双極性障害についての大きな誤解

多くの方が双極性障害について間違った情報を信じています。この病気についての真実と、それが体と心にどのように影響するかお話ししましょう。
双極性障害についての大きな誤解
Bernardo Peña

によってレビューと承認されています。 心理学者 Bernardo Peña.

によって書かれた Raquel Lemos Rodríguez

最後の更新: 17 12月, 2022

双極性障害は、理由もなく気分が突然変化するという特徴があります。

しかし、これだけがこの病気の特徴ではありません。間違った情報や誤解がたくさんありますが、それらの誤解はしっかりと解かれるべきです。

私たちは、時に「双極性」という言葉や「躁鬱」という言葉を自分たちの好きなように使おうとしてしまいます。

「あなたの友達は、双極性みたいね」「躁鬱っぽいよね」といったような言葉は本当にこの病気に苦しむ人々を傷つけるだけではなく、この病気について誤解している人が多くいるという証拠です

今日は、この病気についての誤解を解いていきたいと思います。

双極性障害に関する最大の誤解

双極性障害は気分にのみ影響する

悲しむ人

先ほどお伝えしたような言葉を使う時、私たちは感情についてのみの理解で話をしています。なぜなら、この障害はただ感情的なものだと思っているからです。

しかし、これは間違いであり、双極性障害に関する大きな誤解の一つです。

  • この障害のある人は、合理的な判断や、集中力、記憶力にも問題があります。
  • 同様に、性欲やエネルギーレベルの変化にも問題があるかもしれません。これは、鬱の原因や自尊心の低下にも関係していきます。

 

普通の生活を送ることができない

これは、完全に間違っています。双極性障害を持つ人々はしっかりと普通の生活を送ることができます。

歌手のデミ・ロヴァートをご存知でしょうか? この方は、他の多くの有名人やアーティストと同様にこの病気と診断されました。

この障害の問題は、説明不可能な感情の爆発が特定の時間に起こったり、突然感情的になり他の人を傷つけるといったことがない点です。双極性障害の人にとって最も難しいのは、バランスがとれる中心を見つけることです。彼らにとって、人生は白か黒。灰色を受け入れることは本当に稀です。

双極性障害を抱える人

この病気の人は、専門的な助けが必要ではないといったら嘘になります。自分でバランスをとるのは不可能ではありませんが、とても難しいことです。専門家の助けを求めるのは、常にベストな選択です。

しかし、病気を認識し、ヨガやその他のマインドフルネスエクササイズをし、自分の心をコントロールできるように努めていくことはとても良いでしょう。

 

双極性障害は、誰にでもある普通な気分の変化

双極性障害は、愛する人が亡くなった時、テストでひどい成績をとった時など日常に起こるショックな出来事と関係している気分の変化だと思っている人が多くいます。

しかし、それとは全く異なるものです。双極性障害の人の気分の変化は、彼らの生活と能力に影響し、長続きします。そして、気分の変化は明らかな理由がなくても発生する可能性があります。

例えば、雨の降る日は気分が少し落ち込みますよね。しかし、双極性障害の人は、雨が降っていても、晴れていても、鬱状態に陥ってしまうのです。

双極性障害の人は、どれだけベッドから起き上がりたくても起き上がれず、時間通りに働くことができないため、仕事を失うこともあります。これらは、悲しくて辛い気分で目が覚めてしまうので、物理的に彼らの生活に影響を与えてしまうからです。

 

双極性障害では、自殺をする可能性はない

自殺

この誤解には十分に注意してください。双極性障害を持つ人の中には、自殺をするつもりはないけれど、自傷行為をして自分の感情をコントロールしている人も多くいます。

しかし、彼らの多数は、自分の感情をもっとしっかりとコントロールするために、もっと強い痛みに耐えなければいけないと考えています。

彼らにとって、自傷行為は自分自身の気を紛らわしながら感情をコントロールする方法です。しかし、それは時に行き過ぎた行為になってしまいます。

ですから、自殺をする可能性がないというのは、双極性障害に関する大きな誤解の一つです。患者の周りにいる人は、この面に特に注意する必要があります。

双極性障害のある人は弱い

双極性障害を持つ多くの人は、「双極性障害は自分の感情をコントロールできない弱い人間だ」という誤解が世間にあるため、なかなか他人に自分の症状を打ち明けることができません。

しかし、鬱病、不安、または他の病気を持っているからといって、あなたが他人より弱くなるわけではありません。

実際、真実は全く反対です。精神病に苦しんでいる人は、毎日の生活を普通に送ろうと自分なりの努力をしています。ですから、彼らは、少しの助けは必要としていますが、信じられないほど強い人たちになっていくのです。

双極性障害は、自分自身で必要なバランスをとるための治療ができる状態にすぎません。

こちらもお読みください『うつ病と不安症は強さのしるし

ヨガ

双極性障害に関する誤解を、私たちの中から完全に無くさなければいけません。このような誤解があると、病気を本当に理解することができず、病気で苦しんでいる私たちの愛する人を助けることもできません。

障害を持つ人がおかしいとか、自分には理解できない行動をとる人はおかしいなどと決めつけるのは、障害に苦しんでいる人をもっと苦しめてしまいます。そのかわりに、私たちは障害を理解することで、苦しんでいる人を助けるための心の準備をすることができます。

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パートナーが双極性障害だと診断されたら、この病気を理解し、サポートする方法を学ぶことが大切な鍵になります。双極性障害を患うパートナーは、ポジティブになったりネガティブになったりを繰り返します。最も大切なのは、忍耐力を身につけ、感情面でパートナーが安定した状態を保てるようにサポートすることです。



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