愛情は毎日育むことで開花するもの
愛情を示すことを「気が向いたらやろう」と先延ばしにしてはいけません。
愛は毎日育むべきものなのです。
美しくて大切な愛というのは、根元から養い、開花させていくものです。
「愛を育む」のはパートナーとの関係だけではなく、子供を育てるのに必要不可欠な土台のことでもあります。
例えば、子供たちに日々サポートや愛情を示すことで、家族より大きな社会へと旅立つ子供に自尊心と心の強さを持つことを教えます。
本記事では、愛情は、日々のささやかなことを通して育むものだということについてご説明します。
本物の愛情は表現しなければいけない
家族や親しい間柄の人は、口では「あなたのことが大切だ」と伝えてくれるけれど、助けを必要としているとき限って、そばにいない。
という経験はありませんか?
日本のことわざには「言うは易く行うは難し」というものがありますが、これは愛情にも当てはまります。
愛とは、なにか特別なことを行うことや言葉で示すものではなく、ささやかでありふれた日常の中で心から表現されるべきものです。
こちらの記事もご覧ください:愛情を伝えることの大切さ
愛情表現を後回しにしない
忙しい毎日を過ごす中で、大切な人への愛情表現を忘れていませんか?
仕事が忙しいからといって、子供の世話が十分に行えない大人が多くいますが、これは現代社会では良くあることです。
しかしここで大切なのは「どれだけ長い時間を子供と過ごすか?」ではなく「子供と一緒に過ごす時間が良質なものであるか?」です。
短時間でも子供と過ごす時間があるときは、携帯電話を触ったりテレビを見たりせず、子供との貴重な時間を楽しみ大切に過ごしてください。
「こんな小さなことで愛情を示すことはできない」と考える人もいるかもしれませんが、その愛情が本物である限り、愛情に大小はありません。
こちらもご覧ください:子供の不安を消し去り愛情で満たすために
愛情は大げさなみせかけの表現ではなく、ささやかなもの
愛情を当然のものだと思って軽視していませんか?
恋人や夫婦間では、何をしても許されるし、相手の気をひくための努力は必要ないと信じている人は、相手に愛情表現をすることが後回しになる傾向がありますが、この考え方は間違いです!
大切な人との関係は、まるで美しくて繊細な植物のようなもの。
つまり毎日大切に世話をして育てていく必要があります。
そして植物が水、養分、日光を必要としているのと同様に、愛している相手への思いやりを表現しないと、植物が枯れて葉が落ち、最終的に死んでしまいます。
どのような人間関係でも、その関係を軽視して気にかけていないと、いつか失う結果がおとずれます。
ちょっとしたことがどれだけ大切かを忘れないようにしましょう。
相手との関係は、以下のような大切なことによって毎日育むことを怠ってはいけません。
- コミュニケーションに使う言葉や口調
- 思いやりと共感を示して話すこと
- 表情やしぐさ
- 相手があなたにとって大切なのだと明らかに示すこと
今日与えられる愛情を明日に先延ばししない
愛情を示すのにベストなタイミングはいつだって今です!
明日何かが起こるかもしれないのだから…という運命論的な考え方のためではありません。
満ち足りて、意味のある、心からの関係 を築くために、お互いの関係に力を注ぐということです。
- 自分がどのように人とコミュニケーションをとり、相手に幸せに感じてもらったり愛されていると実感してもらったりするために何をしているのかを意識しましょう。
- 子どもを笑顔にしたり、パートナーに惚れ直してもらうために特別な何かをしたりすることは、それほど大変なことではありません。
愛されていると感じることや、愛情の与え方を理解していること以上に大切なことなんて、この世の中にはあまりありません。
スマートで役に立ち、そして相手を尊重できる方法で実践しましょう。
愛情を示すことに力を注ぎながら、ささやかなことに気を配り、愛する人たちの幸せを目指しましょう。