脇の黒ずみを解消する自然療法
脇の黒ずみは男女どちらにもみられる症状です。病気の心配や命の危険を伴うわけではありませんが、多くの人が黒ずみを恥ずかしいと感じています。
また、糖尿病2型の患者の方には色素沈着は一般的な症状です。インスリンが皮膚に反応し、メラニンを生成し黒ずみを生み出します。
糖尿病と診断されていないのに黒ずみが気になる場合は、以下の疾患と黒ずみの関連を参考にしてください:
- アジソン病
- 妊娠中のホルモンバランスの変動
- 通常と違うインスリン生成の増加
- 色素沈着
- アレルギー
- 炎症
オーバーウエイトの方は、体重の増加により脇の下の皮膚がすれて黒ずみ、色素沈着を引き起こします。さらにオーバーウエイトの人が色素沈着を発症すると、肌への刺激、圧迫、炎症などの症状を解消することが困難となり、黒ずみが悪化する傾向にあります。
今回は黒ずみを解消する自然療法をご紹介します。
レモン果汁
レモン果汁は脇の黒ずみに高い効果を発揮します。
その使い方はとても簡単です。半分に切ったレモンで脇の下をこするだけです。使用回数に制限のない、お好きなだけ使える自然療法です。
レモン果汁をつけた後は、制汗剤や化学成分などの使用はお避けください。でも、脇の下のニオイを気にする必要はありません。天然の芳香剤と言われているレモンが脇のニオイを抑えます。
また、レモンをつけた後は直射日光を避けてください。直射日光が肌を白くする成分の働きを妨げます。
ヨーグルト
ヨーグルトに含まれるビタミンと脂肪酸は、肌の健康に効果があります。
脇の黒ずみの色素沈着を最小限に抑え、肌のダメージを解消します。
黒ずんでいる部分に大さじ2杯のヨーグルトを塗り、15−20分間そのままにします。その後洗い流してください。
そのあといつも通りの制汗剤などをつけてください。また、ヨーグルトの後レモンを塗ると、その効果が倍増します。
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脇の下の角質除去
角質除去を行うと脇の下の黒ずみが徐々に減ります。
黒ずみの原因は死んだ肌細胞が重なっていることが原因なので、どのようなスクラブを使っても効果はありますが、天然素材から作る自然なスクラブをおススメします。
使用するスクラブにもよりますが、使用の目安は週に1−3回です。黒ずみが消えた後も、週に1回は続けましょう。
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米粉と酢で作るペースト
材料
- 米粉 大さじ2(20g)
- 酢 大さじ2(20ml)
使用方法
- 米粉と酢でペーストを作ります。
- 熱いシャワーを浴びたあと、脇の下につけます。
- このペーストにピーリング作用はありませんので、使用回数の制限はありません。
- 死んだ皮膚細胞である角質細胞を餌に増殖するバクテリアを酢に含まれる酸が撃退するため非常に効果の高い方法です。
- 少なくとも1週間に1回使ってください。
肌の色が薄くなってくることを実感してください。
きゅうりとウコン
材料
- きゅうりの絞り汁 大1本分
- ウコン 小さじ1(5g)
使用方法
- きゅうりの絞り汁とウコンを混ぜたら、患部に塗り、30分程度そのままにします。
- ウコンに含まれるスクラブ効果により、皮膚の表面の死んだ細胞を優しく取り除きます。
- 皮膚に優しい方法ですので、1週間に2回お試しいただけます。
じゃがいもの汁
じゃがいもを切ったときに出るじゃがいもの汁は、天然の美白成分です。
この汁を直接塗ることで肌の黒ずみを取り除きます。効果が現れるまでに時間がかかりますが、途中で諦めずに継続してください。
- じゃがいもをフードプロセッサーに入れます。
- じゃがいもの汁を取り出し、蓋付きのプラスチック容器に入れます。
- 木綿の布をじゃがいもの汁の中にいれ、黒ずみが気になる場所にこの布を置き、1時間このままにしてください。
- 最後に温かいお湯で洗い流してください。
- 毎日使用できる方法です。
ベビーパウダー
市販のデオドラントや制汗剤にはアルコールが含まれているため、肌がひりひりしてしまうことがあります。
ベビーパウダーとしても知られているタルカムパウダーを使うと肌の黒ずみを防ぎます。
このパウダーは汗などを吸収するので、脇の下が乾燥した状態を維持でき、脇のニオイも抑えます。
それでもニオイが気になる場合は、ベビーパウダーに加えてレモンを使ってニオイを抑えてください。その場合、最初にレモンをつけます。レモンが乾燥した後ベビーパウダーをつけましょう。
脇のワックス
脇の下は、カミソリを使うと肌が刺激され、回復までに時間がかかりますし、繰り返し剃ることで皮膚を傷つけます。
脇の処理はカミソリが一番早い方法ですが、ワックスを使えば角質も同時に除去できるのでおすすめです。