糖尿病が消化器官に与える影響

8月 3, 2015

糖尿病は、最も良く見られる現代病の一つです。良く知られている通り、この病気は、血糖値を下げるインスリンを体が十分に生産できなくなって起こります。糖尿病にはいくつか種類があり、程度にも幅がありますが、いずれの場合も健康に大きな害を与える病気です。完治はできない病気ですが、きちんと対処してコントロールすることはできます。ここでは、糖尿病が消化器官に与える影響を学んでいきましょう。

消化器官の機能

消化器官は、人間にとって最も大切な臓器の一つです。いくつかの臓器をまとめた呼び名で、口、のど、胃といった、食べ物を加工または変形させて、それによって体が栄養を吸収して細胞に取り込めるようにする機能を持っています。このため、消化のシステムは、運搬、分泌、吸収、排出というステップから成り立っています。

このように、消化器官は人間の体が正しく機能するための基盤と言えます。まず、消化器官のおかげで体が必要としている栄養素を取り込めるためです。また、体が必要としないものを排出もしくは破壊もしてくれます。

 

糖尿病が消化器官に与える影響

腸内細菌消化システム

すでにご存じのように、消化は無意識的に行われるものです。これはつまり、食べ物を消化するのに、体を意識的に刺激する必要はないことを意味します。逆に、神経系の働きのおかげで、人体は自動的に消化を行います。しかし、糖尿病はこの神経系に支障をきたし、最終的には消化器官の働きに悪影響を及ぼします。

血中グルコースの値が上がることで、下痢、便秘、胃の痛みといった症状が現れることがあります。また、消化システムが上手く働かないということは、食物からとる栄養素がしっかりからだに吸収されないことを意味します。

しかし矛盾することに、糖尿病患者の多くが肥満にも悩まされています。これは血糖値が高いのが原因で、細胞が慢性的に悪いコンディションにあるためです。同様に、糖尿病患者は血液循環や免疫システムに支障をきたす傾向があります。そのため感染症にかかりやすくなり、深刻な健康被害をもたらします。

ここから分かるように、糖尿病患者は食事療法に厳密に従う必要があり、同時に消化器官を助ける薬を飲むことも重要です。それを怠ると、食物から得られる栄養素を十分に吸収できず、健康に深刻な被害を与えます。一つ興味深いオプションが、プロバイオティクスです。プロバイオティクスは、自然から生まれた、消化システムが上手く働くことを助けてくれるものです。

糖尿病の程度がひどい場合は、専門家に相談することが必要です。また、薬の中には胃に強く負担をかけるものがあり、飲む薬を注意深く選ぶ必要があります。最後に、血糖値を適切な値に保つことも当然とても重要です。

 

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