細菌感染の予防効果がある7つの食べ物
細菌は私たちにとって大変身近なものです。細菌、という言葉を聞くと、感染や病気を連想する人が多いのではないでしょうか。
しかし、実際はそれだけではないのです。
細菌は私たちの生活に欠かすことができないものです。その多くは私たちの健康に良いもので、私たちの体の免疫力を上げ、他の害ある細菌から私たちの体を守ってくれる役目をしています。
それでは、細菌感染を100%防ぐ方法はあるのでしょうか?はっきり言って、答えはノーです。
これらの微生物は変異し、抗生物質への耐性を持つこともあります。実際のところ、私たち人類にとって、最小にして最大の敵と言えるでしょう。
ですが、食べるものに気をつけることで免疫系を強くし、細菌に感染しにくくすることは可能です。
今日は、細菌感染から身を守るために是非とも食生活に取り入れたい食べ物を7つご紹介しましょう。
1. プロバイオティクスで細菌感染予防
私たちは、普段の食生活で天然のプロバイオティクスを無視しがちです。
プロバイオティクスは珍しいものではありません。例えば、天然にプロバイオティクスを含む食品を探し回らなくても、ラクトバチルスカゼイが含まれた乳製品を選ぶと良いのです。
ダークチョコレート、ザワークラウト、ケフィル、紅茶キノコは感染を予防し、免疫系を強化するには最高の食品だと言えるでしょう。
2. アロエベラ
ぬるま湯グラス一杯に大さじ一杯分のアロエベラジェルを入れたものを飲むと、あらゆるタイプの感染予防になります。
アロエベラには抗炎症作用、抗菌作用があります。アロエベラはビタミン(A、C、B1、B2、B3、B6、B12、葉酸)を豊富に含みます。
また、カルシウム、亜鉛、クロミウム、セレニウム、鉄、銅、マグネシウムなどのミネラルも含みます。
これらの栄養素がしっかり摂取されていれば、ビタミンサプリなどを服用しなくても自然に病気と闘ってくれるのです。
こちらの記事もご覧ください:アロエを家に置きたくなる6つの効能
3. ターメリック
カレーに黄色い色を付けるスパイス、ターメリックには素晴らしいヒーリング効果があります。
ターメリックは抗菌剤として優れています。抗菌剤として利用するなら、少量のハチミツとターメリックを混ぜ合わせると良いでしょう。
免疫系が強化され、様々なタイプの感染予防に繋がるでしょう。
4. アップルサイダービネガー
この簡単な方法を是非今日から始めましょう。三食のうちで一番メインとなる食事の後、水1カップ(200ml)にアップルサイダービネガー大さじ1(10ml)を混ぜ合わせたものを飲みましょう。
このちょっとした習慣で得られる効果は、消化促進だけではありません。体のpHバランスを整え、細菌感染に耐えられる体にしてくれるのです。
アップルサイダービネガーで体をいたわりましょう。オーガニックの製品ならさらに良いでしょう。
5. ニンニク茶
ニンニク茶なんて飲んだことがないという人、今こそ試してみましょう。簡単に作れますし、ビタミン(A、B1、B2、C)や抗酸化物質が豊富です。
ニンニクは優れた抗酸化物質であるということを知っている人は多いかと思います。
ニンニク茶にして週に2〜3回飲むと、風邪やインフルエンザの予防や、かかった際の症状軽減となるでしょう。
古代ギリシャの兵士は、感染を癒すため戦いの後にはニンニク茶を飲んでいたそうです。あなたも現代社会の”戦い”である仕事を終えた後に一杯飲んではいかかでしょうか。
6. クランベリージュース
クランベリーはおいしいだけでなく、感染にも効果があります。
クランベリーは、特に細菌に感染してしまった時に効果的でしょう。
クランベリーの酸性は、クランベリーに様々な利点がある証拠です。このすっぱさはプロアントシアニジンが豊富に含まれているためなのです。プロアントシアニジンはフラボノールの一種で、膀胱炎の治療に効果的とされています。
こちらの記事をご覧ください:クランベリージュースが体にもたらす健康効果
7. レモン
細菌感染の予防に効く天然素材といえば、レモンを忘れてはいけません。
新鮮なレモンの汁は、呼吸器系の感染に優れています。
ビタミンCを摂るだけで喉の痛みが100%なくなるというわけではありません。しかし、感染を早く治し、抗生物質を飲みすぎなくてもすむでしょう。抗生物質の飲みすぎは、長期的に見れば免疫系を弱らせることに繋がるのです。
細菌感染の予防をきちんと行いたいと思うなら、生活習慣に気を配りましょう。
新鮮なフルーツや野菜を積極的に食べ、たくさんお水を飲みましょう。そしてよく眠ることがポイントです。また、処方箋なしで抗生物質を使ったり、自己判断で薬に頼るのは止めましょう。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Jurenka, J. S. (2009). Anti-inflammatory properties of curcumin, a major constituent of Curcuma longa: a review of preclinical and clinical research. Alternative Medicine Review : A Journal of Clinical Therapeutic, 14(2), 141–153.
- Surjushe, A., Vasani, R., & Saple, D. G. (2008). Aloe vera: a short review. Indian Journal of Dermatology, 53(4), 163–166. https://doi.org/10.4103/0019-5154.44785
- Ison, M. G., & Heldman, M. (2018). Bacterial infections. In Hepatic Critical Care. https://doi.org/10.1007/978-3-319-66432-3_15
- Bierne, H., Hamon, M., & Cossart, P. (2012). Epigenetics and bacterial infections. Cold Spring Harbor Perspectives in Medicine. https://doi.org/10.1101/cshperspect.a010272