ナマステとは?
ヨガや瞑想クラスに参加したことのある方は「ナマステ」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。
瞑想でよく使われる「ナマステ」という言葉は、実は、非常に深いスピリチュアルな意味を含みます。
ヨガクラスなどで気軽に「ナマステ」と口にしている方は、本記事でその本来の意味を理解することをおすすめします。
「ナマステ」という言葉の起源
ナマステという言葉はインドやネパールで交わされる挨拶の「こんにちは」と「さようなら」ですが、遠い国から来た言葉なので知らない方も多い言葉です。
ナマステはサンスクリット語を起源とするヒンドゥー教の実践に使われた言葉の一つで、挨拶を表す名詞「ナマス 」と「あなたに」という意味の「テ」から成り立っています。
「ナマステ」と言うときには、手のひらを胸の前で合わせる「ムドラー」と呼ばれる手や指でとるシンボルである手印を行います。
これは「こんにちは」または「さようなら」という言葉を発している相手に対する深い敬意を表しています。
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ヨガと瞑想におけるスピリチュアリティー
ヨガや瞑想は、それを実践する人に様々な効果を与えます。
今という瞬間に意識を集中させながら、批判などから自分を解放することに集中することで、心の乱れの原因となる悩み事や疑問を解消します。
その結果、自分のエゴが解消され全てとつながる心と精神状態へと到達します。
ヨガや瞑想における「ナマステ」という言葉は、謙遜の気持ちを表現しています。
自分が話を聞いている相手に対してだけではなく、世界や宇宙全体への謙遜と敬意を表しています。
「ナマステ」という言葉を研究している専門家たちによると「自分は無である」という精神状態がナマステです。
「自分は何者でもない」と同時に「自分がすべてである」という精神状態は、自分のエゴを消し去りながら世界や宇宙といった全てとつながっている状態です。
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天から与えられた本質
天から与えられた本質は私たちの中に存在します。
ヨガや瞑想の実践を通じてこの本質を自分で見つけ出します。穏やかな精神状態で「ナマステ」という言葉の真の意味を理解しながら口にすることで、自分の心の中にある天から与えられた本質を見つけ、また居場所を与えることができます。
ナマステは、神だけではなく、宇宙、世界、そして他者への敬意と自己謙遜の意味を含み、天から与えられたお互いの本質を認め、相手に敬意を洗うことがナマステの本義です。
本記事でご紹介した「ナマステ」の意味を心に留め、次回ヨガや瞑想クラスに参加するときは、その意味を理解しながら口にしてください。ヨガや瞑想の時間が最高の時間になります。
また自宅でも、毎日数分瞑想時間やヨガを行う時間を作り、平穏な心を得ましょう。
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