水化物と砂糖の組み合わせだといわれています。

家族に糖尿病の方がいる場合、肥満や過体重、または炭水化物と砂糖の組み合わせなどが原因で糖尿病を発症します。

また「砂糖」といっても様々な種類があります。例えば、果物に含まれているフルクトースと呼ばれる果糖は、お菓子などに含まれている白砂糖よりは健康への害が少ないといわれています。

5.糖尿病は深刻な疾患ではない?

糖尿病は深刻な疾患です。直接死には至らないといわれる糖尿病ですが、だからといって合併症を発症しないわけではありません。糖尿病によって発症する、深刻な合併症をご紹介します。

  • 疾患
  • 脳出血
  • 壊疽による四肢切断
  • 失明
  • 腎臓疾患

糖尿病を軽く見て、自分の体と健康を大切にしない糖尿病患者がいるのは本当に悲しいことです。

「糖尿病の怖さはその合併症にある」といわれるほど、深刻な疾患です。