ぜひ知っておきたい!運動するべきではない7つのとき

運動は私たちの健康に常にポジティブな効果をもたらすと考えてられており、健康維持や健康的な生活に欠かせません。しかし、体に必要以上の負荷を加えずにしっかりと休息をとる必要がある、運動するべきではない体調や症状があります。
ぜひ知っておきたい!運動するべきではない7つのとき
Nelton Abdon Ramos Rojas

によってレビューと承認されています。 医者 Nelton Abdon Ramos Rojas.

によって書かれた Carolina Betancourth

最後の更新: 17 12月, 2022

心身の健康維持を目指すとき、運動は毎日の生活に手軽に取り入れられる素晴らしい健康習慣の一つです。

運動によりカロリー消費量が増加し、体重のコントロールや病気の予防に効果を発揮します。

また認知機能、身体能力や持久力、そして日々の生活生産性を向上させるため、運動は欠かせません。

しかし、体調や病気や怪我の症状によって、運動をすることで逆の効果が現れることがはあまり知られていません。

本記事では、運動するべきではない7つのときについて詳しくご説明します。

1. 発熱しているとき

発熱、痛み、またその他の不快感や不調さを伴う感染症は、体内の免疫系がウイルスや細菌に反応している兆候です。このような体調のときは、身体強度が低下しています。

無理に運動を行うと、免疫システムがその機能を停止し、感染症による体内の炎症から体を守るために過剰にエネルギーを消費することで体内の機能を維持しようとします。

2. 十分な睡眠が取れないとき

夜間の睡眠時間が5時間以下という睡眠パターンは、心身の健康にダメージを与えます。

睡眠不足による影響は、すぐには現れませんんが、私たちの心身に徐々にダメージを与え、病気や健康被害を引き起こす原因となります

免疫システムと身体強度を低下させる睡眠不足の状態が続くと、激しいトレーニングで体を鍛えようとしても効果は現れません。睡眠不足は運動能力を低下させるだけではなく、継続的な疲労感、そしてバランス能力や筋肉の協調力が欠落します。

3. 怪我をしたとき

筋肉、関節、そして骨などにけがを負って治療しているときは、絶対に運動してはいけません。

運動をすると合併症やその他の症状に悩まされる危険があります。

軽めの運動は怪我の回復に良いと推奨する専門家もいますが、怪我をしているときに運動をして、体内組織、特に怪我をしている場所をわずかでも動かすことで、怪我からの回復を妨げるだけではなく、その症状を悪化させます。運動しないことが回復には一番効果的です。

特に以下の怪我をしたときは運動をしないように気をつけてください:

4. 胃腸炎を発症しているとき

消化器官の病気は、運動能力に影響を与え、嘔吐や下痢をはじめとする不快感を伴う症状が現れます。

これらの症状が現れても、消化器系の病気と運動との関係には気づかないかもしれませんが、実は深い関わりがあります。また激しい動きや水分不足により消化器系の病気の症状が悪化することもありますので、運動を控え、体を休ませることが大切です。

5. 慢性疾患の疑いがあると診断されたとき

ガンや深刻な高血圧、そして糖尿病といった慢性疾患と診断された患者は、エクササイズを行う前には必ず医師に相談し、慎重にエクササイズ選びを行うことが大切です。

慢性疾患を発症すると、大切な体内器官の機能が変化し、通常よりも多くのエネルギーを必要とします。慢性疾患の疑いがあるとわかったら、診断が確定し、症状を安定させる治療方針が決定するまで運動を控えてください。

慢性疾患の症状のコントロールができるようになったら、ローインパクトと呼ばれる強度の低い運動をおすすめします。

6. 風邪をひいたりインフルエンザにかかっているとき

ある特定の風邪やインフルエンザの症状に効果のあるヨガポーズはいくつかありますが、有酸素運動をはじめとする強度の高い運動は、たとえ短時間であっても風邪やインフルエンザの症状を悪化させます。

エクササイズによる発汗により体内の水分がが失われ、風邪やインフルエンザの症状が体内の免疫機能を低下させるため、ウイルスからの攻撃に敏感になります。

7. 重労働のあと

ジムに行かなくても運動をすることはできます。毎日の生活の中でも、家具の移動、重い荷物を持つ・運ぶ、そして毎日の掃除などの筋肉を使う重労働を運動だと意識せずに行なうことがあります。

活動的に生活をするのは素晴らしいことですが、重いものを持つなどの重労働を行なった後にエクササイズを行うと、怪我のリスクや疲労度が時上昇します。

毎日の生活に運動を取り入れるのは、健康維持にとても効果的ですが、運動するべきではないときがあることをしっかりと認識し、運動のポジティブな効果を理解しながら、自分の体に必要以上の負荷を加えないように注意してください。


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