背中の痛みを引き起こす6つの健康問題

背中の痛みはある種の病気のサインかもしれません。症状を軽減する治療が必要です。
背中の痛みを引き起こす6つの健康問題
Carlos Fabián Avila

によってレビューと承認されています。 医者 Carlos Fabián Avila.

によって書かれた Okairy Zuñiga

最後の更新: 06 12月, 2022

あなたは背中の痛みに困っていませんか? よく背中が痛くなるけれど、普通のことだと考え、見逃してしまう人は多くいます。ですが、何もないのに背中がしょっちゅう痛くなるのは普通のことではないのです。

私たちの背中には、体をサポートする大切な脊柱があります。正しい方法で体の健康を維持していなければ、背中が痛くなってしまうのです。

例えば、誤った方法で非常に重い荷物を持ち上げるなどでも背中の痛みは起こりますが、今日はもっと深刻なケースについて見ていきましょう。

今日の記事を読み、もっと深刻な場合の背中の痛みについて知っておきましょう。

1. 椎間板の磨耗

 

脊椎は椎間板と呼ばれる小さい骨によって分けられる椎骨から成り立っています。この椎間板の機能は動きを手助けし、背骨のクッションとなることで、それによって骨が適切に動くのです。

椎間板は、年をとること、そして姿勢や動きなどが原因で磨り減ってしまいます。椎間板が磨り減ってしまうという状態は年配の方にはよくあることです。ですが、出産をする際に硬膜外麻酔を受けた若い女性にも見られる場合があります。

この問題を解決したいなら、まずは専門医を受診し、背中の痛みを軽減する薬を処方してもらいましょう。また、背骨を本来の場所に固定する背中のサポーターを使うこともできます。

マッサージもまた素晴らしい治療法です。さらに、カルシウムサプリメントを摂ることも症状の悪化を防いでくれるでしょう。

2. 腰痛

腰痛は胸郭から臀部にかけて感じるでしょう。腰痛を感じたことがない人はいないと言っていい程よくあるものです。

あまりによくあることなので、腰痛の原因なんてないと思っている人もいるかもしれません。ですが、腰痛の原因は何かしらあると言って良いでしょう。

時々、場合によって腰痛が起こるという人は、腰痛を感じる前に行った活動を見直しましょう。座りっぱなしのデスクワークや仕事内容によっては姿勢が悪くなり、これが腰痛の原因となることもあります。

理想としては、深刻な状態になるのを予防するためにも医師の診察を受けるのが良いでしょう。

3. 骨粗鬆症

腰を押さえる女性

骨粗鬆症は骨の病気です。骨密度を失い、骨が多孔質となった時に起こります。

この病気は骨をもろくし、ちょっとした衝撃でも深刻な怪我に繋がる原因となります。骨粗鬆症は、ほとんどの場合はっきりとした症状というものはありませんが、背中の痛みは症状のひとつと言えるでしょう。

  • 40歳以上でカルシウムが不足した食生活を送っている人は、定期的に専門医を受診し、骨粗鬆症にならないよう気をつけましょう。
  • 動くとポキポキと骨の音がする人、背骨の中程に痛みを感じる人は専門医を受診しましょう。

4. 線維筋痛症

線維筋痛症は慢性の病気です。慢性的で長期的な痛みが特徴的な症状です。背中の痛みだけでなく、関節や筋肉の痛みも感じるでしょう。

線維筋痛症の症状は以下のものも挙げられます。

  • 睡眠障害
  • 倦怠感
  • むくみ
  • こり
  • 腸の病気
  • 関節の痺れ
  • 胸焼け

このようなトラブルに心当たりのある人は、医師の診断を受け、それぞれの要素を治療しましょう。

線維筋痛症は完治する病気ではありませんが、痛みをコントロールする方法はあります。自分にとって何が一番良いのかを知りましょう。

こちらも参照『線維筋痛症』

5. 脊柱側弯症

カイロプラクティック

背中の痛みを引き起こすトラブルの一つに、脊柱側弯症があります。これは脊柱が正常の域を超えて横ずれしているというものです。

先天的や神経筋が原因となることが多いのですが、はっきりとした原因がわからないこともあります。

脊柱側弯症が進行すると、脊柱の圧縮やけいれんを引き起こすのですが、これには痛みを伴います。

脊柱側弯症の痛みを軽減するには医療的治療が必要です。普通は以下のようなものを含みます。

  • 理学療法
  • 補強器具を付ける
  • 定期的に健診を受け、状態が悪化していないかをチェックする

6. 子宮内膜症

子宮内膜症は女性の一般的な病気の一つです。この場合、子宮内膜に現れる細胞の成長が普通ではないために背中の痛みを感じるのです。

典型的に、痛みは月経期間中によりきつく、頻繁に起こります。市販の痛み止めでも痛みを軽減する効果はありますが、婦人科を受診するのが一番でしょう。

背中の痛みとうまく付き合う方法

正しい治療に関しては、自分の病気や疾患の種類に基づき専門医の判断を仰ぎましょう。

ヨガをしましょう。ヨガは体をリラックさせ、炎症や痛みを軽減する効果があります。


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このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。